四半期報告書-第62期第2四半期(平成27年7月1日-平成27年9月30日)
有報資料
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
なお、第1四半期連結累計期間より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成25年9月13日)等を適用し、「四半期純利益」を「親会社株主に帰属する四半期純利益」としております。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、中国経済の減速への懸念を背景とした先行きへの不透明感は払拭できないものの、雇用環境の改善や個人消費の持ち直しにより全体として緩やかな回復基調を辿りました。
医薬品業界におきましては、医療用医薬品は、医療費抑制策の一環として後発医薬品の使用が強力に推進されており、またOTC医薬品市場におきましても市場競争の激化が続いており、ともに厳しい環境下で推移いたしました。
このような状況の中、当第2四半期連結累計期間の売上高は、303億43百万円(前年同四半期比0.7%増)となりました。一方、利益につきましては、研究開発費等の経費が増加したことにより営業利益は21億14百万円(前年同四半期比7.2%減)、またグループ会社において、本年1月のスイス中央銀行によるスイスフランの対ユーロ為替上限レートの撤廃に伴って多額の為替差損が発生したことにより経常利益は15億84百万円(前年同四半期比29.3%減)、さらに親会社株主に帰属する四半期純利益は16億16百万円(前年同四半期比23.6%減)となりました。
なお、当第2四半期連結累計期間の海外売上高比率は、15.4%(前連結会計年度17.2%)となっております。
セグメント別の業績は、次のとおりであります。
①医療用医薬品事業
主力製品である潰瘍性大腸炎治療剤「アサコール」は、海外においては上記のスイスフランの対ユーロ為替上限レートの撤廃によるスイスフラン高の影響を受けましたが、国内において順調に売上を拡大いたしました。一方、H2受容体拮抗剤「アシノン」、亜鉛含有胃潰瘍治療剤「プロマック」などの製品は、後発医薬品の使用促進の影響を受けて苦戦いたしました。なお、機能性ディスペプシア治療剤「アコファイド」につきましては、市場構築が計画対比遅れる状況となっておりますが、医療機関における疾患及び治療法などの認知度を高めることにより進展を図っております。
これらの結果、当事業の売上高は、166億6百万円(前年同四半期比1.8%減)、営業利益は16億40百万円(前年同四半期比18.5%減)となりました。
②コンシューマーヘルスケア事業
主力製品群である「ヘパリーゼ群」につきましては、テレビCMなどの広告宣伝活動を積極的に展開した結果、製品認知度がさらに向上し、売上を拡大いたしました。なお、平成27年6月にコンビニエンスストア向けの「ヘパリーゼW群」の製品ラインアップの強化として「ヘパリーゼW(ダブル)スパークリング」(炭酸飲料)を新発売いたしました。「コンドロイチン群」につきましては、医薬品としての有効性、安全性、高品質を訴求し、健康食品との違いを明確にした販売活動を行った結果、順調に売上を拡大いたしました。
これらの結果、当事業の売上高は、136億58百万円(前年同四半期比3.9%増)、営業利益は30億4百万円(前年同四半期比13.9%増)となりました。
③その他
保険代理業・不動産賃貸収入などにより、当事業の売上高は78百万円(前年同四半期比0.9%減)、営業利益は1億18百万円(前年同四半期比3.7%減)となりました。
なお、平成27年9月25日にベトナムの医薬品製造販売会社であるPharmaceutical Joint Stock Company of February 3rd(所在地:ベトナム ホーチミン市)の株式49%を取得いたしました。今後同社を通じた事業展開を加速させるとともに、他のアジア地域における拠点設立にも取り組んでまいります。また、当社の100%子会社であるTillotts Pharma AGが平成27年7月16日に、AstraZenecaが販売している炎症性腸疾患(IBD)治療剤「Entocort」(一般名:ブデソニド)の米国を除く全世界における権利を取得いたしました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、期首残高対比87億17百万円減少し、91億62百万円となりました。これは、主に営業活動によるキャッシュ・フローが41百万円、財務活動によるキャッシュ・フローが202億32百万円のプラスであったものの、投資活動によるキャッシュ・フローが280億45百万円のマイナスであったためであります。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とその要因は、以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間は41百万円の資金の増加となりました(前年同四半期比34億14百万円増)。これは、税金等調整前四半期純利益の計上26億1百万円、減価償却費の計上8億56百万円、のれん償却額の計上3億34百万円、賞与引当金の減少1億40百万円、投資有価証券売却益の計上10億27百万円、売上債権の減少1億58百万円、たな卸資産の減少1億61百万円、その他の流動資産の増加6億62百万円、その他の流動負債の減少7億83百万円、退職給付に係る資産の増加2億68百万円、法人税等の支払11億82百万円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間は280億45百万円の資金の減少となりました(前年同四半期比308億1百万円減)。これは、有形固定資産の取得による支出11億89百万円、無形固定資産の取得による支出256億9百万円、投資有価証券の取得による支出28億3百万円、投資有価証券の売却及び償還による収入26億90百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出10億77百万円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間は202億32百万円の資金の増加となりました(前年同四半期比218億88百万円増)。これは、短期借入金の増加223億61百万円、長期借入金の返済による支出13億36百万円、配当金の支払7億92百万円等によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、40億87百万円であります。なお、当第2四半期連結累計期間における医療用医薬品事業の研究開発活動の状況については重要な変更はありません。
(5)資本の財源及び資金の流動性についての分析
①キャッシュ・フロー
「(2)キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。
②資金需要
当社グループの運転資金需要の主なものは、原材料、仕入商品の購入などのほか、製造費用、販売費及び一般管理費などの営業費用です。研究開発費は、販売費及び一般管理費に計上されております。一方、設備投資をはじめとして有形・無形固定資産などへの投資資金需要が発生いたします。当社グループはこれらの資金需要に自己資金及び社債の発行、長・短期借入金にて対応しております。
なお、第1四半期連結累計期間より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成25年9月13日)等を適用し、「四半期純利益」を「親会社株主に帰属する四半期純利益」としております。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、中国経済の減速への懸念を背景とした先行きへの不透明感は払拭できないものの、雇用環境の改善や個人消費の持ち直しにより全体として緩やかな回復基調を辿りました。
医薬品業界におきましては、医療用医薬品は、医療費抑制策の一環として後発医薬品の使用が強力に推進されており、またOTC医薬品市場におきましても市場競争の激化が続いており、ともに厳しい環境下で推移いたしました。
このような状況の中、当第2四半期連結累計期間の売上高は、303億43百万円(前年同四半期比0.7%増)となりました。一方、利益につきましては、研究開発費等の経費が増加したことにより営業利益は21億14百万円(前年同四半期比7.2%減)、またグループ会社において、本年1月のスイス中央銀行によるスイスフランの対ユーロ為替上限レートの撤廃に伴って多額の為替差損が発生したことにより経常利益は15億84百万円(前年同四半期比29.3%減)、さらに親会社株主に帰属する四半期純利益は16億16百万円(前年同四半期比23.6%減)となりました。
なお、当第2四半期連結累計期間の海外売上高比率は、15.4%(前連結会計年度17.2%)となっております。
セグメント別の業績は、次のとおりであります。
①医療用医薬品事業
主力製品である潰瘍性大腸炎治療剤「アサコール」は、海外においては上記のスイスフランの対ユーロ為替上限レートの撤廃によるスイスフラン高の影響を受けましたが、国内において順調に売上を拡大いたしました。一方、H2受容体拮抗剤「アシノン」、亜鉛含有胃潰瘍治療剤「プロマック」などの製品は、後発医薬品の使用促進の影響を受けて苦戦いたしました。なお、機能性ディスペプシア治療剤「アコファイド」につきましては、市場構築が計画対比遅れる状況となっておりますが、医療機関における疾患及び治療法などの認知度を高めることにより進展を図っております。
これらの結果、当事業の売上高は、166億6百万円(前年同四半期比1.8%減)、営業利益は16億40百万円(前年同四半期比18.5%減)となりました。
②コンシューマーヘルスケア事業
主力製品群である「ヘパリーゼ群」につきましては、テレビCMなどの広告宣伝活動を積極的に展開した結果、製品認知度がさらに向上し、売上を拡大いたしました。なお、平成27年6月にコンビニエンスストア向けの「ヘパリーゼW群」の製品ラインアップの強化として「ヘパリーゼW(ダブル)スパークリング」(炭酸飲料)を新発売いたしました。「コンドロイチン群」につきましては、医薬品としての有効性、安全性、高品質を訴求し、健康食品との違いを明確にした販売活動を行った結果、順調に売上を拡大いたしました。
これらの結果、当事業の売上高は、136億58百万円(前年同四半期比3.9%増)、営業利益は30億4百万円(前年同四半期比13.9%増)となりました。
③その他
保険代理業・不動産賃貸収入などにより、当事業の売上高は78百万円(前年同四半期比0.9%減)、営業利益は1億18百万円(前年同四半期比3.7%減)となりました。
なお、平成27年9月25日にベトナムの医薬品製造販売会社であるPharmaceutical Joint Stock Company of February 3rd(所在地:ベトナム ホーチミン市)の株式49%を取得いたしました。今後同社を通じた事業展開を加速させるとともに、他のアジア地域における拠点設立にも取り組んでまいります。また、当社の100%子会社であるTillotts Pharma AGが平成27年7月16日に、AstraZenecaが販売している炎症性腸疾患(IBD)治療剤「Entocort」(一般名:ブデソニド)の米国を除く全世界における権利を取得いたしました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、期首残高対比87億17百万円減少し、91億62百万円となりました。これは、主に営業活動によるキャッシュ・フローが41百万円、財務活動によるキャッシュ・フローが202億32百万円のプラスであったものの、投資活動によるキャッシュ・フローが280億45百万円のマイナスであったためであります。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とその要因は、以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間は41百万円の資金の増加となりました(前年同四半期比34億14百万円増)。これは、税金等調整前四半期純利益の計上26億1百万円、減価償却費の計上8億56百万円、のれん償却額の計上3億34百万円、賞与引当金の減少1億40百万円、投資有価証券売却益の計上10億27百万円、売上債権の減少1億58百万円、たな卸資産の減少1億61百万円、その他の流動資産の増加6億62百万円、その他の流動負債の減少7億83百万円、退職給付に係る資産の増加2億68百万円、法人税等の支払11億82百万円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間は280億45百万円の資金の減少となりました(前年同四半期比308億1百万円減)。これは、有形固定資産の取得による支出11億89百万円、無形固定資産の取得による支出256億9百万円、投資有価証券の取得による支出28億3百万円、投資有価証券の売却及び償還による収入26億90百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出10億77百万円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間は202億32百万円の資金の増加となりました(前年同四半期比218億88百万円増)。これは、短期借入金の増加223億61百万円、長期借入金の返済による支出13億36百万円、配当金の支払7億92百万円等によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、40億87百万円であります。なお、当第2四半期連結累計期間における医療用医薬品事業の研究開発活動の状況については重要な変更はありません。
(5)資本の財源及び資金の流動性についての分析
①キャッシュ・フロー
「(2)キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。
②資金需要
当社グループの運転資金需要の主なものは、原材料、仕入商品の購入などのほか、製造費用、販売費及び一般管理費などの営業費用です。研究開発費は、販売費及び一般管理費に計上されております。一方、設備投資をはじめとして有形・無形固定資産などへの投資資金需要が発生いたします。当社グループはこれらの資金需要に自己資金及び社債の発行、長・短期借入金にて対応しております。