四半期報告書-第89期第3四半期(平成29年10月1日-平成29年12月31日)

【提出】
2018/02/13 9:09
【資料】
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【項目】
28項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1) 経営成績の分析
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や所得環境の改善が続くなど、引き続き緩やかな景気回復基調にありましたが、海外の政治・経済の動向等、依然として不安要素を抱えたまま推移致しました。
このような情勢のもと、当社グループといたしましては、生産の効率化、品質の向上やお客様のニーズにあった製品の提供につとめてまいりました結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は196億26百万円(前年同期比10.7%増)となりました。
利益面につきましては、原価低減活動や業務の効率化に取組みました結果、営業利益は7億80百万円(前年同期比50.4%増)、経常利益は8億9百万円(前年同期比53.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は5億11百万円(前年同期比57.5%増)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の資産合計は243億48百万円となり、前連結会計年度末に比べ13億29百万円の減少となりました。このうち、流動資産の減少(前連結会計年度末比27億11百万円減)は短期貸付金の減少、固定資産の増加(前連結会計年度末比13億81百万円増)は土地取得によるものがそれぞれ主な要因となっております。
当第3四半期連結会計期間末の負債合計は124億97百万円となり、前連結会計年度末に比べ17億16百万円の減少となりました。このうち、流動負債の増加(前連結会計年度末比2億86百万円増)は1年以内返済予定となった長期借入金の流動負債への振替及び仕入債務の減少、固定負債の減少(前連結会計年度末比20億2百万円減)は前述の長期借入金の流動負債への振替がそれぞれ主な要因となっております。
当第3四半期連結会計期間末の純資産合計は118億50百万円となり、利益剰余金の増加等により前連結会計年度末に比べ3億87百万円の増加となりました。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更はありません。
また、新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。
(6) 主要な設備
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの成長戦略の一環として、土地を取得致しました。当該土地の約1/2は連結子会社である仕入先へ移転用地として賃貸し、残り1/2は当社の将来的な戦略スペースと致します。