有価証券報告書-第98期(令和3年4月1日-令和4年3月31日)

【提出】
2022/06/29 15:00
【資料】
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【項目】
141項目

退職給付関係

(退職給付関係)
1.採用している退職給付制度の概要
当社及び連結子会社は、確定給付企業年金制度、退職一時金制度及び確定拠出制度を設けており、当社の退職一時金制度には退職給付信託を設定しております。
なお、一部の連結子会社が有する確定給付企業年金制度及び退職一時金制度は、簡便法により退職給付に係る負債及び退職給付費用を計算しております。
2.確定給付制度(簡便法を適用した制度を除く)
(1)退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表
前連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
当連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
退職給付債務の期首残高17,674百万円18,350百万円
勤務費用953百万円963百万円
利息費用88百万円91百万円
数理計算上の差異の発生額107百万円23百万円
退職給付の支払額△473百万円△616百万円
退職給付債務の期末残高18,350百万円18,813百万円

(2)年金資産の期首残高と期末残高の調整表
前連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
当連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
年金資産の期首残高15,294百万円19,747百万円
期待運用収益229百万円296百万円
数理計算上の差異の発生額3,885百万円358百万円
事業主からの拠出額754百万円605百万円
退職給付の支払額△415百万円△505百万円
年金資産の期末残高19,747百万円20,503百万円

(3)退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表
前連結会計年度
(2021年3月31日)
当連結会計年度
(2022年3月31日)
積立型制度の退職給付債務18,350百万円18,813百万円
年金資産△19,747百万円△20,503百万円
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額△1,397百万円△1,690百万円
退職給付に係る負債1,390百万円1,314百万円
退職給付に係る資産△2,787百万円△3,004百万円
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額△1,397百万円△1,690百万円

(4)退職給付費用及びその内訳項目の金額
前連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
当連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
勤務費用953百万円963百万円
利息費用88百万円91百万円
期待運用収益△229百万円△296百万円
数理計算上の差異の費用処理額51百万円△197百万円
その他20百万円22百万円
確定給付制度に係る退職給付費用884百万円584百万円

(5)退職給付に係る調整額
退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
前連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
当連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
数理計算上の差異3,828百万円138百万円
合 計3,828百万円138百万円

(6)退職給付に係る調整累計額
退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
前連結会計年度
(2021年3月31日)
当連結会計年度
(2022年3月31日)
未認識数理計算上の差異△3,253百万円△3,391百万円
合 計△3,253百万円△3,391百万円

(7)年金資産に関する事項
① 年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。
前連結会計年度
(2021年3月31日)
当連結会計年度
(2022年3月31日)
株式57%57%
債券32%31%
一般勘定5%5%
その他6%7%
合 計100%100%

② 長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、前年度適用率と市場動向、過去運用実績を比較検討し、長期の収益率を考慮しております。
(8)数理計算上の計算基礎に関する事項
主要な数理計算上の計算基礎
前連結会計年度
(2021年3月31日)
当連結会計年度
(2022年3月31日)
割引率0.5%0.5%
長期期待運用収益率1.5%1.5%
予想昇給率4.1%4.1%

3.簡便法を適用した確定給付制度
(1)簡便法を適用した制度の、退職給付に係る負債の期首残高と期末残高の調整表
前連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
当連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
退職給付に係る負債の期首残高1,174百万円1,293百万円
退職給付費用239百万円245百万円
退職給付の支払額△97百万円△52百万円
制度への拠出額△21百万円△21百万円
その他△1百万円△0百万円
退職給付に係る負債の期末残高1,293百万円1,464百万円

(2)退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表
前連結会計年度
(2021年3月31日)
当連結会計年度
(2022年3月31日)
積立型制度の退職給付債務105百万円98百万円
年金資産△86百万円△81百万円
18百万円17百万円
非積立型制度の退職給付債務1,274百万円1,447百万円
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額1,293百万円1,464百万円
退職給付に係る負債1,293百万円1,464百万円
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額1,293百万円1,464百万円

(3)退職給付費用
簡便法で計算した退職給付費用前連結会計年度239百万円当連結会計年度245百万円

4.確定拠出制度
確定拠出制度への要拠出額は、前連結会計年度192百万円、当連結会計年度193百万円であります。