有価証券報告書-第133期(平成28年1月1日-平成28年12月31日)

【提出】
2017/03/28 10:54
【資料】
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【項目】
118項目

研究開発活動

当社グループは、国内および世界市場における競争力を強化し、顧客ニーズである自動車の安全性向上や快適さを追求する製品、環境に優しい製品を開発するとともに、商品開発力で世界の顧客から期待される自動車用ホースのLeading Companyを目指しております。また、自動車用ホースのみでなく、家電、住宅分野などでも、新製品や新技術の開発に積極的に取り組んでおります。
主要製品であります自動車用ホース分野に関して、液圧ブレーキホースでは、新規ユーザーとして富士重工業への納入を開始しました。また、SUSメッシュホースの新仕様の開発も完了し、今後北米市場向けでの採用に向けた取組みを行う予定です。エアコン関連では、IHX(内部熱交換器)の開発が完了し、複数のメーカーとの受注を確定出来ました。燃料用ホースにおいては、バイオフューエル仕様の開発を完了させ、2017年から納入を開始します。
非自動車分野においては、トイレ用ホースの樹脂継手仕様を開発し、2017年度に量産を開始します。
当連結会計年度の研究開発費の総額は1,013百万円(前連結会計年度980百万円)であり、日本で研究開発活動を行っております。