四半期報告書-第37期第2四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)

【提出】
2022/08/12 9:04
【資料】
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【項目】
35項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営成績の分析
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウィルス感染症による厳しい活動制限が緩和され、経済社会活動の正常化が進むなか、個人消費や企業収益などについて持ち直しの動きが見られました。世界経済も同様に、総じて持ち直しの動きが見られました。一方、ウクライナ情勢の長期化や中国における経済活動の抑制の影響などによる原材料やエネルギー価格の高騰などに加え、金融資本市場の変動等による下振れリスクがあることなど、全世界的に依然として先行きは不透明な状況が続いています。
原油価格は、EUによるロシア産原油の禁輸措置の導入で供給不足が強まるとの見方などから、一時1バレル120米ドル台前半へ上昇したものの、その後中国の一部都市での新型コロナウィルス感染症の感染再拡大や、世界的な景気減速懸念からエネルギー需要が減少するとの見方が強まり、1バレル110米ドル近辺まで下落しました。こうした環境下、世界的な脱炭素の流れは避けられないものの、安定したエネルギー供給を維持する観点から、石油会社による一定の深海油田開発プロジェクトは継続すると見られ、当社グループの主要事業である浮体式海洋石油・ガス生産設備に関する事業は、当社グループが強みを持つ超大水深大型プロジェクトにおいて、今後も安定した成長が期待されます。
当社グループを取り巻く事業環境は、再生可能エネルギーの更なる普及、デジタル技術の進化など大きく変化しています。当社グループではこうした事業環境の変化を捉え、既存事業で確実に収益を確保しつつ、浮体式洋上風力発電、海底資源開発、デジタルソリューション事業など、将来の収益源の育成も着実に進めてまいります。
こうした状況のもと、当第2四半期連結累計期間の連結業績は、FPSO建造プロジェクトの設計変更等により、受注高は555,855千米ドル(前年同期は2,340,446千米ドル)となりました。売上収益はFPSO建造工事の進捗により1,375,521千米ドル(前年同期は2,111,159千米ドル)となりました。
利益面では、前年度から続く新型コロナウイルス感染症の感染拡大による建造工事の収益率の低下による影響が当期にも及んでいることや、ブラジルで操業するFPSO等に対する追加的な修繕費用等が発生したことなどにより、営業利益は38,980千米ドル(前年同期は営業利益27,232千米ドル)となりました。
また、米ドル高による為替差損の発生やFPSOを保有する関連会社に対する追加融資に対して損失評価引当金を計上したことなどにより金融費用が増加したことで、税引前四半期利益は24,834千米ドル(前年同期は税引前四半期利益57,980千米ドル)となりました。これらにより、親会社の所有者に帰属する四半期利益は15,142千米ドル(前年同期は親会社の所有者に帰属する四半期利益55,164千米ドル)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の資産合計は、主に現金及び現金同等物の減少により、前連結会計年度末比121,622千米ドル減少して3,303,919千米ドルとなりました。
負債合計は、主に営業債務及びその他の債務の減少により、前連結会計年度末比291,986千米ドル減少して2,578,796千米ドルとなりました。なお、前連結会計年度末及び第1四半期連結会計期間末では、財務制限条項に抵触していた社債及び借入金を流動負債に区分しておりましたが、その後抵触する状態が解消されたことにより、当第2四半期連結会計期間末では非流動負債に区分を変更しております。
資本合計は、主にその他の資本の構成要素の増加により、前連結会計年度末比170,363千米ドル増加して725,123千米ドルとなりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)の残高は、前連結会計年度末と比較して236,323千米ドル減少し、573,808千米ドルとなりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動に使用した資金は192,684千米ドル(前年同期は2,109千米ドルの使用)となりました。これは、営業債務及びその他の債務が支払いにより減少したことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動に使用した資金は2,955千米ドル(前年同期は102,644千米ドルの使用)となりました。これは、関連会社への貸付金の増加によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動に使用した資金は35,756千米ドル(前年同期は16,125千米ドルの使用)となりました。これは主に、借入金の返済による支出によるものです。
(4) 資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループの運転資金・設備資金については、借入金や社債及び自己資金により充当しています。当第2四半期連結会計期間末の有利子負債残高はリース負債を含めて439,504千米ドルとなり、前連結会計年度末と比較して30,555千米ドル減少しました。これは、主に借入金を返済したことによるものです。
当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物については、前連結会計年度末と比較して236,323千米ドル減少し、573,808千米ドルとなりました。これは、主に営業債務及びその他の債務の支払いや有利子負債の返済をしたことによるものです。
また、資金の流動性については、主要銀行との間のコミットメントライン契約を継続しており、上記の現金及び現金同等物と合わせて十分な流動性を確保しております。
(5) 継続企業の前提に関する重要事象等
前連結会計年度末及び第1四半期連結会計期間末において、当社を借入人とする借入契約及び社債について財務制限条項に抵触している状態となっておりましたが、金融機関等との財務制限条項の改定の合意により、当第2四半期連結会計期間末において、財務制限条項に抵触する状態は解消しております。
以上から、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況は存在しないと判断しております。
(6) 経営方針、経営戦略、対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、経営方針、経営戦略、対処すべき課題について重要な変更はありません。
(7) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は4,566千米ドルであります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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