有価証券報告書-第157期(2024/04/01-2025/03/31)

【提出】
2025/06/24 14:49
【資料】
PDFをみる
【項目】
162項目

対処すべき課題

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営の基本方針
◆長期ビジョン
Make a New Enshu for the World's manufacturing
私たちは3つの挑戦により、世界のモノづくりに貢献します
1. 社員一人一人が新しいモノづくりに挑戦します
2. 常により高いレベルの品質とコストに挑戦します
3. 3事業のシナジー発揮に挑戦します
(部品加工事業、工作機械事業、システムインテグレーター事業)
(2) 経営環境及び対処すべき課題
当連結会計年度における日本工作機械工業会(日工会)による受注総額は1兆5,097億円(前期比4%増)と増加に転じたものの、依然として国内需要は自動車関連の投資が伸び悩んでいると発表されています。
当社グループといたしましては、2025年3月期を初年度とする5か年の中期経営計画「Make a New Enshu」を策定し、売上高重視から利益額重視の方針のもと、部品加工事業の拡大強化、工作機械事業の自動車業界以外への新市場拡大に取り組んでまいりました。
部品加工関連事業におきましては、長期的には既存主力製品である大型二輪車用部品及び自動車関連部品の仕事量が不透明な中ではありますが、営業活動ならびに経営資源を投入することで想定通り仕事量を拡大することができております。一方で、財務目標の達成に向けては、収益力の向上が課題であり、工作機械関連事業、システムインテグレーター事業のノウハウを活かした生産の効率化と製造や技術部門を主体としたロス改善による原価低減を進めております。
工作機械関連事業におきましては、新市場拡大に向け、SIer、医療、半導体等の分野で一定の受注獲得は出来ているものの、初年度の受注状況が想定以上に停滞していることから、現状の事業構造(システム、汎用機販売を中心)のままでは事業成長が見込めないと判断し、事業構造の抜本的な見直しを推進しております。また、足元では現状の仕事量に合わせた生産体制となるよう構造改革を進めており、受注の変動に強い収益体質への転換も図ってまいります。
以上の課題に対し、2025年5月に中期経営計画の数値目標と施策を見直しました。引き続き、目標達成に向けて各施策に取り組んでまいります。
(3) 中期経営計画の見直しについて
[中期経営計画の基本方針]
①「売上高重視から利益額重視へ」不変ですが、より一層の徹底を図ります
②「ROE5%の達成」を図ります
◆部品加工事業戦略
■経営資源を投入し、利益拡大を目指していく
①EV、内燃機関、新領域3本柱での売上拡大
・EV:生産実績(バッテリー・モーター部品)を前面に押し出した受注活動展開
・内燃機関:新規部品取り込み計画を実行中
・新領域:2024年度より産業用機械部品取り込み済(大物・高付加価値部品)
②収益力の向上
・原価低減:生産性向上活動の継続、ライン別管理で改善のCAPDサイクル展開
・生産準備の強化:準備段階での早期課題解決、新規案件垂直立ち上げ
・品質ロスのミニマム化:変化点管理の徹底、”モノ”と”コト”の両面からの再発防止対策
③3事業のシナジー創出を引き続き推進
・自動化+省人化:SIer事業との協業、検査の自動化、工場内物流の自動化
・CO2排出量削減:工機ノウハウを部品加工設備へ展開→改善事例を工機販売へ
・自社工場を3事業のショールーム工場へ
◆工作機械事業戦略
■事業構造の見直し(既存事業+4新事業を合わせた5事業への移行)
①既存事業はターゲットを絞って継続
・システムは顧客を絞り重点的に活動
②開発型機械製造業(顧客共同)
・顧客ごとにMC、専用機、組立機を開発・製造(非自動車顧客も獲得)
・完全受注生産体制(試作機、量産機)
③レーザー加工システム
・自動車EV向け:軽量化に伴うアルミ(ダイカスト)溶接
・CO2削減ニーズへ対応
・半導体向け:半導体向け試加工対応中
④SIer&IoT
・労働力不足による自動化、DX化の需要取り込みを加速
・ロボット、搬送(内製又はM&A)、AMR/AGV、IoT
・非自動車への営業強化
④保全サービス
・自動車主要顧客向けパーツ、サービス(保全、修理)
・管理体制整備:支店サービスも本社でコントロールして拡販
■構造改革(人員の適正化)
受注の変動に強い収益体質への転換を図る。現状の売上規模に合った体制を構築。損益分岐点引き下げ。
→希望退職の実施、状況の厳しい工作機械事業から、売上が伸びている部品加工事業、好調なエンシュウコネ
クティッドへの人員再配置
◆中期経営計画 財務目標
指標2025年3月期
(実績)
2026年3月期
(中期経営計画)
2029年3月期
(中期経営計画)
全社売上高(億円)218200250
営業利益(億円)△74.510
営業利益率(%)△3.22.24.0
ROE(%)△20.415
PBR(倍)0.30.3※未定

※PBRの目標値については未定としておりますが、中計損益目標の早期達成とその後のPBR1倍の実現
を目指してまいります。

IRBANK 採用情報

フルスタックエンジニア

  • 10年以上蓄積したファイナンスデータとAIを掛け合わせて、投資の意思決定を加速させるポジションです。
  • UI からデータベースまで一貫して関われるポジションです。

プロダクトMLエンジニア

  • MLとLLMを掛け合わせ、分析から予測までをスピーディかつ正確な投資体験に落とし込むポジションです。

UI/UXデザイナー

  • IRBANK初の一人目デザイナーとして、複雑な金融情報を美しく直感的に届ける体験をつくるポジションです。

Webメディアディレクター

  • 月間500万PVを超える、大規模DBサイトを運営できます。
  • これから勢いよく伸びるであろうサービスの根幹部分を支えるポジションです。

学生インターン

  • 月間500万PVを超える日本最大級のIRデータプラットフォームの運営に携わり、金融・データ・プロダクトの現場を学生のうちから体験できます。

マーケティングマネージャー

  • IRBANKのブランドと文化の構築。
  • 百万人の現IRBANKユーザーとまだIRBANKを知らない数千万人に対してマーケティングをしてみたい方。