有価証券報告書-第60期(2023/04/01-2024/03/31)
(1) 経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
a. 経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症に伴う行動制限が緩和されたこともあり、社会経済活動の正常化が進み、景気は緩やかな回復傾向となっております。一方、円安基調の継続やロシア・ウクライナ情勢に起因する資源・原材料・エネルギー価格の高騰に伴う物価のさらなる上昇が景気を下振れさせる懸念もあり、依然として、先行きは不透明な状況が続いております。
当社グループが関連する建設市場におきましては、長期にわたり建設技能労働者の不足が解消されていないことに加え、鋼材価格が高止まりするなど厳しい状況で推移する一方、インフラ整備を中心とした一定水準の需要に支えられ、底堅く推移いたしました。
このような状況のなか、当社グループにおきましては、2022年3月期よりスタートした中期経営計画の達成目標である、売上高200億円以上を1年前倒しで達成いたしました。さらに同計画の最終年度である2024年3月期は、目標を上回る売上高210億円を達成するとともに、「S.T.G Vision2023」“私たちは、独自の技術とサービスに磨きをかけ、安全・安心の価値を追究して、社会に役立つ集団となります”の達成にいっそう磨きをかけることをスローガンとし、「人財育成」、「全体最適化」、「新事業創出」をはじめとした経営課題へ引き続き取り組むことにより、企業価値の向上に努めてまいりました。
この結果、当連結会計年度の売上高は21,142百万円(前連結会計年度比2.6%増)、営業利益2,066百万円(同4.5%増)、経常利益2,042百万円(同4.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,740百万円(同24.6%増)となりました。
各セグメントの経営成績は、以下のとおりであります。
・ ファスニング事業
当社の主力製品であるあと施工アンカーの販売が前年を上回る水準で好調に推移した一方、完成工事高が前年を下回りました。
この結果、当セグメントの売上高は16,088百万円(前連結会計年度比0.6%増)、セグメント利益は2,526百万円(同11.4%増)となりました。
・ 機能材事業
電動油圧工具関連の販売は、国内においては前年を上回る水準で堅調に推移いたしましたが、海外販売が低調であったことから前年を下回りました。
また、アルコール検知器関連の販売は前年を下回った一方、電子基板関連、FRPシート関連、包装・物流機器関連の販売は前年を上回りました。
この結果、当セグメントの売上高は5,054百万円(同9.5%増)、セグメント利益は516百万円(同17.4%減)となりました。
b. 財政状態
当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末と比較して3,720百万円(17.8%)増加し、24,629百万円となりました。
当連結会計年度末の負債の合計は、前連結会計年度末と比較して2,026百万円(40.2%)増加の7,064百万円となりました。
当連結会計年度末の純資産は、17,564百万円となり、前連結会計年度末と比較して1,693百万円(10.7%)の増加となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度と比較して913百万円 (39.7%)増加し、当連結会計年度末には3,213百万円となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、1,431百万円の増加(前連結会計年度308百万円の増加)となりました。これは主として税金等調整前当期純利益2,394百万円に加え、減価償却費が357百万円、未払消費税等の増加額が242百万円となった一方、負ののれん発生益が304百万円、売上債権の増加額が132百万円、棚卸資産の増加額が403百万円、仕入債務の減少額が123百万円、法人税等の支払額が696百万円となったことによるものであります。
投資活動によるキャッシュ・フローは、1,616百万円の減少(前連結会計年度は519百万円の減少)となりました。これは主として有形固定資産の取得による支出が370百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出が1,504百万円となった一方、投資有価証券の売却による収入が222百万円となったことによるものであります。
財務活動によるキャッシュ・フローは、1,067百万円の増加(前連結会計年度は116百万円の増加)となりました。これは主として長期借入れによる収入が1,990百万円となった一方、短期借入金の減少額が100百万円、長期借入金の返済による支出が450百万円、社債の償還による支出が105百万円、配当金の支払額が236百万円となったことによるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
a. 生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 金額は製造原価によっております。
b. 受注状況
当社グループは、主に需要予測に基づく見込生産を行っているため、該当事項はありません。
c. 販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) セグメント間の取引については相殺消去しております。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて作成されております。当社グループの連結財務諸表作成に当たっては、当連結会計年度における財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような見積り、予測を使用することが必要となります。当社グループは、過去の実績値・状況等を踏まえ、合理的と判断される前提に基づき、継続的に見積り、予測を行っております。しかしながら、これらの見積り、予測は不確実性を伴うため、実際の結果と異なる場合があります。
連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。
② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの当連結会計年度の経営成績等は次のとおりであります。
a.経営成績の分析
(売上高)
当連結会計年度における売上高は、前連結会計年度と比較して537百万円(2.6%)増加し21,142百万円となりました。これは主として、あと施工アンカーの販売が増加したことによるものであります。
(売上総利益)
当連結会計年度における売上総利益は、前連結会計年度と比較して419百万円(6.8%)増加し6,626百万円となりました。これは主として、あと施工アンカーの販売が増加したことによるものであります。
(営業利益)
当連結会計年度における販売費及び一般管理費は、給料及び手当、その他に含まれる支払手数料の増加により、前連結会計年度と比較して330百万円(7.8%)増加の4,559百万円となりました。
以上の結果、当連結会計年度の営業利益は、前連結会計年度と比較して88百万円(4.5%)増加し2,066百万円となりました。
(経常利益)
当連結会計年度における営業外収益は、前連結会計年度と比較して0百万円(0.3%)減少し94百万円となりました。当連結会計年度の営業外費用は、前連結会計年度と比較して6百万円(5.1%)減少し118百万円となりました。
以上の結果、当連結会計年度の経常利益は、前連結会計年度と比較して94百万円(4.8%)増加し2,042百万円となりました。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
当連結会計年度における特別利益は、負ののれん発生益等により、前連結会計年度と比較して329百万円増加し354百万円となりました。(前連結会計年度は25百万円)当連結会計年度の特別損失は、固定資産除却損等により、前連結会計年度と比較して1百万円減少の2百万円となりました。(前連結会計年度は3百万円)
以上の結果、当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度と比較して344百万円 (24.6%)増加し1,740百万円となりました。
b.財政状態の分析
当連結会計年度(以下、「当期」という)末の総資産は、前連結会計年度(以下、「前期」という)末比3,720百万円(17.8%)増加し、24,629百万円となりました。
流動資産は同2,038百万円(15.6%)増加の15,133百万円、固定資産は同1,681百万円(21.5%)増加の9,495百万円となりました。増加の主な要因は、現金及び預金の増加が918百万円、受取手形の増加が398百万円、売掛金の増加が255百万円、商品及び製品の増加が627百万円、機械装置及び運搬具の増加が202百万円、土地の増加が277百万円、投資有価証券の増加が902百万円となった一方、契約資産の減少が118百万円となったことによるものであります。
当期末の負債の合計は、前期末比2,026百万円(40.2%)増加の7,064百万円となりました。流動負債は同404百万円(13.2%)増加の3,472百万円、固定負債は同1,622百万円(82.3%)増加の3,592百万円となりました。増加の主な要因は、1年内返済予定の長期借入金の増加が130百万円、長期借入金の増加が1,426百万円、繰延税金負債の増加が122百万円となったことによるものであります。
当期末の純資産は17,564百万円となり、前期末に比較して1,693百万円(10.7%)の増加となりました。増加の主な要因は、利益剰余金の増加が1,503百万円、為替換算調整勘定の増加が133百万円となったことによるものであります。
c.キャッシュ・フローの分析
「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
d.当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「3事業等のリスク」に記載のとおりであります。
e.当社グループの資本の財源及び資金の流動性につきましては、次のとおりであります。
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、商品の仕入のほか、製造費、販売費及び一般管理費の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資、出資等によるものであります。
短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資、出資等の長期的な資金の調達につきましても、自己資金及び金融機関からの長期借入を基本としております。
なお、当連結会計年度末における借入金、社債及びリース債務を含む有利子負債の残高は、2,611百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、3,213百万円となっております。
f.経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等につきましては、次のとおりであります。
中期経営計画3年目となる当期の達成・進捗状況は、以下のとおりであります。売上高は計画比142百万円(0.7%)増加の21,142百万円となりました。これは主に、あと施工アンカーの販売が堅調に推移し、計画を上回ったことによるものであります。
一方で、営業費用が概ね計画のとおりに推移したことにより、経常利益は計画比92百万円(4.7%)増加の2,042百万円となりました。
(単位:百万円)
当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
a. 経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症に伴う行動制限が緩和されたこともあり、社会経済活動の正常化が進み、景気は緩やかな回復傾向となっております。一方、円安基調の継続やロシア・ウクライナ情勢に起因する資源・原材料・エネルギー価格の高騰に伴う物価のさらなる上昇が景気を下振れさせる懸念もあり、依然として、先行きは不透明な状況が続いております。
当社グループが関連する建設市場におきましては、長期にわたり建設技能労働者の不足が解消されていないことに加え、鋼材価格が高止まりするなど厳しい状況で推移する一方、インフラ整備を中心とした一定水準の需要に支えられ、底堅く推移いたしました。
このような状況のなか、当社グループにおきましては、2022年3月期よりスタートした中期経営計画の達成目標である、売上高200億円以上を1年前倒しで達成いたしました。さらに同計画の最終年度である2024年3月期は、目標を上回る売上高210億円を達成するとともに、「S.T.G Vision2023」“私たちは、独自の技術とサービスに磨きをかけ、安全・安心の価値を追究して、社会に役立つ集団となります”の達成にいっそう磨きをかけることをスローガンとし、「人財育成」、「全体最適化」、「新事業創出」をはじめとした経営課題へ引き続き取り組むことにより、企業価値の向上に努めてまいりました。
この結果、当連結会計年度の売上高は21,142百万円(前連結会計年度比2.6%増)、営業利益2,066百万円(同4.5%増)、経常利益2,042百万円(同4.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,740百万円(同24.6%増)となりました。
各セグメントの経営成績は、以下のとおりであります。
・ ファスニング事業
当社の主力製品であるあと施工アンカーの販売が前年を上回る水準で好調に推移した一方、完成工事高が前年を下回りました。
この結果、当セグメントの売上高は16,088百万円(前連結会計年度比0.6%増)、セグメント利益は2,526百万円(同11.4%増)となりました。
・ 機能材事業
電動油圧工具関連の販売は、国内においては前年を上回る水準で堅調に推移いたしましたが、海外販売が低調であったことから前年を下回りました。
また、アルコール検知器関連の販売は前年を下回った一方、電子基板関連、FRPシート関連、包装・物流機器関連の販売は前年を上回りました。
この結果、当セグメントの売上高は5,054百万円(同9.5%増)、セグメント利益は516百万円(同17.4%減)となりました。
b. 財政状態
当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末と比較して3,720百万円(17.8%)増加し、24,629百万円となりました。
当連結会計年度末の負債の合計は、前連結会計年度末と比較して2,026百万円(40.2%)増加の7,064百万円となりました。
当連結会計年度末の純資産は、17,564百万円となり、前連結会計年度末と比較して1,693百万円(10.7%)の増加となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度と比較して913百万円 (39.7%)増加し、当連結会計年度末には3,213百万円となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、1,431百万円の増加(前連結会計年度308百万円の増加)となりました。これは主として税金等調整前当期純利益2,394百万円に加え、減価償却費が357百万円、未払消費税等の増加額が242百万円となった一方、負ののれん発生益が304百万円、売上債権の増加額が132百万円、棚卸資産の増加額が403百万円、仕入債務の減少額が123百万円、法人税等の支払額が696百万円となったことによるものであります。
投資活動によるキャッシュ・フローは、1,616百万円の減少(前連結会計年度は519百万円の減少)となりました。これは主として有形固定資産の取得による支出が370百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出が1,504百万円となった一方、投資有価証券の売却による収入が222百万円となったことによるものであります。
財務活動によるキャッシュ・フローは、1,067百万円の増加(前連結会計年度は116百万円の増加)となりました。これは主として長期借入れによる収入が1,990百万円となった一方、短期借入金の減少額が100百万円、長期借入金の返済による支出が450百万円、社債の償還による支出が105百万円、配当金の支払額が236百万円となったことによるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
a. 生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) | |
| 生産金額 (千円) | 前期比 (%) | |
| ファスニング事業 | 4,918,399 | 96.3 |
| 機能材事業 | 2,220,620 | 136.3 |
| 合計 | 7,139,020 | 106.0 |
(注) 金額は製造原価によっております。
b. 受注状況
当社グループは、主に需要予測に基づく見込生産を行っているため、該当事項はありません。
c. 販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) | |
| 販売金額 (千円) | 前期比 (%) | |
| ファスニング事業 | 16,088,216 | 100.6 |
| 機能材事業 | 5,054,001 | 109.5 |
| 合計 | 21,142,218 | 102.6 |
(注) セグメント間の取引については相殺消去しております。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて作成されております。当社グループの連結財務諸表作成に当たっては、当連結会計年度における財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような見積り、予測を使用することが必要となります。当社グループは、過去の実績値・状況等を踏まえ、合理的と判断される前提に基づき、継続的に見積り、予測を行っております。しかしながら、これらの見積り、予測は不確実性を伴うため、実際の結果と異なる場合があります。
連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。
② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの当連結会計年度の経営成績等は次のとおりであります。
a.経営成績の分析
(売上高)
当連結会計年度における売上高は、前連結会計年度と比較して537百万円(2.6%)増加し21,142百万円となりました。これは主として、あと施工アンカーの販売が増加したことによるものであります。
(売上総利益)
当連結会計年度における売上総利益は、前連結会計年度と比較して419百万円(6.8%)増加し6,626百万円となりました。これは主として、あと施工アンカーの販売が増加したことによるものであります。
(営業利益)
当連結会計年度における販売費及び一般管理費は、給料及び手当、その他に含まれる支払手数料の増加により、前連結会計年度と比較して330百万円(7.8%)増加の4,559百万円となりました。
以上の結果、当連結会計年度の営業利益は、前連結会計年度と比較して88百万円(4.5%)増加し2,066百万円となりました。
(経常利益)
当連結会計年度における営業外収益は、前連結会計年度と比較して0百万円(0.3%)減少し94百万円となりました。当連結会計年度の営業外費用は、前連結会計年度と比較して6百万円(5.1%)減少し118百万円となりました。
以上の結果、当連結会計年度の経常利益は、前連結会計年度と比較して94百万円(4.8%)増加し2,042百万円となりました。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
当連結会計年度における特別利益は、負ののれん発生益等により、前連結会計年度と比較して329百万円増加し354百万円となりました。(前連結会計年度は25百万円)当連結会計年度の特別損失は、固定資産除却損等により、前連結会計年度と比較して1百万円減少の2百万円となりました。(前連結会計年度は3百万円)
以上の結果、当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度と比較して344百万円 (24.6%)増加し1,740百万円となりました。
b.財政状態の分析
当連結会計年度(以下、「当期」という)末の総資産は、前連結会計年度(以下、「前期」という)末比3,720百万円(17.8%)増加し、24,629百万円となりました。
流動資産は同2,038百万円(15.6%)増加の15,133百万円、固定資産は同1,681百万円(21.5%)増加の9,495百万円となりました。増加の主な要因は、現金及び預金の増加が918百万円、受取手形の増加が398百万円、売掛金の増加が255百万円、商品及び製品の増加が627百万円、機械装置及び運搬具の増加が202百万円、土地の増加が277百万円、投資有価証券の増加が902百万円となった一方、契約資産の減少が118百万円となったことによるものであります。
当期末の負債の合計は、前期末比2,026百万円(40.2%)増加の7,064百万円となりました。流動負債は同404百万円(13.2%)増加の3,472百万円、固定負債は同1,622百万円(82.3%)増加の3,592百万円となりました。増加の主な要因は、1年内返済予定の長期借入金の増加が130百万円、長期借入金の増加が1,426百万円、繰延税金負債の増加が122百万円となったことによるものであります。
当期末の純資産は17,564百万円となり、前期末に比較して1,693百万円(10.7%)の増加となりました。増加の主な要因は、利益剰余金の増加が1,503百万円、為替換算調整勘定の増加が133百万円となったことによるものであります。
c.キャッシュ・フローの分析
「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
d.当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「3事業等のリスク」に記載のとおりであります。
e.当社グループの資本の財源及び資金の流動性につきましては、次のとおりであります。
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、商品の仕入のほか、製造費、販売費及び一般管理費の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資、出資等によるものであります。
短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資、出資等の長期的な資金の調達につきましても、自己資金及び金融機関からの長期借入を基本としております。
なお、当連結会計年度末における借入金、社債及びリース債務を含む有利子負債の残高は、2,611百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、3,213百万円となっております。
f.経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等につきましては、次のとおりであります。
中期経営計画3年目となる当期の達成・進捗状況は、以下のとおりであります。売上高は計画比142百万円(0.7%)増加の21,142百万円となりました。これは主に、あと施工アンカーの販売が堅調に推移し、計画を上回ったことによるものであります。
一方で、営業費用が概ね計画のとおりに推移したことにより、経常利益は計画比92百万円(4.7%)増加の2,042百万円となりました。
(単位:百万円)
| 指標 | 当期計画 | 当期実績 | 計画比 |
| 売上高 | 21,000 | 21,142 | 142 増(0.7%増) |
| 経常利益 | 1,950 | 2,042 | 92 増(4.7%増) |
| 経常利益率 | 9.3% | 9.7% | 0.4ポイント増 |