四半期報告書-第64期第2四半期(平成29年7月1日-平成29年9月30日)
有報資料
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、朝鮮半島の政治的緊張の高まりなどの不安要因もありましたが、雇用環境の改善や個人消費の持ち直しにより全体としては引き続き緩やかな回復基調を辿りました。
医薬品業界におきましては、医療用医薬品は、医療費抑制策の一環として後発医薬品の使用が引き続き強力に推進されており、またOTC医薬品市場におきましても市場競争の激化が続いており、ともに厳しい環境下で推移いたしました。
このような状況の中、当第2四半期連結累計期間の売上高は、324億12百万円(前年同四半期比0.3%増)となりました。一方、利益につきましては、研究開発費などの経費が増加したこともあり、営業利益は23億93百万円(前年同四半期比24.0%減)、経常利益は25億34百万円(前年同四半期比17.8%減)となりました。なお、親会社株主に帰属する四半期純利益は特別利益に投資有価証券売却益を計上したことにより、21億28百万円(前年同四半期比6.1%増)となりました。
なお、当第2四半期連結累計期間の海外売上高比率は、25.7%(前連結会計年度24.6%)となっております。
セグメント別の業績は、次のとおりであります。
①医療用医薬品事業
主力製品である潰瘍性大腸炎治療剤「アサコール」につきましては、国内において後発品の影響を受けたものの、海外が順調に推移し、全体としては堅調な推移となりました。なお、国内においては、平成29年5月に1日1回の用法・用量の承認を取得し、製品競争力を向上させました。また、機能性ディスペプシア治療剤「アコファイド」につきましては、売上を拡大いたしましたが、市場構築が計画対比では遅れる状況となっており、引き続き内視鏡実施医療機関を中心に潜在的な機能性ディスペプシア患者の掘り起しに努めております。一方、炎症性腸疾患(IBD)治療剤「Entocort」(国内販売名:「ゼンタコート」)につきましては、一部の地域において、AstraZenecaからの販売移管後の営業展開が計画対比遅れており、挽回に努めております。
これらの結果、当事業の売上高は、178億96百万円(前年同四半期比0.6%増)、営業利益は16億10百万円(前年同四半期比18.3%減)となりました。
②コンシューマーヘルスケア事業
主力製品群である「ヘパリーゼ群」及び「ウィズワン群」につきましては、テレビCMなどの広告宣伝活動を積極的に展開し、製品認知度の向上に努めた結果、引き続き売上を拡大いたしました。一方、「コンドロイチン群」につきましては、市場競争の激化により苦戦いたしました。なお、平成28年10月よりイオナ インターナショナル株式会社から当社へ販売業務を移管した「イオナ」化粧品につきましては、新体制の下、引き続き市場拡大に注力しております。
これらの結果、当事業の売上高は、144億39百万円(前年同四半期比0.1%減)、営業利益は32億76百万円(前年同四半期比12.3%減)となりました。
③その他
保険代理業・不動産賃貸収入などにより、当事業の売上高は76百万円(前年同四半期比10.0%増)、営業利
益は1億24百万円(前年同四半期比4.4%増)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、期首残高対比15億23百万円増加し、106億42百万円となりました。これは、主に財務活動によるキャッシュ・フローが30億1百万円のマイナスであったものの、営業活動によるキャッシュ・フローが34億16百万円、投資活動によるキャッシュ・フローが8億79百万円のプラスであったためであります。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とその要因は、以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間は34億16百万円の資金の増加となりました(前年同四半期比7億30百万円減)。これは、税金等調整前四半期純利益の計上31億39百万円、減価償却費の計上15億64百万円、のれん償却額の計上3億45百万円、投資有価証券売却損益(益)の計上6億5百万円、たな卸資産の増加5億26百万円、仕入債務の減少3億6百万円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間は8億79百万円の資金の増加となりました(前年同四半期比44億38百万円増)。これは、有形固定資産の取得による支出14億15百万円、投資有価証券の取得による支出4億73百万円、投資有価証券の売却による収入30億35百万円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間は30億1百万円の資金の減少となりました(前年同四半期比4億81百万円減)。これは、短期借入金の減少65億23百万円、長期借入れによる収入98億68百万円、長期借入金の返済による支出11億59百万円、自己株式の取得による支出43億31百万円、配当金の支払8億47百万円等によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、39億8百万円であります。なお、当第2四半期連結累計期間における医療用医薬品事業の研究開発活動の状況の変更は以下のとおりであります。
「Z-206(アサコール)」は、協和発酵キリン株式会社と共同で潰瘍性大腸炎を対象とした、用法・用量を追加するフェーズⅢを実施し、平成28年7月に当社が承認申請を行っておりましたが、平成29年5月に承認を取得いたしました。
EAファーマ株式会社より導入したプロトンポンプ阻害剤「Z-215」は、逆流性食道炎を対象としてフェーズⅡを実施してまいりましたが、開発計画を再検討した結果、本剤の開発を中止いたしました。
(5)資本の財源及び資金の流動性についての分析
①キャッシュ・フロー
「(2)キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。
②資金需要
当社グループの運転資金需要の主なものは、原材料、仕入商品の購入などのほか、製造費用、販売費及び一般管理費などの営業費用です。研究開発費は、販売費及び一般管理費に計上されております。一方、設備投資をはじめとして有形・無形固定資産などへの投資資金需要が発生いたします。当社グループはこれらの資金需要に自己資金及び社債の発行、長・短期借入金にて対応しております。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、朝鮮半島の政治的緊張の高まりなどの不安要因もありましたが、雇用環境の改善や個人消費の持ち直しにより全体としては引き続き緩やかな回復基調を辿りました。
医薬品業界におきましては、医療用医薬品は、医療費抑制策の一環として後発医薬品の使用が引き続き強力に推進されており、またOTC医薬品市場におきましても市場競争の激化が続いており、ともに厳しい環境下で推移いたしました。
このような状況の中、当第2四半期連結累計期間の売上高は、324億12百万円(前年同四半期比0.3%増)となりました。一方、利益につきましては、研究開発費などの経費が増加したこともあり、営業利益は23億93百万円(前年同四半期比24.0%減)、経常利益は25億34百万円(前年同四半期比17.8%減)となりました。なお、親会社株主に帰属する四半期純利益は特別利益に投資有価証券売却益を計上したことにより、21億28百万円(前年同四半期比6.1%増)となりました。
なお、当第2四半期連結累計期間の海外売上高比率は、25.7%(前連結会計年度24.6%)となっております。
セグメント別の業績は、次のとおりであります。
①医療用医薬品事業
主力製品である潰瘍性大腸炎治療剤「アサコール」につきましては、国内において後発品の影響を受けたものの、海外が順調に推移し、全体としては堅調な推移となりました。なお、国内においては、平成29年5月に1日1回の用法・用量の承認を取得し、製品競争力を向上させました。また、機能性ディスペプシア治療剤「アコファイド」につきましては、売上を拡大いたしましたが、市場構築が計画対比では遅れる状況となっており、引き続き内視鏡実施医療機関を中心に潜在的な機能性ディスペプシア患者の掘り起しに努めております。一方、炎症性腸疾患(IBD)治療剤「Entocort」(国内販売名:「ゼンタコート」)につきましては、一部の地域において、AstraZenecaからの販売移管後の営業展開が計画対比遅れており、挽回に努めております。
これらの結果、当事業の売上高は、178億96百万円(前年同四半期比0.6%増)、営業利益は16億10百万円(前年同四半期比18.3%減)となりました。
②コンシューマーヘルスケア事業
主力製品群である「ヘパリーゼ群」及び「ウィズワン群」につきましては、テレビCMなどの広告宣伝活動を積極的に展開し、製品認知度の向上に努めた結果、引き続き売上を拡大いたしました。一方、「コンドロイチン群」につきましては、市場競争の激化により苦戦いたしました。なお、平成28年10月よりイオナ インターナショナル株式会社から当社へ販売業務を移管した「イオナ」化粧品につきましては、新体制の下、引き続き市場拡大に注力しております。
これらの結果、当事業の売上高は、144億39百万円(前年同四半期比0.1%減)、営業利益は32億76百万円(前年同四半期比12.3%減)となりました。
③その他
保険代理業・不動産賃貸収入などにより、当事業の売上高は76百万円(前年同四半期比10.0%増)、営業利
益は1億24百万円(前年同四半期比4.4%増)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、期首残高対比15億23百万円増加し、106億42百万円となりました。これは、主に財務活動によるキャッシュ・フローが30億1百万円のマイナスであったものの、営業活動によるキャッシュ・フローが34億16百万円、投資活動によるキャッシュ・フローが8億79百万円のプラスであったためであります。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とその要因は、以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間は34億16百万円の資金の増加となりました(前年同四半期比7億30百万円減)。これは、税金等調整前四半期純利益の計上31億39百万円、減価償却費の計上15億64百万円、のれん償却額の計上3億45百万円、投資有価証券売却損益(益)の計上6億5百万円、たな卸資産の増加5億26百万円、仕入債務の減少3億6百万円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間は8億79百万円の資金の増加となりました(前年同四半期比44億38百万円増)。これは、有形固定資産の取得による支出14億15百万円、投資有価証券の取得による支出4億73百万円、投資有価証券の売却による収入30億35百万円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間は30億1百万円の資金の減少となりました(前年同四半期比4億81百万円減)。これは、短期借入金の減少65億23百万円、長期借入れによる収入98億68百万円、長期借入金の返済による支出11億59百万円、自己株式の取得による支出43億31百万円、配当金の支払8億47百万円等によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、39億8百万円であります。なお、当第2四半期連結累計期間における医療用医薬品事業の研究開発活動の状況の変更は以下のとおりであります。
「Z-206(アサコール)」は、協和発酵キリン株式会社と共同で潰瘍性大腸炎を対象とした、用法・用量を追加するフェーズⅢを実施し、平成28年7月に当社が承認申請を行っておりましたが、平成29年5月に承認を取得いたしました。
EAファーマ株式会社より導入したプロトンポンプ阻害剤「Z-215」は、逆流性食道炎を対象としてフェーズⅡを実施してまいりましたが、開発計画を再検討した結果、本剤の開発を中止いたしました。
(5)資本の財源及び資金の流動性についての分析
①キャッシュ・フロー
「(2)キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。
②資金需要
当社グループの運転資金需要の主なものは、原材料、仕入商品の購入などのほか、製造費用、販売費及び一般管理費などの営業費用です。研究開発費は、販売費及び一般管理費に計上されております。一方、設備投資をはじめとして有形・無形固定資産などへの投資資金需要が発生いたします。当社グループはこれらの資金需要に自己資金及び社債の発行、長・短期借入金にて対応しております。