四半期報告書-第66期第3四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)

【提出】
2022/08/05 15:38
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【項目】
40項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)及び「収益認識に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第30号 2021年3月26日)を第1四半期連結会計期間の期首から適用しております。詳細につきましては、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項 (会計方針の変更)」をご参照ください。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における世界経済は、米国では、経済活動の正常化や雇用の回復に伴い、生産が増加しているほか、物流も改善傾向にあるものの、半導体などの電子部品の供給は、ウクライナ危機や中国のゼロコロナ政策の影響により停滞しております。FRB(連邦準備制度理事会)のインフレ抑制に向けての積極的な利上げに伴い、金利は昨年末以降大幅に上昇しており、高インフレ長期化等の先行き不透明性は高く、景気後退のリスクへの警戒が怠れない状況となっております。欧州では、各国の行動制限解除に伴うコロナ新規感染者数の増加による影響は限定的な中で、サービス消費が回復傾向にあります。一方でウクライナ危機によるロシア向け輸出の減少、エネルギー資源を中心とした物価上昇が景気回復を抑制しております。中国では、ロックダウンの段階的解除による経済活動の再開を受けて、急失速した経済の更なる悪化を回避しております。しかし、ロックダウン解除によるコロナ新規感染者数の増加に伴い、ゼロコロナ政策による感染対策の再強化を受けて経済活動の正常化には時間を要する見通しとなっております。
一方、国内経済は、人の動きが回復傾向にあり個人消費は持ち直しつつあるものの、一部の企業がサプライチェーンからの部品供給不足により工場を稼働停止したこと、中国のゼロコロナ政策やウクライナ危機により輸出の下押しにより、経済活動の正常化には時間を要する見通しとなっております。
このような経済環境の中、当社グループが関わる電子部品業界につきましては、環境対策、省エネルギーのニー ズに向けた自動車のEV化や、ロジック・ファウンドリー(半導体受託製造)の旺盛な投資に加え、5Gスマートフォンの普及、ゲーム機の新製品投入や巣ごもり需要による大型テレビの販売拡大、そしてコロナ禍でITを駆使 したリモートワークの増加によるノートパソコンやデータセンター投資に牽引され、市場環境は堅調に推移しております。
このような状況の中、電子機器事業につきましては電子部品の供給停滞状況の長期化及び新型コロナウイルスの影響並びに米中対立の懸念があるものの堅調に推移いたしました。また、繊維機器事業及び医療機器事業につきましては低調に推移いたしました。
損益面につきましては、製造コストの低減及び諸経費の圧縮に努めてまいりました結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は6,186百万円(前年同四半期比42.1%増)、営業利益は837百万円(同210.1%増)、経常利益は925百万円(同149.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は636百万円(同120.5%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
(電子機器事業)
ディスプレイ製造機器では、モバイル端末用カバーガラスの研磨洗浄機の他、医療用画像機器製造用の真空貼り合わせ機を販売いたしましたが、主力であるディスプレイ用偏光板貼り付け機や真空貼り合わせ機の受注が低調に推移いたしました。
このような状況の中、販売額は減少いたしました。
半導体製造機器では、通信機器用電子部品や、パワー半導体用を中心とした需要は引き続き拡大しており、堅調に推移いたしました。
このような状況の中、新型コロナ流行による部品の入荷遅れや、装置出荷計画の延期などの状況が生じたことにより、販売額は減少いたしました。
新素材加工機器では、国内外におけるパワーデバイス市場関連材料に対する受注・販売が好調に推移いたしました。また、第2四半期に引き続きSiCデバイス向けとなる材料切断加工装置の大口受注を獲得いたしました。
このような状況下の中、販売額は増加いたしました。
その結果、売上高は5,968百万円(前年同四半期比43.3%増)、セグメント利益953百万円(同157.3%増)となりました。
(繊維機器事業)
繊維機器事業では、新型コロナの影響による市場環境の低迷から投資計画の見送りなどにより低調に推移いたしました。また炭素繊維裁断機市場の市場環境にも回復傾向はみられず、低調に推移いたしました。
このような状況下の中、販売額は微増となりました。
その結果、売上高は148百万円(前年同四半期比5.4%増)、セグメント損失23百万円(前年同四半期はセグメント損失7百万円)となりました。
(医療機器事業)
医療機器事業では、新型コロナの影響による部品の長納期化により、新規ODMの保留や先送りにより受注活動は低調に推移いたしました。販売活動につきましては、「胸腹水濾過濃縮装置M-CART」の医療機関への販売及びレンタル、試用貸出しを行いました。また、国内の医療機器メーカーより受託済みの医療機器開発及び開発した医療機器のODM及びOEM案件を販売いたしました。
このような状況の中、販売額は増加いたしました。
その結果、売上高は68百万円(前年同四半期比41.4%増)、セグメント損失91百万円(前年同四半期はセグメント損失92百万円)となりました。
② 財政状態の状況
(資産)
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて769百万円増加し、11,720百万円(前連結会計年度末は10,950百万円)となりました。
流動資産は、前連結会計年度末に比べて709百万円増加し、8,852百万円(前連結会計年度末は8,143百万円)となりました。これは、主に受取手形、売掛金及び契約資産が782百万円の減少、原材料及び貯蔵品が759百万円増加、仕掛品が605百万円の増加等によるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて60百万円増加し、2,867百万円(前連結会計年度末は2,807百万円)となりました。これは、主に有形固定資産が34百万円の減少、投資有価証券が173百万円増加、繰延税金資産が68百万円減少等によるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末に比べて261百万円増加し、5,704百万円(前連結会計年度末は5,442百万円)となりました。
流動負債は、前連結会計年度末に比べて368百万円増加し、5,470百万円(前連結会計年度末は5,101百万円)となりました。これは、主に買掛金が439百万円増加、電子記録債務が726百万円増加、契約負債が745百万円減少等によるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて107百万円減少し、233百万円(前連結会計年度末は341百万円)となりました。これは、主に長期借入金が102百万円の減少等によるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べて508百万円増加し、6,016百万円(前連結会計年度末は5,507百万円)となりました。これは、主に親会社株主に帰属する四半期純利益636百万円を計上したこと等によるものであります。
(2)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。また、新たに生じた課題はありませんが、新型コロナ拡大の影響については、今後も経過を注視し、必要な対策を適宜実施する予定であります。
当第3四半期連結累計期間において、当社の財務及び事業方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における当社の研究開発活動の金額は、68百万円であります。
なお、当第3四半期累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(4)生産、受注及び販売の実績
当第3四半期連結累計期間の生産、受注及び販売の実績につきましては下記のとおりの変動がありました。
この理由につきましては、当第3四半期連結累計期間に電子機器事業にて、SiCデバイス向けとなる材料切断加工装置等の大口受注を得たため、全体として受注高及び受注残高並びに販売実績が増えたことによるものであります。
当第3四半期連結累計期間
(自 2021年10月1日
至 2022年6月30日)
前年同期比(%)
生産実績 (千円)6,186,159146.60
受注高 (千円)20,053,054284.60
受注残高 (千円)18,803,404426.99
販売実績 (千円)6,186,159142.06

上記の事情及び内容につきましては、(1)財政状態及び経営成績の状況に記載しております。

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