有価証券報告書-第141期(平成25年1月1日-平成25年12月31日)

【提出】
2014/03/25 15:25
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【項目】
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金融商品関係

(金融商品関係)
1 金融商品の状況に関する事項
(1) 金融商品に対する取組方針
当社グループは、主に石油事業及び電気事業を行うための設備投資計画に照らして必要な資金を調達しております。
一時的な余資は、短期的な預金等で運用し、また、短期的な運転資金は親会社からのグループファイナンス等により調達しております。
デリバティブ取引に関しては、後述するリスクを回避するために利用しており、投機的な取引は行わない方針であります。
(2) 金融商品の内容及びそのリスク
売掛金及び未収入金は、顧客の信用リスクに晒されておりますが、短期的に決済される取引条件となっております。
投資有価証券は、主に業務上の関係を有する企業の株式であり、時価のある上場株式は、市場価格の変動リスクに晒されております。
買掛金及び未払金は、そのほとんどが1年以内の支払期日であります。
借入金は、主に設備投資資金及び運転資金の調達を目的としたものであり、返済日は決算日後5年以内の予定であります。このうち変動金利の借入金は、金利の変動リスクに晒されているため、デリバティブ取引を利用してヘッジしております。
当社グループが利用しているデリバティブ取引は、借入金に係る支払金利の変動リスクを固定化することを目的とした金利スワップ取引であります。
(3) 金融商品に係るリスク管理体制
① 信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理
当社グループは、営業債権について、取引先ごとに期日及び残高を管理する等によって財務状況等の悪化による回収懸念の早期把握や軽減を図っております。
デリバティブ取引の契約先は、いずれも信用度の高い国内の銀行であるため、信用リスクはほとんどないと判断しております。
② 市場リスク(金利等の変動リスク)の管理
投資有価証券は主として株式であり、上場株式については四半期ごとに時価の把握を行っております。また、借入金に係る支払金利の変動リスクをヘッジするために、金利スワップ取引を利用しております。デリバティブ取引については、当社グループの「決裁権限規程」に基づき決裁権限者の承認を得ております。
③ 資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理
当社グループは、財務部門が適時に資金繰計画を作成・更新し、必要な手元流動性を維持することなどにより、流動性リスクを管理しております。
(4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定においては一定の前提条件等を採用している為、異なる前提条件等によった場合、当該価額が変動することがあります。
また、「デリバティブ取引関係」注記におけるデリバティブ取引に関する契約額等については、その金額自体がデリバティブ取引に係る市場リスクを示すものではありません。
2 金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。
前連結会計年度(平成24年12月31日)
(単位:百万円)
連結貸借対照表
計上額
時価差額
(1) 現金及び預金4,0914,091-
(2) 立替揮発油税等48,38848,388-
資産計52,47952,479-
(1) 短期借入金28,43528,435-
(2) 未払揮発油税等46,08346,083-
(3) 長期借入金4,8164,84529
負債計79,33579,36529
デリバティブ取引---

当連結会計年度(平成25年12月31日)
(単位:百万円)
連結貸借対照表
計上額
時価差額
(1) 現金及び預金5,3915,391-
(2) 立替揮発油税等45,55945,559-
資産計50,95050,950-
(1) 短期借入金21,73721,737-
(2) 未払揮発油税等43,38943,389-
(3) 長期借入金3,2293,24112
負債計68,35668,36912
デリバティブ取引---


(注1)金融商品の時価の算定方法及びデリバティブ取引に関する事項
資 産
(1)現金及び預金
預金はすべて短期であるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。
(2)立替揮発油税等
短期間で決済されるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。
負 債
(1)短期借入金
短期間で決済されるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。
(2)未払揮発油税等
短期間で決済されるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。
(3)長期借入金
長期借入金の時価については、元利金の合計額を同様の新規借入を行った場合に想定される利率で割り引いて算定する方法によっております。変動金利による長期借入金は金利スワップの特例処理の対象となっており、当該金利スワップと一体として処理された元利金の合計を、同様の借入を行った場合に適用される合理的に見積もられる利率で割り引いて算定する方法によっております。
デリバティブ取引
金利スワップの特例処理によるものは、ヘッジ対象とされている長期借入金と一体として処理されているため、その時価は当該長期借入金の時価に含めて記載しております。「デリバティブ取引関係」注記をご参照ください。
(注2)金銭債権の連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度(平成24年12月31日)
(単位:百万円)
1年以内1年超
5年以内
5年超
10年以内
10年超
現金及び預金4,091---
立替揮発油税等48,388---
合計52,479---


当連結会計年度(平成25年12月31日)
(単位:百万円)
1年以内1年超
5年以内
5年超
10年以内
10年超
現金及び預金5,391---
立替揮発油税等45,559---
合計50,950---

(注3)長期借入金及びその他の有利子負債の連結決算日後の返済予定額
前連結会計年度(平成24年12月31日)
(単位:百万円)
1年以内1年超
2年以内
2年超
3年以内
3年超
4年以内
4年超
5年以内
5年超
短期借入金28,435-----
長期借入金-1,5871,549560560560
合計28,4351,5871,549560560560

当連結会計年度(平成25年12月31日)
(単位:百万円)
1年以内1年超
2年以内
2年超
3年以内
3年超
4年以内
4年超
5年以内
5年超
短期借入金21,737-----
長期借入金-1,549560560560-
合計21,7371,549560560560-