有価証券報告書-第104期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)

【提出】
2014/06/25 13:04
【資料】
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【項目】
102項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1)財政状態の分析
当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末と比べ3.1%減少し325億96百万円となりました。
流動資産は、前連結会計年度末と比べ0.2%増加し170億56百万円となりました。これは、主として棚卸資産の増加によるものです。
固定資産は、前連結会計年度末と比べ6.5%減少し154億50百万円となりました。これは、主として減損損失の計上によるものです。
当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末と比べ9.4%減少し63億19百万円となりました。
流動負債は、前連結会計年度末と比べ1.0%減少し56億73百万円となりました。これは、主として未払法人税等の減少によるものです。
固定負債は、前連結会計年度末と比べ48.1%減少し6億45百万円となりました。これは、主に長期借入金の返済によるものです。
当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末と比べ1.5%減少し262億77百万円となりました。これは、主に利益剰余金の減少によるものです。
以上の結果、自己資本比率は80.6%(前連結会計年度末79.3%)となりました。
(2)経営成績の分析
① 売上高
当連結会計年度における売上高は、前連結会計年度に比べ5億93百万円増加し、205億28百万円(前連結会計年度比3.0%増)となりました。
② 売上総利益
当連結会計年度における売上原価は、前連結会計年度に比べ5億40百万円増加し、162億17百万円(同3.4%増)となりました。
また、売上総利益は前連結会計年度に比べ53百万円増加し43億10百万円(同1.2%増)となったものの、売上総利益率は0.3ポイント下落し21.1%となりました。
③ 営業利益
当連結会計年度における販売費及び一般管理費は、インドネシア生産子会社が本格稼働を開始したことにより、前連結会計年度と比べ67百万円増加し、44億16百万円(同1.5%増)となりました。この結果、営業損失は1億5百万円(前連結会計年度は営業損失92百万円)となりました。
④ 経常利益
当連結会計年度における営業外収益は、前期同様に為替差益を計上したものの、前連結会計年度と比べ1億98百万円減少し、7億41百万円となりました。
営業外費用は、前連結会計年度と比べ1億25百万円減少し、47百万円となりました。
この結果、経常利益は5億89百万円(同12.6%減)となりました。
⑤ 当期純利益
当連結会計年度における税金等調整前当期純損失は、7億94百万円(前連結会計年度は税金等調整前当期純利益6億74百万円)となりました。これは、茨城工場の一部設備の減損損失13億83百万円を計上した為です。
法人税等合計は、前連結会計年度と比べ2億81百万円減少し、1億30百万円となり、当期純損失は、9億24百万円(前連結会計年度は当期純利益2億63百万円)となりました。
(3)キャッシュ・フローの分析
「1 業績等の概要、(2)キャッシュ・フローの状況」を参照願います。
(注) 事業の状況の記載金額には、消費税等は含まれておりません。