有価証券報告書-第114期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)
有報資料
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。
(1)会社の経営の基本方針
当社は上下水道、ガス、情報通信を中心とした地域インフラ整備に対して、鋳鉄管、鉄蓋、樹脂管及び関連資材の供給を中心とした事業展開を図っております。しかしながら、公共事業費縮減のなか、主力の水道用鋳鉄管分野においても国内需要の低迷、不安定な販売価格などの事業環境は引き続き厳しさが予想されます。
このような環境のなか、当社は、コア事業の収益力を抜本的に強化するとともに、技術競争力の向上、さらには財務体力の強化を図ることにより強固な経営基盤を構築し、継続的に株主等のステークホルダーの期待に応えることを基本方針としております。
(2)対処すべき課題
当社は、平成29年9月に向こう3年間を展望した中期計画を策定致しました。この計画において、経営の基本方針を下記の4項目に具体化し、着実に実施することにより、安定的に収益が確保できる経営基盤を確立していきます。
① 鋳鉄管等コア事業の収益力強化
・適切な販売価格の維持・改善
・業務効率化による直接・間接部門のスリム化
② 技術競争力の向上
・GX管拡大に伴う技術競争力の向上
・ガス用新継手構造の開発及び展開
・EVS鉄蓋(食い込み・ガタツキ防止)の用途・口径拡大による販売促進
③ 経営環境の変化に耐え得る財務体力の強化
・コスト削減による収益力強化で営業キャッシュ・フロー向上
・厳選された設備投資計画実施で投資キャッシュ・フロー抑制
④ 安全、品質、コンプライアンス
・「ものづくり」の基盤である「安全」と「品質」の確保
・コンプライアンスの徹底による社会から信頼される会社