有価証券報告書-第109期(2023/04/01-2024/03/31)
③ 戦略
気候変動が当社グループのバリューチェーンに与える将来的な影響及び気候変動対策の有効性検証を目的に、脱炭素トレンドが強まり移行リスク・機会の影響が大きくなる「1.5℃上昇シナリオ」と、気候変動が大きく進み物理的リスクの影響が強まる「4℃上昇シナリオ」の2つの気候変動シナリオに基づきシナリオ分析を実施しました。
シナリオ及びシナリオから洗い出したリスクと機会の詳細は、「サステナビリティレポート2023」(33~34ページ)をご参照ください。
・ 自動車の電動化の進展に伴うリスクと機会について
自動車の電動化進展に伴い、2030年度までに内燃機関用ベルトの需要は約60億円減少する見通しですが、同期間において、自動車・電動ユニット用ベルト(EPB,EPS,PSDなど)や電動2輪車向け後輪駆動用ベルトなどの販売拡大により約100億円の売上増を見込んでおります。自動車の電動化進展を機会と捉え、持続可能な成長を実現できる製品の開発に努めてまいります。
[製品区分別・自動車業界向け売上計画]

a.CO2排出量
従来より取り組んでまいりました各事業所における太陽光発電設備の導入、再エネ電力への切り換え、重油を燃料とする設備のガス化への切り換えなどの取り組みを進めた結果、2023年度におけるCO2排出量は26,337t(対2013年度比 ▲35.6%)となり、2023年度の目標「2013年度、22%削減」を大きく上回る水準で削減が進んでおります。
また、自社における排出量だけではなく、サプライチェーン全体での排出量削減の取り組みにも注力しています。2023年度でのScope3を含むサプライチェーン全体での排出量は148,489tとなりました。2024年度以降では自社での排出削減活動に継続して取り組むと共に、特に、Scope3のうち構成比の高いカテゴリ1の排出量について、取引先とも協業のうえ温室効果ガスの削減に取り組んでまいります。
■2023年度CO2排出量の内訳(対象:国内8拠点、Scope1,2,3)
気候変動が当社グループのバリューチェーンに与える将来的な影響及び気候変動対策の有効性検証を目的に、脱炭素トレンドが強まり移行リスク・機会の影響が大きくなる「1.5℃上昇シナリオ」と、気候変動が大きく進み物理的リスクの影響が強まる「4℃上昇シナリオ」の2つの気候変動シナリオに基づきシナリオ分析を実施しました。
シナリオ及びシナリオから洗い出したリスクと機会の詳細は、「サステナビリティレポート2023」(33~34ページ)をご参照ください。
・ 自動車の電動化の進展に伴うリスクと機会について
自動車の電動化進展に伴い、2030年度までに内燃機関用ベルトの需要は約60億円減少する見通しですが、同期間において、自動車・電動ユニット用ベルト(EPB,EPS,PSDなど)や電動2輪車向け後輪駆動用ベルトなどの販売拡大により約100億円の売上増を見込んでおります。自動車の電動化進展を機会と捉え、持続可能な成長を実現できる製品の開発に努めてまいります。
[製品区分別・自動車業界向け売上計画]

a.CO2排出量
従来より取り組んでまいりました各事業所における太陽光発電設備の導入、再エネ電力への切り換え、重油を燃料とする設備のガス化への切り換えなどの取り組みを進めた結果、2023年度におけるCO2排出量は26,337t(対2013年度比 ▲35.6%)となり、2023年度の目標「2013年度、22%削減」を大きく上回る水準で削減が進んでおります。
また、自社における排出量だけではなく、サプライチェーン全体での排出量削減の取り組みにも注力しています。2023年度でのScope3を含むサプライチェーン全体での排出量は148,489tとなりました。2024年度以降では自社での排出削減活動に継続して取り組むと共に、特に、Scope3のうち構成比の高いカテゴリ1の排出量について、取引先とも協業のうえ温室効果ガスの削減に取り組んでまいります。
■2023年度CO2排出量の内訳(対象:国内8拠点、Scope1,2,3)
■Scope1~3構成比 | ■Scope3,カテゴリ構成比 | |
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