4523 エーザイ

4523
2024/09/18
時価
1兆6687億円
PER 予
37.39倍
2010年以降
12.07-76.31倍
(2010-2024年)
PBR
1.8倍
2010年以降
1.59-5.24倍
(2010-2024年)
配当 予
2.84%
ROE 予
4.8%
ROA 予
3.03%
資料
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売上収益(IFRS)

【期間】

連結

2018年3月31日
6000億5400万
2019年3月31日 +7.13%
6428億3400万
2020年3月31日 +8.21%
6956億2100万
2021年3月31日 -7.14%
6459億4200万
2022年3月31日 +17.07%
7562億2600万
2023年3月31日 -1.56%
7444億200万
2024年3月31日 -0.36%
7417億5100万

有報情報

#1 その他、連結財務諸表等(連結)
① 当連結会計年度における四半期情報等
(累計期間)第1四半期自 2023年4月 1日至 2023年6月30日第2四半期自 2023年4月 1日至 2023年9月30日第3四半期自 2023年 4月 1日至 2023年12月31日当連結会計年度自 2023年4月 1日至 2024年3月31日
売上収益 (百万円)196,935373,553551,255741,751
税引前四半期(当期)利益(百万円)28,28535,65843,69061,823
(注1) 「基本的1株当たり四半期(当期)利益」の算定上、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に、信託として保有する当社株式を含めています。
2024/06/14 15:07
#2 サステナビリティに関する考え方及び取組(連結)
当社グループは、水を含む資源の持続可能な利用を通じて、循環型社会の形成に貢献することをめざしています。
持続可能な水利用については、リサイクルを含む水資源の効率的な利用により、水使用量の削減を推進し、2030年度までに2023年度比で7%削減(売上収益原単位)することを中期目標に設定しています。また、水質保全に資する高質な排水処理を維持し、水に関する環境基準を遵守することで、2030年度まで法令違反ゼロを継続するという中期目標のもと、法令違反ゼロを継続しています。さらに、2023年度は、水使用削減量を金額換算し、投資効果額として投資判断基準に組み込むインターナルウォータープライシング(IWP:社内水価格)を主要サイトのある国ごとに設定しました。
資源の循環利用については、国内グループでは、廃棄物発生量の削減、リサイクル率の向上、最終埋立量の削減を推進し、最終埋立量と廃棄物発生量の比を0.5%以下とするゼロエミッションを2023年度には17年連続で達成する見通しです。
2024/06/14 15:07
#3 主要な顧客に関する情報(IFRS)(連結)
(4) 主要な顧客に関する情報
連結損益計算書における売上収益の主な相手先(グループ会社を含む)は、次のとおりです。
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
2024/06/14 15:07
#4 事業等のリスク
レンビマの価値最大化当社グループと米メルク社は、抗がん剤「レンビマ」と抗PD-1抗体ペムブロリズマブ(一般名)の併用療法に関して複数のがん種を対象とする複数の臨床試験を実施中です。しかしながら、本併用療法の臨床試験において期待した結果が得られなかった場合、並びに競合品の予期せぬ試験結果や承認タイミングによってポジショニングが変化し、当初想定した時期に「レンビマ」が追加の適応症に関する承認を取得できないことで製品の競争力が減弱し、「レンビマ」の売上計画を達成できない可能性があります。「レンビマ」のパートナーシップモデルによって得られる収益には販売マイルストンが設定されており、販売目標が未達成となることで実現されない場合、将来に期待していた収益が得られない可能性があります。
パートナーシップモデル当社グループは、ビジネスの効率性・生産性を向上させるうえで、パートナーシップは有効な手段と考えており、最先端のサイエンスやテクノロジーの活用による新薬開発の加速を目的としたパートナーシップや、各リージョンでのリソースの効率的活用と事業価値最大化、協業先との新しいソリューションの共同開発を目的としたパートナーシップを活用しています。パートナーシップを活用した医薬品および「日常と医療の領域で生活する人々」を対象とした新しいソリューションの研究開発、生産、販売活動において、パートナーとの意見の相違が生じた場合や事業環境の変化等に伴いパートナーの事業継続が困難となった場合、もしくは協業が困難になった場合には、上記活動に遅延や非効率が生じるほか、為替変動の影響などにより予測外のパートナー費用負担が発生することで計画された利益が想定外に減少するなど、事業価値最大化に支障をきたす可能性があります。また、契約の解釈の相違などが生じた場合には、パートナーとの間で訴訟や仲裁に発展し、最終的にはパートナーシップの解消をもたらす可能性もあります。この場合、将来に期待されていた新薬の創出や売上収益が実現できないなど、業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。
デジタルトランスフォーメーション当社グループは、中期経営計画「EWAY Future & Beyond」において、全ステークホルダーの想いをつなげ、解決スピードを加速させ、データに基づく強固な経営を効率的に実行するため、あらゆる活動でデジタルトランスフォーメーションに取り組むことを大きなテーマとして掲げています。新技術の活用により創薬のスピードと成功確率を飛躍的に向上させるとともに、「日常と医療の領域で生活する人々」に薬剤を含めたソリューションをお届けするまでの全局面におけるパラダイムシフトの実現を企図し、他産業と得意技を持ち寄り協業するエコシステム(hhceco)の構築によりデジタルトランスフォーメーションを実現させることが重要課題です。当社ではチーフエコシステムオフィサーとチーフインフォメーションオフィサーを中心に、全社デジタル戦略を加速します。ITの進化に伴う経営環境の変化を見据えれば、デジタルトランスフォーメーションの必要性は明白であり、その実現に向けた取り組みの停滞や、実現するうえでの阻害要因が生じた場合には、当社グループの業績のみならず非財務価値を含めた企業価値向上に重要な影響を及ぼす可能性があります。
(3)医薬品の研究開発、生産および販売活動
2024/06/14 15:07
#5 地域に関する情報(IFRS)(連結)
(5) 主要な地域に関する情報
売上収益(注1)
2024/06/14 15:07
#6 役員報酬(連結)
執行役の全社業績目標達成度に基づき算定される賞与Aは、全社業績目標(財務)および全社業績目標(非財務)の達成度に応じて決定されます。
全社業績目標(財務)の達成度は、連結売上収益、連結営業利益、連結当期利益(親会社帰属分)および連結ROEを評価し決定しました。2023年度の各項目の達成度に基づき報酬委員会が全社業績目標(財務)の達成度を0~250%の範囲で評価しました。この4つの評価指標を採用した理由は、年度の事業計画の達成に向けて数値目標として公表し、株主の皆様と共有している経営指標であること、また、連結ROEについては、持続的な株主価値の創造に関わる重要な指標ととらえているためです。
2023年度の全社業績目標(財務)の目標と実績は下表の通りであり、2024年5月29日開催の報酬委員会において審議がなされ、目標設定時に決定した判定基準に基づいて、その達成度を117%と決定しました。
2024/06/14 15:07
#7 注記事項-セグメント情報、連結財務諸表(IFRS)(連結)
(2) 報告セグメントに関する情報
(単位:百万円)
当連結会計年度(自 2023年4月 1日至 2024年3月31日)前連結会計年度(自 2022年4月 1日至 2023年3月31日)
売上収益セグメント利益売上収益セグメント利益
医薬品事業
(注1) その他事業は、親会社のライセンス収入及び医薬品原料などに係る事業です。当連結会計年度の売上収益及びセグメント利益には、米メルク社との抗がん剤「レンビマ」に関する戦略的提携のマイルストン18,926百万円(前連結会計年度は16,691百万円)を含めています。
(注2) 当社グループは、研究開発費をグローバルに管理しているため、セグメントに配分していません。
2024/06/14 15:07
#8 注記事項-売上収益、連結財務諸表(IFRS)(連結)
(1) 収益の分解
当社グループは、売上収益を財またはサービスの種類別に分解しています。分解した売上収益と報告セグメントとの関係は、次のとおりです。
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
2024/06/14 15:07
#9 注記事項-子会社及び関連会社、連結財務諸表(IFRS)(連結)
① 要約損益計算書
(単位:百万円)
当連結会計年度(自 2023年4月 1日至 2024年3月31日)前連結会計年度(自 2022年4月 1日至 2023年3月31日)
売上収益56,62256,411
営業利益4,7734,629
② 要約財政状態計算書
2024/06/14 15:07
#10 注記事項-重要性がある会計方針、連結財務諸表(IFRS)(連結)
(5) 共同開発及び共同販促
当社グループは、当社グループの開発品及び製品について、提携企業との間で共同開発及び共同販促契約を締結しています。この場合、当社グループは医薬品販売(物品の販売)による収益を売上収益として計上し、関連する当社グループの費用を原価、販売費及び一般管理費、研究開発費として計上し、総額で表示しています。また、当社グループは、当該医薬品販売による収益に対する提携企業の持分を、共同販促費用として販売費及び一般管理費に計上しています。
上記契約に基づき、当社グループが提携企業から契約の対価として契約一時金及びマイルストン等を受領する場合、契約での取決め及び取引の経済実態に照らし、これらの契約の対価をライセンス供与、共同開発活動または共同販促活動のいずれかに配分しています。
2024/06/14 15:07
#11 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等(連結)
③ 目標とする経営指標
当社グループは、2021年度からスタートした中期経営計画「EWAY Future & Beyond」においては、売上収益・利益に関しては、社会環境や開発品の承認状況に大きく左右されることから中長期での数値目標は設定していません。その代わりに、年次事業計画を精緻に策定しています。2024年度の業績予想は以下のとおりです。
2024年度業績予想
売上収益7,540億円
営業利益535億円
*1 ROE(親会社所有者帰属持分当期利益率)
2024/06/14 15:07
#12 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
○ がん領域では、抗がん剤「レンビマ」について、Merck & Co., Inc., Rahway, NJ, USAの共同販促による既存適応症における価値最大化に取り組んでいます。また、肝動脈化学塞栓療法併用肝細胞がん、胃がん、食道がんなど、複数の適応追加に向けた臨床試験(LEAP試験)が進行中です。
○ これらの活動の結果、2023年度の売上収益は7,418億円となりました。うち、「レンビマ」は2,976億円、不眠症治療剤「デエビゴ」は418億円、「レケンビ」は43億円となり、前年度から大幅な成長を遂げました。営業利益は、「レケンビ」への患者様アクセス拡大や新たな適応、製剤の開発に対する投資を継続する一方、研究開発費、販売管理費の総額については、財務規律に基づいた管理を行った結果、534億円と前期から大幅な成長を果たしました。安定した利益およびフリー・キャッシュ・フロー創出により、2023年度末におけるNet DER(負債比率)は-0.19倍、自己資本比率は62.8%と健全な財務ポジションを堅持しており、成長投資と安定配当を両立しています。
(2)経営成績の状況
2024/06/14 15:07
#13 製品及びサービスに関する情報(IFRS)(連結)
(3) 主要な製品に関する情報
外部顧客への売上収益
2024/06/14 15:07
#14 連結損益計算書(IFRS)(連結)
① 【連結損益計算書】
(単位:百万円)
注記当連結会計年度(自 2023年4月 1日至 2024年3月31日)前連結会計年度(自 2022年4月 1日至 2023年3月31日)
売上収益6741,751744,402
売上原価10△155,333△177,837
2024/06/14 15:07