有価証券報告書-第59期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)

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2018/06/22 10:32
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122項目
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、生産・輸出の拡大により企業収益や雇用所得環境の改善が続く中、個人消費も持ち直し総じて緩やかな回復基調の中で推移しました。また、世界経済は先進国・新興国共に回復基調が持続いたしましたが、一方では国内外での政治、経済政策の動向や地政学リスクによる不透明感が残る状況となりました。
このような環境のもとで当社グループは、主力商品の圧砕機、油圧ブレーカ、環境関連機器、林業機械等の販売に注力しました結果、当連結会計年度の業績は、売上高15,399,533千円(前年同期比17.4%増)、営業利益1,195,193千円(前年同期比8.0%増)、経常利益1,270,984千円(前年同期比16.4%増)と順調に推移したものの、親会社株主に帰属する当期純利益に関しては得意先の倒産関連による特別損失150,399千円を計上したこと等により666,407百万円(前年同期比4.3%減)となりました。
また、平成29年10月に株式取得いたしました株式会社南星機械、株式会社南星ウインテック、暁機工株式会社に関しては第3四半期連結会計期間から連結対象とし、新たな報告セグメント「南星」として記載しております。
当連結会計年度のセグメント別の業績は次のとおりであります。
国内セグメントは、売上高11,114,353千円(前年同期比0.9%増)となりました。機種別には、主力の圧砕機は再開発や建替需要が堅調な中、業界シェアも順調に伸ばし売上高は5,875,160千円(前年同期比7.2%増)、油圧ブレーカは戦略商品投入やレンタル業者の需要回復により、売上高は943,545千円(前年同期比33.5%増)となりました。一方、環境関連機器は排ガス規制の影響もあり、売上高は1,147,259千円(前年同期比35.6%減)と減収になりました。また、アフタービジネスについては指定サービス工場の体制整備が寄与し原材料売上高が1,187,670千円(前年同期比4.2%増)、修理売上高が803,550千円(前年同期比7.0%増)となりました。利益面については、円安による輸入原価上昇等の影響もありセグメント利益は860,786百万円(前年同期比1.4%減)となりました。
海外セグメントは、売上高が2,752,204千円(前年同期比31.3%増)となりました。堅調な海外需要を背景にレンタル需要が回復した北米が順調に推移したことに加えて、代理店拡充を図ってきたアジア、オランダ駐在員事務所を開設した欧州共に各地域で売上が増加いたしました。セグメント利益も391,411千円(前年同期比66.4%増)と大幅な増益となりました。
南星セグメントは売上高1,532,975千円(6ヶ月累計)となりました。販売内容の主なものは林業機械、スクラップ用機械、車載・舶用クレーン、ケーブルクレーン、各種ウインチ等となっております。利益については株式取得前に加入していた保険費用55,826千円を計上した事もありセグメント利益は△11,015千円となりました。
なお、各事業セグメントに該当しない項目として新規株式取得費用およびのれん償却費等が45,989千円発生しております。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、長期借入金の返済による支出1,091,207千円、たな卸資産の増加額782,503千円、売上債権の増加額703,310千円、法人税等の支払額591,600千円等の減少要因はありましたが、株式の発行による収入1,495,506千円、税金等調整前当期純利益1,073,713千円、仕入債務の増加額778,536千円等の増加要因があったことから、前連結会計年度末に比べ186,103千円増加し、当連結会計年度末には3,448,010千円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
「営業活動によるキャッシュ・フロー」
当連結会計年度において営業活動の結果使用した資金は245,701千円(前年同期1,528,448円の収入)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益1,073,713千円、仕入債務の増加額778,536千円等がありましたが、たな卸資産の増加額782,503千円、売上債権の増加額703,310千円、法人税等の支払額591,600千円が計上されたことによるものであります。
「投資活動によるキャッシュ・フロー」
当連結会計年度において投資活動の結果使用した資金は481,158千円(前年同期307,045千円の支出)となりました。これは主に、保険積立金の解約による収入260,802千円等がありましたが、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出498,901千円、有形固定資産の取得による支出286,408千円が計上されたことによるものであります。
「財務活動によるキャッシュ・フロー」
当連結会計年度において財務活動の結果得られた資金は914,607千円(前年同期156,583千円の支出)となりました。これは主に長期借入金の返済による支出1,091,207千円、配当金の支払額158,554千円がありましたが、株式の発行による収入1,495,506千円、短期借入金の増加額607,030千円が計上されたことによるものであります。
③生産、受注及び販売の実績
(1)生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称当連結会計年度
(自 平成29年4月1日
至 平成30年3月31日)
前年同期比(%)
国内(千円)2,834,981101.1
南星(千円)806,248-
合計(千円)3,641,229129.9

(注) 1.上記の生産金額には、消費税等は含まれておりません。
2.当連結会計年度より、株式会社南星機械、株式会社南星ウインテック及び暁機工株式会社の全株式を取得し、連結の範囲に含めたことにより、報告セグメント「南星」を追加しております。
(2)商品仕入実績
当連結会計年度における商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称当連結会計年度
(自 平成29年4月1日
至 平成30年3月31日)
前年同期比(%)
国内(千円)7,476,463122.6
海外(千円)1,232,977122.0
南星(千円)791,508-
合計(千円)9,500,949133.6

(注) 1.上記の仕入金額には、消費税等は含まれておりません。
2.当連結会計年度より、株式会社南星機械、株式会社南星ウインテック及び暁機工株式会社の全株式を取得し、連結の範囲に含めたことにより、報告セグメント「南星」を追加しております。
(3)受注実績
当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称当連結会計年度
(自 平成29年4月1日
至 平成30年3月31日)
前年同期比(%)
国内(千円)11,572,153102.8
海外(千円)2,768,204123.9
南星(千円)1,990,975-
合計(千円)16,331,333121.0

(注) 1.上記の受注金額には、消費税等は含まれておりません。
2.当連結会計年度より、株式会社南星機械、株式会社南星ウインテック及び暁機工株式会社の全株式を取得し、連結の範囲に含めたことにより、報告セグメント「南星」を追加しております。
(4)販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称当連結会計年度
(自 平成29年4月1日
至 平成30年3月31日)
前年同期比(%)
国内(千円)11,114,353100.9
海外(千円)2,752,204131.3
南星(千円)1,532,975-
合計(千円)15,399,533117.4

(注) 1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.上記の販売金額には、消費税等は含まれておりません。
3.当連結会計年度より、株式会社南星機械、株式会社南星ウインテック及び暁機工株式会社の全株式を取得し、連結の範囲に含めたことにより、報告セグメント「南星」を追加しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において当社グループが判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たって採用している重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載のとおりです。連結財務諸表の作成においては、過去の実績やその時点で合理的と考えられる情報に基づき、会計上の見積りを行っておりますが、見積りには不確実性が伴い実際の結果は異なる場合があります。
②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
財政状態の分析
(流動資産)
当連結会計年度における流動資産の残高は、14,052,139千円(前連結会計年度10,986,571千円)となり、3,065,568千円増加しました。受取手形及び売掛金が1,233,493千円、商品及び製品が612,349千円、原材料及び貯蔵品が424,328千円それぞれ増加したことが主な要因です。
(固定資産)
当連結会計年度における固定資産の残高は、5,659,945千円(前連結会計年度4,612,861千円)となり、1,047,084千円増加しました。建物及び構築物が590,324千円、土地が177,630千円、のれんが188,522千円それぞれ増加したことが主な要因です。
(流動負債)
当連結会計年度における流動負債の残高は、9,092,218千円(前連結会計年度6,855,865千円)となり、2,236,353千円増加しました。支払手形及び買掛金が1,213,598千円、短期借入金が847,030千円それぞれ増加したことが主な要因です。
(固定負債)
当連結会計年度における固定負債の残高は、1,133,822千円(前連結会計年度1,248,990千円)となり、115,168千円減少しました。退職給付に係る負債が149,702千円増加しましたが、長期借入金が281,406千円減少したことが主な要因です。
(純資産)
当連結会計年度における純資産の残高は、9,486,044千円(前連結会計年度7,494,576千円)となり、1,991,468千円増加しました。資本金が747,753千円、資本剰余金が799,387千円増加、親会社株主に帰属する当期純利益666,407千円(前連結会計年度696,368千円)を計上したことが主な要因です。
経営成績の分析
(売上高)
当連結会計年度における売上高は、前連結会計年度に比べ2,285,885千円増加し15,399,533千円(前年同期比17.4%増)となりました。これは主に新規連結の南星セグメントによるもの、海外セグメントでの売上が増加
したことが要因です。尚、各報告セグメントの外部顧客に対する売上高の連結売上高に占める割合は、国内セグ
メントが72.1%、海外セグメントが17.9%、南星セグメント(6ヶ月累計)が10.0%となりました。
(売上総利益)
当連結会計年度における売上総利益は、前連結会計年度に比べ617,782千円増加し4,372,271千円(同16.5%増)となりました。増加の主な要因は、新規連結の南星セグメントによるものであります。
(営業利益)
当連結会計年度における営業利益は前連結会計年度に比べ88,408千円増加し1,195,193千円(同8.0%増)とな
りました。尚、販売費及び一般管理費は南星セグメント398,927千円、新規株式取得に伴う費用25,800千円、のれ
ん償却額20,946千円などの要因から前連結会計年度に比べ529,373千円増加し3,177,078千円(同20.0%増)とな
りました。
(経常利益)
当連結会計年度における経常利益は前連結会計年度に比べ178,693千円増加し1,270,984千円(同16.4%増)と
なりました。南星セグメントでの保険解約収入、デモ機資産の売却益によるものなどが主な増加要因となって
います。
(親会社株式に帰属する当期純利益)
当連結会計年度における親会社株式に帰属する当期純利益は29,961千円減少し666,407千円(同4.3%減)となりました。得意先の倒産関連による特別損失の計上などが主な減益の要因となっています。
経営成績に重要な影響を与える要因について
経営成績に重要な影響を与える要因については、「2 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
資本の財源及び資金の流動性についての分析
①キャッシュ・フロー
資本の財源及び資金の流動性については、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」をご覧ください。
②資金需要
当社グループの資金需要の主なものは、生産・販売活動に必要な運転資金、生産活動を行うための設備投資資金などであります。なお、資金調達に関しては、営業活動により得られるキャッシュ・フローを基本と考えてお
りますが必要に応じて借入、増資等も検討することとしております。尚、現在、金融機関には充分な借入枠を有しており、緊急の資金需要や流動性の補完にも対応可能となっております。
経営者の問題認識と今後の方針について
経営者の問題認識と今後の方針については、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。

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