有価証券報告書-第41期(令和3年9月1日-令和4年8月31日)

【提出】
2022/11/24 10:00
【資料】
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【項目】
154項目

研究開発活動

当社グループは「インプラント工法で世界の建設を変える」という経営方針を基に、圧入原理の優位性を核とした自流独創の発明力で建設工事における様々な制約を克服し、建設の五大原則を遵守して工事の目的を達成させ、インプラント工法のパッケージ化によるグローバル展開を推進するため、油圧式杭圧入引抜機「サイレントパイラー」とその周辺機器の研究開発および、耐震地下駐車場・駐輪場を主体とする地下関連の開発を行っております。
当連結会計年度につきましては、機械・装置の高効率化、好条件化、無人化、省力化、電動化およびグローバル化を目的とした研究開発を重点的に行っており、研究開発費の総額は604百万円であります。
研究開発活動は、主に建設機械事業で行っており、内容は次のとおりであります。
①油圧式杭圧入引抜機
上部障害クリア工法 超低空頭専用 ジャイロパイラーΦ1000 圧入能力 1,500キロニュートン
②パワーユニット・周辺装置・アタッチメント
上部障害クリア工法 超低空頭専用 杭投入装置
打下装置
保持チャック
小口径チャック
液晶型多機能モニタ
③機械式駐車場・駐輪場
地下機械式駐輪場エコサイクル 2基 葛飾区
2基 港区
2基 横浜市
超小型EV専用機械式駐車場 1基 高知本社
④新たな開発課題の達成
圧入原理の優位性を生かした自動運転システムや硬質地盤施工システム、GRBシステムといった独自システムの更なる開発に取り組んでおります。また、機械装置の高効率化、好条件化、無人化、省力化、電動化を行っております。
⑤海外売上比率を全体の7割とするためのグローバル展開
圧入工事事業と建設機械事業とを融合させ、工法提案から構造物の材料供給、施工までをトータルパッケージで提供する為の新たな機械装置、工法の開発も行っております。