4901 富士フイルム HD

4901
2024/04/26
時価
4兆1396億円
PER 予
16.7倍
2010年以降
赤字-31.22倍
(2010-2023年)
PBR
1.35倍
2010年以降
0.34-1.61倍
(2010-2023年)
配当 予
1.5%
ROE 予
8.08%
ROA 予
5.28%
資料
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CSV,JSON

有報情報

#1 事業等のリスク
当社グループは、世界のさまざまなマーケットにおいて製品及びサービスを提供しており、連結ベースでの海外売上高比率は当連結会計年度において約57%です。当社の連結財務諸表は世界中の各子会社の現地通貨ベースの業績を円換算して作成していることから、世界各地の経済情勢、とりわけ為替レートの変動は業績に大きく影響を及ぼすリスクがあります。
為替レートの変動が連結営業利益に与える影響は、米ドルに対して円が1円変動した場合は年間約8億円、ユーロに対して円が1円変動した場合は年間約8億円と試算しております。
当社グループでは、為替変動による業績への影響を軽減するため、米ドル、ユーロにおいて先物予約を中心としたヘッジを行う等で対策を行っておりますが、為替の変動の程度によっては当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
2020/06/29 9:52
#2 役員の報酬等(連結)
固定報酬は、職位等に応じて決定し、毎月支給しております。
短期業績連動報酬については、当社の短期的な経営管理の数値目標である「連結売上高」及び「連結営業利益」を単年度の業績連動指標として選択し、当該指標の目標達成度及び前事業年度の実績との比較に基づき、基準額の0%~150%の範囲で支給額を変動させることとしております。当該指標にかかる当事業年度の目標値は連結売上高2兆4,800億円、連結営業利益2,400億円、前事業年度の実績値は連結売上高2兆4,315億円、連結営業利益2,098億円であり、当事業年度の実績は、連結売上高2兆3,151億円、連結営業利益1,866億円であります。
中長期業績連動報酬として、ストックオプションを取締役(社外取締役を除く)に対して付与しています。これは、当社取締役が株価変動に関わる利害を株主の皆さまと共有し、企業価値向上への貢献意欲や士気を一層高めていくことを目標としています。ストックオプションの付与制度は、経営者の企業価値向上のためのインセンティブであり、その割当個数は、各取締役の職位等を勘案し、規程を設け取締役会にて決定しています。
2020/06/29 9:52
#3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
当連結会計年度の世界経済を概観すると、新型コロナウイルス感染症(以下、「COVID-19」と記載します。)の世界的大流行の影響により、経済活動が抑制されており、急速に減速しています。日本の景気についても、足元で大幅に下押しされており、厳しい状況にあります。先行きについては、COVID-19の影響による厳しい状況が続くと見込まれ、内外経済を下振れさせるリスクを十分注視する必要があります。
当連結会計年度における連結売上高は、メディカルシステム事業、バイオCDMO事業、再生医療事業、電子材料事業等で売上を伸ばしましたが、フォトイメージング事業、光学・電子映像事業、ドキュメント事業の売上減少等により2,315,141百万円(前年度比4.8%減)となりました。営業利益は、186,570百万円(前年度比11.1%減)となりました。税金等調整前当期純利益は173,071百万円(前年度比18.7%減)、当社株主帰属当期純利益は124,987百万円(前年度比9.5%減)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
2020/06/29 9:52