有価証券報告書-第65期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)
有報資料
当社グループの主力製品でありますLPガス容器の需要量は、他のエネルギーとの競争激化の影響等もあり、当面大幅な増加は期待できず、事業環境の厳しさは当分の間続くものと考えております。
当社グループでは、このような状況に対処するため、生産性の向上と新製品の開発を図り、厳しい経営環境のもとにおいても安定した収益を確保できる体質を目指し、以下の諸施策を実行しておりますが、引き続き推進してまいります。
① LPガス容器・バルク貯槽の売上拡大
LPガス容器は、技術力と販売チャンネルを生かして顧客ニーズに合わせたフルライン(器種を幅広く品揃えする)戦略と新たにオールプラスチック製小型LPガス容器を加えて売上拡大を図ります。
また、バルク貯槽は20年更新に係る情報提供とともに更新需要を的確に捉える営業活動を推進することにより、シェア拡大を図ります。
②生産性の向上
LPガス容器・バルク貯槽を主体とした高圧ガス容器等の効率的な生産・在庫計画に基づく生産体制の継続を図るとともに、生産設備の省力・リニューアル化により、生産性の向上を一層促進します。
③ 収益性の向上
全部門において売上、コスト、品質面全般の管理を徹底させ、コストダウンへの取り組みを一層強化するとともに販売計画の完遂により、収益性向上を図ります。
また、赤字事業については、既存製品の受注拡大、取扱商品の拡大・拡販及び徹底したコストダウンによる利益率の向上により黒字化を図るとともに、目処が立たない事業については、撤退も視野に入れて取り組みます。
④ 新製品の開発
エネルギー多様化の中で、LPガス業界に新風を吹き込み、業界のイメージアップを狙ったオールプラスチック製小型LPガス容器の発売に向け新市場開拓に一層注力するとともに、環境方針に沿った環境改善に寄与する研究を多岐にわたって推進します。
また、来るべき水素社会に備え、国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構との水素用複合容器蓄圧器の3年目となる共同研究を推進します。
⑤ 運送事業の収益確保
業者間の競争激化や人手不足問題など厳しい経営環境のなか、従来にも増して新規荷主の開拓、人材の育成、業務効率の向上に努めるとともに、新たに取得した営業倉庫の有効活用により収益性向上を図ります。
⑥ 内部統制の拡充
当社グループは、業務の適正を確保するために構築した内部統制システムを引き続き適正に維持・運用するとともに拡充を図り、企業経営の信頼性確保に努めます。
⑦ コンプライアンスの徹底
当社グループは、事業活動に関連する法令や社内規程などの教育をより一層強化し、高い倫理観の醸成を図るとともに、役員及び社員一人ひとりが法令等を遵守して事業活動を行います。