有価証券報告書-第93期(平成28年12月1日-平成29年11月30日)

【提出】
2018/02/23 9:06
【資料】
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【項目】
106項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において当社グループが判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般的に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されております。この連結財務諸表作成にあたって、貸倒引当金、賞与引当金、退職給付に係る負債、役員退職慰労引当金、販売促進引当金、税金費用等の見積りはそれぞれ適正であると判断しております。
(2)当連結会計年度の経営成績の分析
① 売上高
当連結会計年度の売上高は66億17百万円で、前連結会計年度に比べ3億35百万円(5.3%)増となりました。売上高については、「1 業績等の概要 (1)業績」に記載したとおりであります。
② 営業利益
売上原価は、売上の増加もあり50億50百万円で、前連結会計年度に比べ3億26百万円(6.9%)増となりました。販売費及び一般管理費は、14億78百万円で、前連結会計年度に比べ1億37百万円(8.5%)減となり、営業利益は、87百万円で前連結会計年度の営業損失57百万円に比べ1億45百万円増となりました。
③ 営業外損益、経常利益
営業外損益は、前連結会計年度に比べ収益は28百万円増となり51百万円の利益となりました。この結果、経常利益は、1億38百万円で前連結会計年度の経常損失34百万円に比べ1億73百万円増となりました。
④ 特別損益、税金等調整前当期純利益
特別損益は、前連結会計年度に比べ1百万円減となり、3百万円の損失となりました。この結果、税金等調整前当期純利益は1億35百万円で前連結会計年度の税金等調整前当期純損失37百万円に比べ1億72百万円増となりました。
⑤ 法人税等(法人税等調整額を含む)、非支配株主に帰属する当期純利益、親会社株主に帰属する当期純利益
法人税等は、32百万円(前連結会計年度は6百万円)となりました。
非支配株主に帰属する当期純利益は8百万円(前連結会計年度は5百万円)となりました。
この結果、親会社株主に帰属する当期純利益は94百万円となり、前連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純損失48百万円に比べ1億43百万円増となりました。
(3)経営成績に重要な影響を与える要因について
「3 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」、「4 事業等のリスク」をご参照下さい。
(4)資本の財源及び資金の流動性について
① 財政状態
当連結会計年度末の総資産は、65億15百万円で、前連結会計年度末に比べ85百万円の減少となりました。流動資産が1億45百万円減少し、固定資産が59百万円増加しました。流動資産の減少は主に商品及び製品並びに原材料及び貯蔵品の減少が受取手形及び売掛金の増加を上回ったことによるものであります。固定資産の増加は主に投資有価証券の増加によるものであります。
負債は40億83百万円で、前連結会計年度末に比べ2億36百万円の減少となりました。流動負債が1億39百万円減少し、固定負債が96百万円減少しました。流動負債の減少は主に支払手形及び買掛金の減少によるものであります。固定負債の減少は主に長期借入金の減少によるものであります。
純資産は24億31百万円で、前連結会計年度末に比べ1億50百万円の増加となりました。これは主にその他有価証券評価差額金の増加によるものであります。
この結果、自己資本比率は36.1%、1株当たり純資産額は2,421円15銭となりました。
② キャッシュ・フロー
当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況については「1 業績等の概要 (3)キャッシュ・フロー」をご参照下さい。