4559 ゼリア新薬工業

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四半期報告書-第63期第2四半期(平成28年7月1日-平成28年9月30日)

【提出】
2016/11/08 13:48
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有報資料

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府の経済政策や日銀の金融緩和策を背景に全体としては引き続き緩やかな回復基調を辿りましたが、英国のEU離脱問題など海外経済の不確実性の高まりと円高の進行により、先行き不透明な状況で推移いたしました。
医薬品業界におきましては、医療用医薬品は、今年4月に薬価改定が行われるとともに、医療費抑制策の一環として後発医薬品の使用が引き続き強力に推進されており、またOTC医薬品市場におきましても市場競争の激化が続いており、ともに厳しい環境下で推移いたしました。
このような状況の中、当第2四半期連結累計期間の売上高は、323億13百万円(前年同四半期比6.5%増)となりました。一方、利益につきましては、営業利益31億48百万円(前年同四半期比48.9%増)、経常利益30億83百万円(前年同四半期比94.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益20億6百万円(前年同四半期比24.1%増)となりました。
なお、当第2四半期連結累計期間の海外売上高比率は、26.2%(前連結会計年度20.0%)となっております。
セグメント別の業績は、次のとおりであります。
①医療用医薬品事業
主力製品である潰瘍性大腸炎治療剤「アサコール」は、海外において引き続き堅調に推移いたしましたが、国内においては今年4月の薬価改定や後発医薬品の影響を受け苦戦いたしました。一方、機能性ディスペプシア治療剤「アコファイド」につきましては、市場構築が計画対比遅れる状況となっておりますが、医療機関における疾患及び治療法などの認知度を高めることにより進展を図っております。また、当社の100%子会社であるTillotts Pharma AGが昨年7月に、AstraZenecaより米国を除く全世界における権利を取得した炎症性腸疾患(IBD)治療剤「Entocort」(一般名:ブデソニド)につきましては、順調に推移しており、売上・利益に貢献いたしました。なお、日本においてはクローン病治療剤「ゼンタコートカプセル 3mg」として、今年9月に製造販売承認を取得し、発売に向けた準備を進めております。
これらの結果、当事業の売上高は、177億83百万円(前年同四半期比7.1%増)、営業利益は19億70百万円(前年同四半期比20.1%増)となりました。
②コンシューマーヘルスケア事業
主力製品群である「ヘパリーゼ群」につきましては、テレビCMなどの広告宣伝活動を積極的に展開し、製品認知度の向上に努めた結果、引き続き売上高を拡大いたしました。なかでも、今年3月に発売したコンビニエンスストア向けの新製品「ヘパリーゼWプレミアム」が売上に大きく寄与しております。また、「ヘパリーゼ群」の製品ラインアップ強化として、今年10月発売予定のドラッグストア向けミニドリンク剤「ヘパリーゼキングプラス」(第2類医薬品)及び「ヘパリーゼキングEX」(第2類医薬品)の出荷を9月より開始いたしました。なお、「コンドロイチン群」につきましては、医薬品としての有効性、安全性、高品質を訴求し、健康食品との違いを明確にした販売活動を行った結果、引き続き圧倒的な市場シェアを堅持いたしました。さらに、「ウィズワン」シリーズのラインアップ強化のため、今年9月より坐薬タイプの便秘薬「ウィズワン坐剤」(第3類医薬品)を全国の薬局・ドラッグストア向けに発売いたしました。
これらの結果、当事業の売上高は、144億59百万円(前年同四半期比5.9%増)、営業利益は37億36百万円(前年同四半期比24.4%増)となりました。
③その他
保険代理業・不動産賃貸収入などにより、当事業の売上高は、69百万円(前年同四半期比11.6%減)、営業利益は1億19百万円(前年同四半期比0.6%増)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、期首残高対比31億81百万円減少し、90億29百万円となりました。これは、主に営業活動によるキャッシュ・フローが41億46百万円のプラスであったものの、投資活動によるキャッシュ・フローが35億59百万円、財務活動によるキャッシュ・フローが25億19百万円のマイナスであったためであります。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とその要因は、以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間は41億46百万円の資金の増加となりました(前年同四半期比41億5百万円増)。これは、税金等調整前四半期純利益の計上32億97百万円、減価償却費の計上15億82百万円、のれん償却額の計上3億47百万円、賞与引当金の減少2億12百万円、退職給付に係る負債の増加1億90百万円、投資有価証券売却益の計上2億16百万円、売上債権の増加5億48百万円、たな卸資産の増加3億69百万円、仕入債務の増加2億61百万円、その他の流動負債の増加2億46百万円、法人税等の支払3億72百万円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間は35億59百万円の資金の減少となりました(前年同四半期比244億85百万円増)。これは、有形固定資産の取得による支出11億84百万円、無形固定資産の取得による支出21億61百万円、投資有価証券の取得による支出17億37百万円、投資有価証券の売却による収入15億19百万円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間は25億19百万円の資金の減少となりました(前年同四半期比227億52百万円減)。これは、短期借入金の増加52億29百万円、長期借入金の返済による支出63億9百万円、配当金の支払8億46百万円、連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得による支出5億80百万円等によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、37億96百万円であります。なお、当第2四半期連結累計期間における医療用医薬品事業の研究開発活動の状況の変更は以下のとおりであります。
「ゼンタコートカプセル3mg」は、クローン病を適応症として平成28年9月に製造販売承認を取得いたしました。
(5)資本の財源及び資金の流動性についての分析
①キャッシュ・フロー
「(2)キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。
②資金需要
当社グループの運転資金需要の主なものは、原材料、仕入商品の購入などのほか、製造費用、販売費及び一般管理費などの営業費用です。研究開発費は、販売費及び一般管理費に計上されております。一方、設備投資をはじめとして有形・無形固定資産などへの投資資金需要が発生いたします。当社グループはこれらの資金需要に自己資金及び社債の発行、長・短期借入金にて対応しております。

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