有価証券報告書-第92期(平成28年1月1日-平成28年12月31日)
(1)経営の基本方針
当社グループでは、グループの全ての事業活動、社会活動を貫く企業理念としてのグループビジョン“Look Beyond” を定めています。このグループビジョンにおいて、当社グループが世の中に提供すべき価値、グループの存在意義を示すものとして「私たちの使命」を掲げています。
[私たちの使命]
“AGC、いつも世界の大事な一部”
~独自の素材・ソリューションで、いつもどこかで世界中の人々の暮らしを支えます~
また、グループビジョン“Look Beyond” では、以下の通り、グループ全体で共有すべき最も重要な価値観およびグループメンバーが世代を超えて受け継ぎ、実践していく基本精神(スピリット)を掲げています。
[私たちの価値観]
「イノベーション&オペレーショナル・エクセレンス(革新と卓越)」、
「ダイバーシティ(多様性)」、「エンバイロンメント(環境)」、「インテグリティ(誠実)」
[私たちのスピリット]
“易きになじまず難きにつく”
(2)中期経営計画AGC plus-2017の進捗状況
当社グループでは、経営方針AGC plusのもと、各事業の収益性・成長性を基軸とした事業ポートフォリオにもとづく戦略の方向性とメリハリの効いた経営資源配分により、中期経営計画AGC plus-2017の経営財務目標達成を目指しています。
この経営財務目標達成のために、2015年以後事業ポートフォリオに基づき以下の施策を決定・実行しました。
この結果、2016年度の売上高は1兆2,826億円となり、為替等の影響により前年度1兆3,263億円に対して減収だったものの、欧米ガラス事業の業績改善や化学品事業の成長により、営業利益は963億円と前年度712億円に対して増益となりました。また営業利益の増加等により、ROEは4.3%となり、前年度3.9%から改善しました。更にポートフォリオ経営の推進により、ガラス・電子・化学品の各事業がバランスよく利益を生む構造を実現しました。以上の通り、2016年はAGC plus-2017に掲げた経営財務目標達成に向け、大きく前進した年となりました。
中期経営計画AGC plus-2017の最終年度となる2017年も、引き続き設定した各事業の方向性に沿った事業運営を行うことで、営業利益及びROE等の経営財務目標を達成できるものと確信しています。この目標達成をあくまでも通過点と捉え、更なる成長に向け、引き続きポートフォリオ経営の推進とメリハリの効いた経営資源配分に基づいた事業運営に取り組み、2020年度までにROE8%以上の達成を目指します。
(3)更なる成長に向けた取り組み
当社グループは2016年2月、「2025年のありたい姿」とその実現のための長期経営戦略を以下の通り定めました。

また「2025年のありたい姿」の実現に向け、以下4点の基本方針を策定しました。
①常にマーケット視点に立ち、お客様からの期待に応え、信頼を高め続ける
②コア事業・戦略事業とも、自律的成長に加え、戦略的なM&Aを大胆に行い、持続的成長を図る
③東南アジアと中東を面でつなぎ、アジア地域の高成長を取り込む
④メリハリのある経営資源配分を徹底し、資産効率の高い事業構造に転換する
2016年は、M&Aを中心として設定した戦略投資枠3,000億円を活用し、基礎化学品事業ではビニタイ社(タイ)の買収、ライフサイエンス事業ではCMCバイオロジックス社(デンマーク・米国)及びバイオミーバ社(ドイツ)の買収など、基本方針に沿った成長投資を決定しました。2015年以後実施した成長投資による2018年度の売上増として2,000億円(2015年度比)を見込んでいます。
当社グループは2017年を「“2025年のありたい姿”を見据え、戦略的打ち手を果敢に実行し、再成長を加速させる年」と位置付けています。コア事業・戦略事業それぞれにおいて、これまでに決定した成長投資の成果刈り取りに注力するとともに、引き続き積極的に成長施策を実行します。コア事業については、ポートフォリオ経営の徹底によって、長期安定的な収益基盤の構築を目指します。戦略事業については、各分野において以下の施策を通じて高付加価値ビジネスの拡大を図ります。
モビリティ: 自動車を取り巻く環境・インフラの変化を捉え、次世代通信アンテナ
搭載ガラスや燃料電池部材等の製品を展開
エレクトロニクス: 入力デバイスの進化・通信の高速化・記録の高密度化に対応し、既存の半導体プロセス向け消費材事業を拡大するとともに、センサー
部材やEUV用マスクブランクス等の次世代製品を開発
ライフサイエンス: 先行する有機合成技術及び微生物による医農薬開発・製造受託事業に
加え、買収により獲得した欧米拠点及び動物細胞基盤技術を活用し、ライフサイエンス事業を拡大
当社グループは、これまでも、これからも世界中の人々の暮らしを素材・ソリューションで支え続けるグローバルな優良素材メーカーであり続けます。
当社グループでは、グループの全ての事業活動、社会活動を貫く企業理念としてのグループビジョン“Look Beyond” を定めています。このグループビジョンにおいて、当社グループが世の中に提供すべき価値、グループの存在意義を示すものとして「私たちの使命」を掲げています。
[私たちの使命]
“AGC、いつも世界の大事な一部”
~独自の素材・ソリューションで、いつもどこかで世界中の人々の暮らしを支えます~
また、グループビジョン“Look Beyond” では、以下の通り、グループ全体で共有すべき最も重要な価値観およびグループメンバーが世代を超えて受け継ぎ、実践していく基本精神(スピリット)を掲げています。
[私たちの価値観]
「イノベーション&オペレーショナル・エクセレンス(革新と卓越)」、
「ダイバーシティ(多様性)」、「エンバイロンメント(環境)」、「インテグリティ(誠実)」
[私たちのスピリット]
“易きになじまず難きにつく”
(2)中期経営計画AGC plus-2017の進捗状況
当社グループでは、経営方針AGC plusのもと、各事業の収益性・成長性を基軸とした事業ポートフォリオにもとづく戦略の方向性とメリハリの効いた経営資源配分により、中期経営計画AGC plus-2017の経営財務目標達成を目指しています。この経営財務目標達成のために、2015年以後事業ポートフォリオに基づき以下の施策を決定・実行しました。
| ポートフォリオ分類 | 主な実施施策 |
| 成長 | [海外クロールアルカリ] ・生産能力増強(インドネシア・ベトナム) [自動車用ガラス] ・生産拠点拡充(中国) ・生産拠点新設(メキシコ) ・素板フロート工場稼働(インドネシア) [化学強化ガラス] ・車載ディスプレイ用カバーガラス生産能力増強(日本) |
| キャッシュ創出 | [液晶用ガラス基板] ・生産設備を移設(中国) [建築用ガラス] ・コーティングガラス設備稼働(タイ・インドネシア・サウジアラビア) |
| 体質強化 | [建築用ガラス] ・構造改革効果が発現(欧州・北米) [電子用特殊ガラス] ・HDD用ガラス基板事業から撤退(中国・日本) |
この結果、2016年度の売上高は1兆2,826億円となり、為替等の影響により前年度1兆3,263億円に対して減収だったものの、欧米ガラス事業の業績改善や化学品事業の成長により、営業利益は963億円と前年度712億円に対して増益となりました。また営業利益の増加等により、ROEは4.3%となり、前年度3.9%から改善しました。更にポートフォリオ経営の推進により、ガラス・電子・化学品の各事業がバランスよく利益を生む構造を実現しました。以上の通り、2016年はAGC plus-2017に掲げた経営財務目標達成に向け、大きく前進した年となりました。
中期経営計画AGC plus-2017の最終年度となる2017年も、引き続き設定した各事業の方向性に沿った事業運営を行うことで、営業利益及びROE等の経営財務目標を達成できるものと確信しています。この目標達成をあくまでも通過点と捉え、更なる成長に向け、引き続きポートフォリオ経営の推進とメリハリの効いた経営資源配分に基づいた事業運営に取り組み、2020年度までにROE8%以上の達成を目指します。
(3)更なる成長に向けた取り組み
当社グループは2016年2月、「2025年のありたい姿」とその実現のための長期経営戦略を以下の通り定めました。

また「2025年のありたい姿」の実現に向け、以下4点の基本方針を策定しました。
①常にマーケット視点に立ち、お客様からの期待に応え、信頼を高め続ける
②コア事業・戦略事業とも、自律的成長に加え、戦略的なM&Aを大胆に行い、持続的成長を図る
③東南アジアと中東を面でつなぎ、アジア地域の高成長を取り込む
④メリハリのある経営資源配分を徹底し、資産効率の高い事業構造に転換する
2016年は、M&Aを中心として設定した戦略投資枠3,000億円を活用し、基礎化学品事業ではビニタイ社(タイ)の買収、ライフサイエンス事業ではCMCバイオロジックス社(デンマーク・米国)及びバイオミーバ社(ドイツ)の買収など、基本方針に沿った成長投資を決定しました。2015年以後実施した成長投資による2018年度の売上増として2,000億円(2015年度比)を見込んでいます。
当社グループは2017年を「“2025年のありたい姿”を見据え、戦略的打ち手を果敢に実行し、再成長を加速させる年」と位置付けています。コア事業・戦略事業それぞれにおいて、これまでに決定した成長投資の成果刈り取りに注力するとともに、引き続き積極的に成長施策を実行します。コア事業については、ポートフォリオ経営の徹底によって、長期安定的な収益基盤の構築を目指します。戦略事業については、各分野において以下の施策を通じて高付加価値ビジネスの拡大を図ります。
モビリティ: 自動車を取り巻く環境・インフラの変化を捉え、次世代通信アンテナ
搭載ガラスや燃料電池部材等の製品を展開
エレクトロニクス: 入力デバイスの進化・通信の高速化・記録の高密度化に対応し、既存の半導体プロセス向け消費材事業を拡大するとともに、センサー
部材やEUV用マスクブランクス等の次世代製品を開発
ライフサイエンス: 先行する有機合成技術及び微生物による医農薬開発・製造受託事業に
加え、買収により獲得した欧米拠点及び動物細胞基盤技術を活用し、ライフサイエンス事業を拡大
当社グループは、これまでも、これからも世界中の人々の暮らしを素材・ソリューションで支え続けるグローバルな優良素材メーカーであり続けます。