四半期報告書-第102期第3四半期(平成29年10月1日-平成29年12月31日)
有報資料
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営成績の分析
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、海外は地政学リスクや欧米の政治・経済動向などに先行き不透明な状況が残るものの、引続き堅調な米国経済に加え、中国経済も持ち直しの動きが続く中、国内では、株高や好調な企業収益を背景に雇用環境や設備投資は底堅く、輸出が増加するなど、景気の回復基調は継続しているものと考えられます。
このような経営環境下にあって、当社グループは、平成29年4月よりスタートした新中期経営計画において、「100年企業への2nd Stage -持続成長のための革新的価値創造-」を経営コンセプトに掲げ、日本、北米、欧州、アジア4極各々の成長を目指し、またコスト削減活動やアマノ流働き方改革等を通じて経営体質の強化にも努めてまいりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高は881億24百万円(前年同期比3.0%増)、営業利益91億40百万円(同13.1%増)、経常利益96億91百万円(同12.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益66億47百万円(同20.9%増)となり、増収増益となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
時間情報システム事業
当事業の売上高は、641億95百万円で、前年同期比25億35百万円の増収(4.1%増)となりました。事業部門別の状況は以下のとおりであります。
・情報システム 181億82百万円(前年同期比5.3%増)
国内は、アマノ単体が情報ターミナルは減収も、ソフトウェアが好調を持続し増収となりました。クラウドサービスを展開するアマノビジネスソリューションズ社は堅調に推移し増収となりました。海外は、欧州、北米ともに増収となり、全体では増収となりました。
・時間管理機器 26億63百万円(前年同期比3.6%減)
国内はタイムレコーダー販売台数が増加したものの輸出減により減収、海外も減収となりました。
・パーキングシステム 433億49百万円(前年同期比4.2%増)
国内は、アマノ単体がゲート式駐車場案件の増加により増収、駐車場管理受託事業を展開するアマノマネジメントサービス社が引き続き堅調に推移し増収となりました。海外は、北米が減収となったものの、韓国・香港の運営受託事業が順調に拡大し、全体では増収となりました。
環境関連システム事業
当事業の売上高は、239億28百万円で、前年同期比10百万円の増収(0.0%増)となりました。事業部門別の状況は以下のとおりであります。
・環境システム 154億12百万円(前年同期比0.5%増)
国内は、アマノ単体が汎用機は増収となったものの大型システムが低調に推移し減収となりました。海外は、好調なメキシコに加えて中国も回復し増収となりました。
・クリーンシステム 85億16百万円(前年同期比0.7%減)
国内は、アマノ単体が横ばいに推移しました。海外は、北米の木材床研磨機器事業は堅調に推移したもののその他の清掃機器等が伸び悩み減収となりました。
(参考情報)
[所在地別情報]
(注) 1.国又は地域の区分は、地理的近接度によっております。
2.本邦以外の区分に属する主な国又は地域
(1)アジア……………シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシア、韓国、中国、フィリピン
(2)北米………………アメリカ、カナダ、メキシコ
(3)欧州………………フランス、ベルギー、スペイン
[海外売上高]
(注) 1.国又は地域の区分は、地理的近接度によっております。
2.本邦以外の区分に属する主な国又は地域
(1)アジア……………シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシア、韓国、中国、フィリピン
(2)北米………………アメリカ、カナダ
(3)欧州………………フランス、ベルギー、スペイン
(4)その他の地域……中南米
3.海外売上高は、当社及び連結子会社の本邦以外の国又は地域における売上高であります。
(2) 財政状態の分析
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、1,378億14百万円と前連結会計年度末に比べ73百万円減少いたしました。これは主に、固定資産が投資有価証券の増加等により11億37百万円増加したものの、流動資産が受取手形及び売掛金の減少等により12億11百万円減少したことによるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は、358億76百万円と前連結会計年度末に比べ25億90百万円減少いたしました。これは主に、流動負債が支払手形及び買掛金や賞与引当金の減少等により19億43百万円減少し、また、固定負債が長期借入金の減少等により6億47百万円減少したことによるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は、1,019億38百万円と前連結会計年度末に比べ25億16百万円増加いたしました。これは主に、株主資本が配当金の支払があったものの、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により18億61百万円増加し、その他の包括利益累計額がその他有価証券評価差額金の増加等により6億14百万円増加したことによるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、373億10百万円と前連結会計年度末に比べ20億40百万円増加いたしました。当第3四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、115億29百万円(前年同期に比べ32億85百万円の収入の増加)となりました。これは主に、法人税等の支払額39億47百万円、仕入債務の減少額27億28百万円等が計上されたものの、税金等調整前四半期純利益99億22百万円、売上債権の減少額62億40百万円等が計上されたことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、△46億15百万円(前年同期に比べ13億32百万円の支出の増加)となりました。これは主に、定期預金の払戻による収入53億18百万円が計上されたものの、定期預金の預入による支出57億97百万円、有形固定資産の取得による支出19億24百万円、無形固定資産の取得による支出17億89百万円等が計上されたことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、△47億92百万円(前年同期に比べ12億59百万円の支出の減少)となりました。これは主に、セール・アンド・リースバックによる収入10億72百万円が計上されたものの、配当金の支払額39億54百万円、ファイナンス・リース債務の返済による支出11億68百万円等が計上されたことによるものであります。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は9億67百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6) 経営成績に重要な影響を与える要因
① 時間情報システム事業及び環境関連システム事業をグローバルに展開しておりますが、売上高及び営業利益への貢献割合は時間情報システム事業が高くなっております。当社グループの業績において高い割合を有する時間情報システム事業について、需要構造の激変、新市場の創出等により市場拡大が見込まれると予測された場合、新たな競争相手の参入が予想されます。その場合、競争相手が当社を凌駕する革新的な製品やソリューションをもって参入し、当社グループの市場優位性が低下し、業績に大きな影響を与える可能性があります。
② グローバルな事業展開に伴い、当社グループの業績は海外での取引を円換算する際に、為替相場の変動による影響を受ける状況にあります。
③ システム・ソリューションの提案やASP・SaaSサービス、ホスティングサービス等のクラウドビジネスを展開する中で、顧客及び顧客からお預かりした個人情報等の機密情報を取扱っております。そのため、「情報セキュリティ管理規程」に基づく安全管理措置の強化・徹底を図り、具体的には、ハードディスクや外部媒体の暗号化による機密情報漏洩防止措置、定期的なe-learningによる社員教育等を実施しております。また、当社は平成26年2月にプライバシーマークの認証を取得し、業務委託先の監督や社内規定の遵守徹底を図る等、情報セキュリティへの取組みについては万全を期しておりますが、予期せぬ事態によりそれら機密情報や個人情報の紛失、漏洩が起きた場合には、信用の低下等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
④ 大規模地震や風水害等の自然災害発生時には、人的・物的被害を受ける可能性があります。当社グループでは、平時より災害時緊急連絡カードの常時携帯、緊急連絡網や安否確認システムの整備、基幹システムやファイルサーバー等の外部データセンター移設、また緊急事態発生時における災害対策本部設置体制の整備等、必要な措置を講じておりますが、販売拠点である営業所及び製造拠点である事業所の損壊や従業員の業務従事困難な状況の発生により、事業活動が一時的に継続できなくなる可能性があります。
⑤ 日本をはじめ北米・欧州・アジア各地域においてグローバルな事業展開を行っております。展開先の国・地域における独自の法令諸規則適用や政治変動による社会混乱、戦争・テロ発生等により、業務不能な状況となることも想定され、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
(7) 経営者の問題認識と今後の方針について
当社は、「人と時間」「人と環境」の分野で新しい価値を創造し、安心・快適で健全な社会の実現に貢献することを経営理念としております。
この経営理念のもと、経営環境の変化に対応した最適なガバナンス体制を機軸に、既存事業の拡大に加え中長期・グローバルな視点での新しい事業・市場を創出して持続成長を実現することにより企業価値の最大化を図ります。また、事業活動を通じて確保した適正な利益を継続的に還元して、「顧客、取引先、株主、社員、地域社会」の全てのステークホールダーに信頼され評価される企業を目指してまいります。
平成29年4月からスタートした新中期経営計画では、「100年企業への2nd Stage -持続成長のための革新的価値創造-」を経営コンセプトとして掲げ、「エリア別成長戦略」「経営基盤強化」「イノベーション創出」「ブランド価値向上」の4つの重要課題を実行し、本計画の最終年度である平成32年3月期に売上高1,400億円以上、営業利益160億円以上の業績達成を目指してまいります。
(1) 経営成績の分析
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、海外は地政学リスクや欧米の政治・経済動向などに先行き不透明な状況が残るものの、引続き堅調な米国経済に加え、中国経済も持ち直しの動きが続く中、国内では、株高や好調な企業収益を背景に雇用環境や設備投資は底堅く、輸出が増加するなど、景気の回復基調は継続しているものと考えられます。
このような経営環境下にあって、当社グループは、平成29年4月よりスタートした新中期経営計画において、「100年企業への2nd Stage -持続成長のための革新的価値創造-」を経営コンセプトに掲げ、日本、北米、欧州、アジア4極各々の成長を目指し、またコスト削減活動やアマノ流働き方改革等を通じて経営体質の強化にも努めてまいりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高は881億24百万円(前年同期比3.0%増)、営業利益91億40百万円(同13.1%増)、経常利益96億91百万円(同12.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益66億47百万円(同20.9%増)となり、増収増益となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
時間情報システム事業
当事業の売上高は、641億95百万円で、前年同期比25億35百万円の増収(4.1%増)となりました。事業部門別の状況は以下のとおりであります。
・情報システム 181億82百万円(前年同期比5.3%増)
国内は、アマノ単体が情報ターミナルは減収も、ソフトウェアが好調を持続し増収となりました。クラウドサービスを展開するアマノビジネスソリューションズ社は堅調に推移し増収となりました。海外は、欧州、北米ともに増収となり、全体では増収となりました。
・時間管理機器 26億63百万円(前年同期比3.6%減)
国内はタイムレコーダー販売台数が増加したものの輸出減により減収、海外も減収となりました。
・パーキングシステム 433億49百万円(前年同期比4.2%増)
国内は、アマノ単体がゲート式駐車場案件の増加により増収、駐車場管理受託事業を展開するアマノマネジメントサービス社が引き続き堅調に推移し増収となりました。海外は、北米が減収となったものの、韓国・香港の運営受託事業が順調に拡大し、全体では増収となりました。
環境関連システム事業
当事業の売上高は、239億28百万円で、前年同期比10百万円の増収(0.0%増)となりました。事業部門別の状況は以下のとおりであります。
・環境システム 154億12百万円(前年同期比0.5%増)
国内は、アマノ単体が汎用機は増収となったものの大型システムが低調に推移し減収となりました。海外は、好調なメキシコに加えて中国も回復し増収となりました。
・クリーンシステム 85億16百万円(前年同期比0.7%減)
国内は、アマノ単体が横ばいに推移しました。海外は、北米の木材床研磨機器事業は堅調に推移したもののその他の清掃機器等が伸び悩み減収となりました。
(参考情報)
[所在地別情報]
| (単位:百万円) | ||||||||
| 売上高 | 営業利益又は営業損失(△) | |||||||
| 第3四半期累計期間 | 増減 | 増減率 (%) | 第3四半期累計期間 | 増減 | 増減率 (%) | |||
| 平成29年 3月期 | 平成30年 3月期 | 平成29年 3月期 | 平成30年 3月期 | |||||
| 日本 | 59,186 | 59,838 | 652 | 1.1 | 8,861 | 10,529 | 1,668 | 18.8 |
| アジア | 8,512 | 9,948 | 1,435 | 16.9 | 597 | 888 | 291 | 48.8 |
| 北米 | 14,230 | 13,935 | △295 | △2.1 | 743 | △41 | △785 | ― |
| 欧州 | 5,469 | 6,018 | 549 | 10.0 | 356 | 449 | 93 | 26.3 |
| 計 | 87,399 | 89,741 | 2,341 | 2.7 | 10,559 | 11,827 | 1,268 | 12.0 |
| 消去 又は全社 | △1,821 | △1,616 | ― | ― | △2,475 | △2,686 | ― | ― |
| 連結 | 85,578 | 88,124 | 2,546 | 3.0 | 8,083 | 9,140 | 1,056 | 13.1 |
(注) 1.国又は地域の区分は、地理的近接度によっております。
2.本邦以外の区分に属する主な国又は地域
(1)アジア……………シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシア、韓国、中国、フィリピン
(2)北米………………アメリカ、カナダ、メキシコ
(3)欧州………………フランス、ベルギー、スペイン
[海外売上高]
| (単位:百万円) | |||||||
| 海外売上高 | 連結売上高に占める 海外売上高の割合(%) | ||||||
| 第3四半期累計期間 | 増減 | 増減率 (%) | 第3四半期累計期間 | 増減 | |||
| 平成29年 3月期 | 平成30年 3月期 | 平成29年 3月期 | 平成30年 3月期 | ||||
| アジア | 8,683 | 9,886 | 1,202 | 13.8 | 10.1 | 11.2 | 1.1 |
| 北米 | 12,936 | 12,664 | △271 | △2.1 | 15.1 | 14.4 | △0.7 |
| 欧州 | 5,450 | 5,837 | 387 | 7.1 | 6.4 | 6.6 | 0.2 |
| その他 の地域 | 863 | 1,266 | 403 | 46.7 | 1.0 | 1.5 | 0.5 |
| 計 | 27,933 | 29,655 | 1,721 | 6.2 | 32.6 | 33.7 | 1.1 |
| 連結売上高 | 85,578 | 88,124 | |||||
(注) 1.国又は地域の区分は、地理的近接度によっております。
2.本邦以外の区分に属する主な国又は地域
(1)アジア……………シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシア、韓国、中国、フィリピン
(2)北米………………アメリカ、カナダ
(3)欧州………………フランス、ベルギー、スペイン
(4)その他の地域……中南米
3.海外売上高は、当社及び連結子会社の本邦以外の国又は地域における売上高であります。
(2) 財政状態の分析
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、1,378億14百万円と前連結会計年度末に比べ73百万円減少いたしました。これは主に、固定資産が投資有価証券の増加等により11億37百万円増加したものの、流動資産が受取手形及び売掛金の減少等により12億11百万円減少したことによるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は、358億76百万円と前連結会計年度末に比べ25億90百万円減少いたしました。これは主に、流動負債が支払手形及び買掛金や賞与引当金の減少等により19億43百万円減少し、また、固定負債が長期借入金の減少等により6億47百万円減少したことによるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は、1,019億38百万円と前連結会計年度末に比べ25億16百万円増加いたしました。これは主に、株主資本が配当金の支払があったものの、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により18億61百万円増加し、その他の包括利益累計額がその他有価証券評価差額金の増加等により6億14百万円増加したことによるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、373億10百万円と前連結会計年度末に比べ20億40百万円増加いたしました。当第3四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、115億29百万円(前年同期に比べ32億85百万円の収入の増加)となりました。これは主に、法人税等の支払額39億47百万円、仕入債務の減少額27億28百万円等が計上されたものの、税金等調整前四半期純利益99億22百万円、売上債権の減少額62億40百万円等が計上されたことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、△46億15百万円(前年同期に比べ13億32百万円の支出の増加)となりました。これは主に、定期預金の払戻による収入53億18百万円が計上されたものの、定期預金の預入による支出57億97百万円、有形固定資産の取得による支出19億24百万円、無形固定資産の取得による支出17億89百万円等が計上されたことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、△47億92百万円(前年同期に比べ12億59百万円の支出の減少)となりました。これは主に、セール・アンド・リースバックによる収入10億72百万円が計上されたものの、配当金の支払額39億54百万円、ファイナンス・リース債務の返済による支出11億68百万円等が計上されたことによるものであります。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は9億67百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6) 経営成績に重要な影響を与える要因
① 時間情報システム事業及び環境関連システム事業をグローバルに展開しておりますが、売上高及び営業利益への貢献割合は時間情報システム事業が高くなっております。当社グループの業績において高い割合を有する時間情報システム事業について、需要構造の激変、新市場の創出等により市場拡大が見込まれると予測された場合、新たな競争相手の参入が予想されます。その場合、競争相手が当社を凌駕する革新的な製品やソリューションをもって参入し、当社グループの市場優位性が低下し、業績に大きな影響を与える可能性があります。
② グローバルな事業展開に伴い、当社グループの業績は海外での取引を円換算する際に、為替相場の変動による影響を受ける状況にあります。
③ システム・ソリューションの提案やASP・SaaSサービス、ホスティングサービス等のクラウドビジネスを展開する中で、顧客及び顧客からお預かりした個人情報等の機密情報を取扱っております。そのため、「情報セキュリティ管理規程」に基づく安全管理措置の強化・徹底を図り、具体的には、ハードディスクや外部媒体の暗号化による機密情報漏洩防止措置、定期的なe-learningによる社員教育等を実施しております。また、当社は平成26年2月にプライバシーマークの認証を取得し、業務委託先の監督や社内規定の遵守徹底を図る等、情報セキュリティへの取組みについては万全を期しておりますが、予期せぬ事態によりそれら機密情報や個人情報の紛失、漏洩が起きた場合には、信用の低下等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
④ 大規模地震や風水害等の自然災害発生時には、人的・物的被害を受ける可能性があります。当社グループでは、平時より災害時緊急連絡カードの常時携帯、緊急連絡網や安否確認システムの整備、基幹システムやファイルサーバー等の外部データセンター移設、また緊急事態発生時における災害対策本部設置体制の整備等、必要な措置を講じておりますが、販売拠点である営業所及び製造拠点である事業所の損壊や従業員の業務従事困難な状況の発生により、事業活動が一時的に継続できなくなる可能性があります。
⑤ 日本をはじめ北米・欧州・アジア各地域においてグローバルな事業展開を行っております。展開先の国・地域における独自の法令諸規則適用や政治変動による社会混乱、戦争・テロ発生等により、業務不能な状況となることも想定され、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
(7) 経営者の問題認識と今後の方針について
当社は、「人と時間」「人と環境」の分野で新しい価値を創造し、安心・快適で健全な社会の実現に貢献することを経営理念としております。
この経営理念のもと、経営環境の変化に対応した最適なガバナンス体制を機軸に、既存事業の拡大に加え中長期・グローバルな視点での新しい事業・市場を創出して持続成長を実現することにより企業価値の最大化を図ります。また、事業活動を通じて確保した適正な利益を継続的に還元して、「顧客、取引先、株主、社員、地域社会」の全てのステークホールダーに信頼され評価される企業を目指してまいります。
平成29年4月からスタートした新中期経営計画では、「100年企業への2nd Stage -持続成長のための革新的価値創造-」を経営コンセプトとして掲げ、「エリア別成長戦略」「経営基盤強化」「イノベーション創出」「ブランド価値向上」の4つの重要課題を実行し、本計画の最終年度である平成32年3月期に売上高1,400億円以上、営業利益160億円以上の業績達成を目指してまいります。