四半期報告書-第50期第1四半期(平成26年4月1日-平成26年6月30日)

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2014/08/08 11:28
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有報資料

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
当社は、当第1四半期連結会計期間より四半期連結財務諸表を作成しているため、前年同四半期等との比較分析は行っておりません。
(1) 業績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府の経済政策の効果を背景に円安・株高傾向が続き、輸出関連企業を中心に緩やかな景気回復が見られました。一方で、消費税率の引き上げに伴う駆け込み需要の反動や新興国の経済停滞、欧州経済の長期低迷等、依然として先行きは不透明な状況が続いております。
当軟包装資材業界におきましては、原油高騰に伴う原材料価格の変動や円安進行に伴うエネルギーコストの上昇等から、各社とも厳しい状況で推移いたしました。
このような状況下、当社グループのビジネスモデルである包装フィルムと液体充填機械を提供する体制のもと、液体充填システムを国内外の食品及び化粧品業界等に対し、積極的な営業活動に取り組んでまいりました。また、営業戦略では、平成26年4月より液体充填機「DANGAN」シリーズ初のミドルレンジモデルとして「DANGAN ASTRON」を発売し、新たな顧客獲得に向け積極的な営業活動に努めてまいりました。
その結果、売上高は51億5百万円、営業利益は4億24百万円、経常利益は4億24百万円、四半期純利益は2億78百万円となりました。
[包装フィルム部門]
包装フィルム部門につきましては、消費税率の引き上げに伴う駆け込み需要の反動があったものの、北米・アジアを中心とした食品関連の海外売上高や非食品関連の販売促進用商品が好調であったことにより、売上高は堅調に推移いたしました。
その結果、包装フィルム部門の売上高は48億52百万円となりました。
[包装機械部門]
包装機械部門につきましては、海外売上が好調だったことに加え、新機種「DANGAN ASTRON」及び主力機である高速液体充填機「DANGAN G」を名古屋・福岡の展示会へ初めて出展し、新規顧客の開拓や既存顧客の更新ニーズ等へ積極的な営業活動に努めてまいりました。
その結果、包装機械部門の売上高は2億53百万円となりました。
(2) 財政状態の分析
① 資産
当第1四半期連結会計期間末における総資産は241億92百万円となりました。このうち流動資産合計は131億32百万円となり、その主な内訳は、受取手形及び売掛金が56億59百万円、現金及び預金が49億99百万円、商品及び製品が14億96百万円となっております。固定資産合計は110億60百万円となり、その主な内訳は、建物及び構築物(純額)が42億11百万円、土地が34億59百万円、機械装置及び運搬具(純額)が19億90百万円となっております。
② 負債
当第1四半期連結会計期間末における総負債は108億70百万円となりました。このうち流動負債合計は59億87百万円となり、その主な内訳は、買掛金が36億65百万円、1年内返済予定の長期借入金が10億11百万円となっております。固定負債合計は48億83百万円となり、その主な内訳は、長期借入金が41億80百万円、退職給付に係る負債が5億17百万円となっております。
③ 純資産
当第1四半期連結会計期間末における純資産は133億22百万円となりました。その主な内訳は、利益剰余金が81億68百万円、資本剰余金が28億96百万円となっております。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は72,347千円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5) 経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し
経営成績に重要な影響を与える要因については、以下のようなものがあります。
①原材料の仕入価格の変動について
当社グループで製造する包装フィルムの主原料は石油化学製品であり、原材料の仕入値は国際的な原油価格と関係があるため、原油価格の大幅な価格変動が数ヶ月後の原材料価格動向に影響を及ぼす傾向があります。
ついては、当社グループのフィルム製品は、売上高の大部分を占めており、国際石油価格の著しい変動により、国際石油化学製品市場に大幅な変化が発生することになった場合には、仕入価格の上昇によって当社グループの経営成績は影響を受ける可能性があります。
②容器包装リサイクル法等の環境保護法について
当社グループの事業は容器包装リサイクル法等の環境保護に関する法令の規制を受けております。平成12年4月から完全実施された容器包装リサイクル法(「容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律」)では、当社グループの生産品である軟包装資材(ラミネート製品)も対象となるため、消費者及び地方自治体での分別回収、製造事業者、利用事業者の責任により再商品化することが義務づけられております。
また、プラスチック製品の作業屑等の産業廃棄物としての処理問題やフィルムの製造工程で発生する二酸化炭素等の地球温暖化の原因となる温室効果ガスの発生問題等、今後、環境保護に係る規制が強化された場合、新たな費用が発生することにより、当社グループの経営成績は影響を受ける可能性があります。
③製造物責任について
当社グループはメーカーとして、品質マネジメントシステム(ISO9001)や環境マネジメントシステム(ISO14001)等の認証を取得し、品質管理体制の整備強化に取り組むとともに、製造物責任賠償保険へ加入しておりますが、重大な製造物責任賠償が発生した場合、多額の支払や費用発生等により、当社グループの経営成績は影響を受ける可能性があります。
④火災のリスクについて
当社グループで使用するインキ・接着剤等は、引火性液体であり、第4類危険物や消防法の規制を受けております。火災が発生し、当社グループの業務及び地域社会に大きな影響を及ぼした場合、社会的信用の失墜、財産の焼失、生産活動の停止による機会損失及び顧客に対する補償等により、当社グループの経営成績及び財務状況に影響を与える可能性があります。
経営戦略の現状と見通しについては、当社グループが主力とする食品業界においては、少子高齢化の到来とともに、内食・中食・外食との食機会の多様化が進み、低価格や利便性にこだわる消費志向や大型小売店を中心とした流通の再編に加え、食品の輸入比率並びに安全性の問題が一層顕著となっております。
このような状況のなか、白岡第2工場を中心とした製品力の向上を図るとともに、競争優位性のある商品開発や付加価値の高いサービスの構築を進めてまいります。また、お客様の製造現場に、フィルム・機械を通じて生産技術を提案し、流通~開封~廃棄までのライフサイクルマネジメントを追求してまいります。
[包装フィルム部門]
① 連続生産を可能とする「ストラップジョイント」や、ユニバーサルデザインを考慮し、より快適に開封することができる「アンプルカット」等、技術力のある新製品を積極的に展開いたします。
② 包装フィルム工場においては、固有性のある生産技術の確立を目指すとともに、生産体制の再構築等による合理化推進に取り組んでまいります。
③ 品質及び環境に配慮した生産性の高い包装フィルムや海外向けの包装フィルム等、次世代の高機能包装フィルムの研究開発を推進いたします。
[包装機械部門]
① 液体充填機「DANGAN」シリーズ初のミドルレンジモデルとして「DANGAN ASTRON」を平成26年4月から発売し、新たな顧客獲得に向け積極的な営業活動を進めてまいります。
② お客様の多様なニーズに幅広くお応えするため、ミドルレンジモデルからハイエンドモデルまでカバーした液体充填機「DANGAN」シリーズによる先進的なソリューションを提案し、一層の企業価値向上とシェアの拡大を図ってまいります。
③ ビジネスモデルである包装フィルムとのシナジーをさらに向上させるため、技術サービスの強化や情報ネットワーク機能を備えた次世代充填機の開発を推進いたします。
また、海外において液体充填機「DANGAN」及び液体充填用フィルムのニーズが高まっており、海外市場を新たな成長戦略の柱として位置づけております。北米の現地法人に加え、アジア圏への進出も視野に入れ、当社グループの液体包装システムの拡販を進めてまいります。
(6) 経営者の問題認識と今後の方針について
当社グループは、現在の事業環境及び入手可能な情報に基づき最善の経営方針を立案するよう努めております。当社グループが主力とする食品業界では、食品の安全性に関する問題、食品の輸入偏重、活発化する業界再編等、予断を許さない状況が続いております。
包装フィルム部門につきましては、多様化する顧客のニーズに迅速かつ的確に対応することが重要であり、販売シェアの拡大、新規顧客の開拓、営業の深耕に努め、積極的な拡販を推し進めてまいります。また、白岡第2工場では、最新の生産技術・設備の導入等により大幅な生産性の向上を図り、原材料価格の動向や環境問題への対応等、いかなる経営環境の変化にも迅速かつ効果的に対応できる経営体制の確立と企業価値の向上に努めてまいります。
包装機械部門につきましては、開発から製造、販売、保守メンテナンスまでの全ての業務を自社で行い、お客様に対してより一層充実した技術・品質・サービスの向上を図るとともに、機械メーカーとして顧客のニーズに応じた積極的な営業を目指してまいります。
また、当社グループのビジネスモデルである包装フィルムと充填機械を同時に供給する事業展開をより強固にし、易開封等の新しい技術製品やSEサービス等の付加価値の高い提案を行い、信頼されるビジネスパートナーとして業界をリードするとともに、次世代の包装フィルムや液体充填機械等の将来の事業基盤強化に向けた研究開発や新規事業の創出に取り組んでまいります。

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