有価証券報告書-第69期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)

【提出】
2015/06/30 12:08
【資料】
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【項目】
71項目

業績等の概要

(1) 業績
当事業年度における我が国経済は、政府による経済政策や日本銀行による金融政策や円安等を背景に、企業収益や雇用環境に改善がみられるなど、景気は緩やかな回復基調で推移しました。
このような状況のもと、当社ではボイラー新設の引き合いが非常に厳しい状況にありますが、蒸気機関車用ボイラーの大修繕等があり多忙な一年となりました。
その結果、当事業年度の売上高は、225,178千円(前年同期比20.1%減)となり、経常利益は27,397千円(前年同期比40.4%減)、当期純利益は16,909千円(前事業年度は当期純損失35,928千円)となりました。
また、セグメントごとの業績は次のとおりであります。
(ボイラー部門)
ボイラー部門の売上高は169,428千円(前年同期比26.6%減)となり、営業利益は47,236千円となりました。
(不動産部門)
不動産部門の売上高は、マンションの賃貸収入49,990千円(前年同期比10.6%増)モータープール賃料収入が 5,760千円(前年同期比3.6%減) 合計55,750千円(前年同期比8.9%増)となり、営業利益は36,834千円となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物は34,631千円となり、前年同期に比べ29,187千円の減少となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度の営業活動によるキャッシュ・フローは18,182千円の収入(前事業年度は38,125千円の支出)となりました。当事業年度の主な増加原因は、税引前当期純利益の増加で27,397千円、減価償却費で10,149千円であります。また、主な減少原因は売上債権の増加で△45,077千円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度の投資活動によるキャッシュ・フローは3,102千円の支出(前事業年度は13,100千円の支出)となりました。これは保険積立金の積立による支出△2,109千円、有形固定資産の取得による支出△993千円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度の財務活動によるキャッシュ・フローは44,268千円の支出(前事業年度は81,579千円の収入)となり ました。これは長期借入金の返済による支出△44,268千円であります。