有価証券報告書-第56期(2025/01/01-2025/12/31)
16.法人所得税
(1)繰延税金資産及び繰延税金負債
繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳及び増減は以下のとおりであります。
前連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)
当連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)
繰延税金資産を認識していない税務上の繰越欠損金及び将来減算一時差異は以下のとおりであります。
繰延税金資産を認識していない税務上の繰越欠損金の繰越期限は以下のとおりであります。
繰延税金負債を認識していない子会社等に対する投資に係る将来加算一時差異の合計額は、前連結会計年度及び当連結会計年度において、それぞれ2,505百万円及び18,636百万円であります。これらは当社グループが一時差異を解消する時期をコントロールでき、かつ予測可能な期間内に当該一時差異が解消しない可能性が高いことから、繰延税金負債を認識しておりません。
(2)法人所得税費用
法人所得税費用の内訳は以下のとおりであります。
法定実効税率と平均実際負担税率との差異要因は以下のとおりであります。
当社グループは、主に法人税、住民税及び事業税を課されており、これらを基礎として計算した法定実効税率は、前連結会計年度及び当連結会計年度においてそれぞれ30.6%であります。ただし、海外子会社についてはその所在地における法人税等が課されております。
(3)グローバル・ミニマム課税
当社が所在する日本では、2023年度税制改正によりBEPSのグローバル・ミニマム課税ルールのうち所得合算ルール(IIR)が導入されており、子会社等の税負担が最低税率(15%)に至るまで、当社に対して追加で上乗せ課税が適用されます。
当社グループは、外部の税務専門家と協力してその影響を検討した結果、当社グループが事業活動を行っている法域のほとんどで移行期セーフ・ハーバー救済措置が適用されており、第2の柱の法人所得税に対する重要性があるエクスポージャーを想定しておりません。
なお、当社グループは、第2の柱の法人所得税に係る繰延税金資産及び負債について、IAS第12号「法人所得税」が要求する一時的な例外規定を適用しており、認識及び開示を行っておりません。
(1)繰延税金資産及び繰延税金負債
繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳及び増減は以下のとおりであります。
前連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)
| (単位:百万円) | |||||
| 2024年 1月1日 | 純損益を 通じて認識 | その他の 包括利益に おいて認識 | 売却目的保有への振替 | 2024年 12月31日 | |
| 繰延税金資産 | |||||
| 退職給付に係る負債 | 581 | △6 | 41 | - | 616 |
| 棚卸資産(未実現利益) | 1,169 | 346 | - | - | 1,516 |
| 未払賞与 | 895 | 199 | - | - | 1,095 |
| 繰越欠損金 | 1,674 | △656 | - | - | 1,017 |
| 棚卸資産評価損 | 191 | 31 | - | - | 223 |
| 未払事業税 | 46 | 163 | - | - | 209 |
| 固定資産(未実現利益) | 657 | △17 | - | - | 639 |
| 減価償却超過額 | 806 | △37 | - | - | 769 |
| 未払費用 | 241 | △6 | - | - | 235 |
| 減損損失 | 626 | △241 | - | - | 385 |
| 貸倒引当金 | 60 | △42 | - | - | 17 |
| 有給休暇 | 509 | 106 | - | - | 616 |
| リース負債 | 2,216 | △171 | - | - | 2,044 |
| その他 | 1,119 | △243 | - | - | 876 |
| 合計 | 10,794 | △573 | 41 | - | 10,262 |
| 繰延税金負債 | |||||
| 減価償却費 | 4,207 | 674 | - | - | 4,882 |
| 子会社の連結開始時の時価評価による簿価修正額 | 1,275 | △58 | - | - | 1,216 |
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産 | 1,944 | - | 34 | - | 1,978 |
| 土地評価差額金 | 1,172 | - | - | - | 1,172 |
| デリバティブ | 107 | 79 | - | - | 187 |
| 使用権資産 | 2,129 | △186 | - | - | 1,942 |
| その他 | 553 | 13 | - | - | 567 |
| 合計 | 11,391 | 521 | 34 | - | 11,948 |
当連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)
| (単位:百万円) | |||||
| 2025年 1月1日 | 純損益を 通じて認識 | その他の 包括利益に おいて認識 | 売却目的保有への振替 | 2025年 12月31日 | |
| 繰延税金資産 | |||||
| 退職給付に係る負債 | 616 | 106 | 63 | △14 | 771 |
| 棚卸資産(未実現利益) | 1,516 | 128 | - | - | 1,644 |
| 未払賞与 | 1,095 | 14 | - | △52 | 1,057 |
| 繰越欠損金 | 1,017 | 368 | - | △1,343 | 42 |
| 棚卸資産評価損 | 223 | 36 | - | △25 | 233 |
| 未払事業税 | 209 | △31 | - | △7 | 171 |
| 固定資産(未実現利益) | 639 | 37 | - | - | 676 |
| 減価償却超過額 | 769 | 27 | - | △270 | 525 |
| 未払費用 | 235 | 27 | - | △97 | 165 |
| 減損損失 | 385 | 130 | - | △515 | - |
| 貸倒引当金 | 17 | 36 | - | △47 | 7 |
| 有給休暇 | 616 | 67 | - | - | 683 |
| リース負債 | 2,044 | △176 | - | △52 | 1,815 |
| 事業整理損失 | - | 3,058 | - | - | 3,058 |
| その他 | 876 | △289 | - | △254 | 332 |
| 合計 | 10,262 | 3,542 | 63 | △2,682 | 11,186 |
| 繰延税金負債 | |||||
| 減価償却費 | 4,882 | 461 | - | △1,667 | 3,676 |
| 子会社の連結開始時の時価評価による簿価修正額 | 1,216 | △986 | - | △230 | - |
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産 | 1,978 | - | △625 | △245 | 1,107 |
| 土地評価差額金 | 1,172 | - | - | △754 | 418 |
| デリバティブ | 187 | 48 | - | - | 236 |
| 使用権資産 | 1,942 | △85 | - | △88 | 1,768 |
| その他 | 567 | 3,695 | - | △115 | 4,147 |
| 合計 | 11,948 | 3,134 | △625 | △3,102 | 11,354 |
繰延税金資産を認識していない税務上の繰越欠損金及び将来減算一時差異は以下のとおりであります。
| (単位:百万円) | ||
| 前連結会計年度 (2024年12月31日) | 当連結会計年度 (2025年12月31日) | |
| 税務上の繰越欠損金 | 30,347 | 21,118 |
| 将来減算一時差異 | 16,614 | 8,039 |
| 合計 | 46,962 | 29,158 |
繰延税金資産を認識していない税務上の繰越欠損金の繰越期限は以下のとおりであります。
| (単位:百万円) | ||
| 前連結会計年度 (2024年12月31日) | 当連結会計年度 (2025年12月31日) | |
| 1年目 | 946 | - |
| 2年目 | 232 | - |
| 3年目 | 605 | 5 |
| 4年目 | 826 | 38 |
| 5年目以降 | 27,737 | 21,075 |
| 合計 | 30,347 | 21,118 |
繰延税金負債を認識していない子会社等に対する投資に係る将来加算一時差異の合計額は、前連結会計年度及び当連結会計年度において、それぞれ2,505百万円及び18,636百万円であります。これらは当社グループが一時差異を解消する時期をコントロールでき、かつ予測可能な期間内に当該一時差異が解消しない可能性が高いことから、繰延税金負債を認識しておりません。
(2)法人所得税費用
法人所得税費用の内訳は以下のとおりであります。
| (単位:百万円) | ||
| 前連結会計年度 (自 2024年1月1日 至 2024年12月31日) | 当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) | |
| 当期税金費用 | 6,905 | 6,809 |
| 繰延税金費用 | △245 | △1,624 |
| 合計 | 6,659 | 5,185 |
法定実効税率と平均実際負担税率との差異要因は以下のとおりであります。
| (単位:%) | ||
| 前連結会計年度 (自 2024年1月1日 至 2024年12月31日) | 当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) | |
| 法定実効税率 | 30.6 | 30.6 |
| 交際費等永久に損金に算入されない項目 | 2.3 | 2.1 |
| 受取配当金等永久に益金に算入されない項目 | △23.5 | △81.6 |
| 持分法投資損益 | △0.1 | 3.1 |
| 住民税均等割 | 0.3 | 0.4 |
| 親会社の法定実効税率と子会社の税率差 | △2.6 | △5.0 |
| 試験研究に係る特別控除 | △3.5 | △2.5 |
| 評価性引当額 | 8.7 | △11.5 |
| 連結子会社に対する投資関係 | 25.6 | 93.2 |
| その他 | △0.6 | 4.1 |
| 平均実際負担税率 | 37.3 | 32.9 |
当社グループは、主に法人税、住民税及び事業税を課されており、これらを基礎として計算した法定実効税率は、前連結会計年度及び当連結会計年度においてそれぞれ30.6%であります。ただし、海外子会社についてはその所在地における法人税等が課されております。
(3)グローバル・ミニマム課税
当社が所在する日本では、2023年度税制改正によりBEPSのグローバル・ミニマム課税ルールのうち所得合算ルール(IIR)が導入されており、子会社等の税負担が最低税率(15%)に至るまで、当社に対して追加で上乗せ課税が適用されます。
当社グループは、外部の税務専門家と協力してその影響を検討した結果、当社グループが事業活動を行っている法域のほとんどで移行期セーフ・ハーバー救済措置が適用されており、第2の柱の法人所得税に対する重要性があるエクスポージャーを想定しておりません。
なお、当社グループは、第2の柱の法人所得税に係る繰延税金資産及び負債について、IAS第12号「法人所得税」が要求する一時的な例外規定を適用しており、認識及び開示を行っておりません。