有価証券報告書-第186期(2023/04/01-2024/03/31)
6. 事業セグメント
(1)報告セグメントの概要
当社グループには、「ITサービス事業」および「社会インフラ事業」の2つの事業があり、各事業を報告セグメントとしています。事業セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、かつ、当社グループの最高経営意思決定者である当社の取締役代表執行役社長兼CEOが経営資源の配分の決定および業績を評価するために定期的に評価を行う構成単位として定義されます。当社グループが展開する様々な事業は、主な製品とサービスに基づいて次の2つの事業セグメントおよびその他の事業活動に分類されます。
それぞれの報告セグメントの内容は次のとおりです。
(ITサービス事業)
システム・インテグレーション(システム構築、コンサルティング)、サポート(保守)、アウトソーシング・クラウドサービス、システム機器およびソフトウェア・サービスなどの提供を行っています。
(社会インフラ事業)
ネットワークインフラ(コアネットワーク、携帯電話基地局、光伝送システム、海洋システム)、通信事業者向けソフトウェア・サービス(OSS・BSS)(*)ならびに航空宇宙・防衛領域におけるシステム機器、システム・インテグレーション(システム構築、コンサルティング)およびサポート(保守)などの提供を行っています。
* OSS:Operation Support System、BSS:Business Support System
なお、上記のほかに、システム機器の開発・製造・販売などの事業を「その他」として表示しています。
(2)報告セグメントごとの売上収益、利益または損失、その他の項目の金額の算定方法
報告セグメントの損益は、営業損益から「買収により認識した無形資産の償却費」および「M&A関連費用(ファイナンシャルアドバイザリー費用等)」を控除した金額としています。セグメント間収益は第三者間取引価格に基づいています。
(3)報告セグメントごとの売上収益、利益または損失、その他の項目に関する情報
前連結会計年度(自 2022年4月 1日 至 2023年3月31日)
(その他の項目)
当連結会計年度(自 2023年4月 1日 至 2024年3月31日)
(その他の項目)
(注)セグメント損益の調整額には、各報告セグメントに配分していない全社費用がそれぞれ前連結会計年度で△63,951百万円、当連結会計年度で△77,413百万円含まれています。全社費用は、主に親会社の本社部門一般管理費および基礎的試験研究費です。
(4)報告セグメントの変更等に関する事項
当連結会計年度より、2023年4月1日付で実施した組織改革に伴い、報告セグメントの内容を変更しています。従来、当社グループの事業は、「社会公共事業」、「社会基盤事業」、「エンタープライズ事業」、「ネットワークサービス事業」および「グローバル事業」の5つの事業であり、各事業を報告セグメントとしていましたが、当該組織改革に伴い、当社グループの事業を「ITサービス事業」および「社会インフラ事業」の2つの事業としています。なお、前連結会計年度のセグメント情報についても、この変更を反映したものに組み替えて表示しています。
(5)地域別情報
①外部収益
②非流動資産(金融商品、繰延税金資産、および確定給付資産を除く)
(注)ヨーロッパ、中東およびアフリカの非流動資産には、デンマークに所在するケーエムディ・ホールディング社ののれんが前連結会計年度末において104,074百万円、当連結会計年度末において116,302百万円含まれています。またスイスに所在するアバロク・グループ社ののれんおよび無形資産が、前連結会計年度末においてそれぞれ123,239百万円、181,256百万円、当連結会計年度末においてそれぞれ141,586百万円、186,578百万円含まれています。
(6)主要な顧客に関する情報
外部顧客への売上収益のうち、連結損益計算書の売上収益の10%以上を占める相手先がないため、記載を省略しています。
(1)報告セグメントの概要
当社グループには、「ITサービス事業」および「社会インフラ事業」の2つの事業があり、各事業を報告セグメントとしています。事業セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、かつ、当社グループの最高経営意思決定者である当社の取締役代表執行役社長兼CEOが経営資源の配分の決定および業績を評価するために定期的に評価を行う構成単位として定義されます。当社グループが展開する様々な事業は、主な製品とサービスに基づいて次の2つの事業セグメントおよびその他の事業活動に分類されます。
それぞれの報告セグメントの内容は次のとおりです。
(ITサービス事業)
システム・インテグレーション(システム構築、コンサルティング)、サポート(保守)、アウトソーシング・クラウドサービス、システム機器およびソフトウェア・サービスなどの提供を行っています。
(社会インフラ事業)
ネットワークインフラ(コアネットワーク、携帯電話基地局、光伝送システム、海洋システム)、通信事業者向けソフトウェア・サービス(OSS・BSS)(*)ならびに航空宇宙・防衛領域におけるシステム機器、システム・インテグレーション(システム構築、コンサルティング)およびサポート(保守)などの提供を行っています。
* OSS:Operation Support System、BSS:Business Support System
なお、上記のほかに、システム機器の開発・製造・販売などの事業を「その他」として表示しています。
(2)報告セグメントごとの売上収益、利益または損失、その他の項目の金額の算定方法
報告セグメントの損益は、営業損益から「買収により認識した無形資産の償却費」および「M&A関連費用(ファイナンシャルアドバイザリー費用等)」を控除した金額としています。セグメント間収益は第三者間取引価格に基づいています。
(3)報告セグメントごとの売上収益、利益または損失、その他の項目に関する情報
前連結会計年度(自 2022年4月 1日 至 2023年3月31日)
(単位:百万円) | ||||||
報告セグメント | その他 | 調整額 (注) | 連結 財務諸表 計上額 | |||
ITサービス | 社会インフラ | 計 | ||||
売上収益 | ||||||
外部収益 | 1,754,964 | 1,062,216 | 2,817,180 | 495,838 | - | 3,313,018 |
セグメント間収益 | 45,449 | 5,845 | 51,294 | 6,206 | △57,500 | - |
合計 | 1,800,413 | 1,068,061 | 2,868,474 | 502,044 | △57,500 | 3,313,018 |
セグメント損益 | 168,004 | 73,781 | 241,785 | 23,835 | △60,104 | 205,516 |
買収により認識した 無形資産の償却費 | △33,513 | |||||
M&A関連費用 | △1,556 | |||||
営業利益 | 170,447 | |||||
金融収益 | 10,899 | |||||
金融費用 | △17,624 | |||||
持分法による投資利益 | 3,949 | |||||
税引前利益 | 167,671 |
(その他の項目)
減価償却費及び償却費 | 88,190 | 27,131 | 115,321 | 47,620 | 20,357 | 183,298 |
減損損失 | 3,932 | 2,601 | 6,533 | 324 | - | 6,857 |
資本的支出 | 85,031 | 42,088 | 127,119 | 50,770 | 21,796 | 199,685 |
当連結会計年度(自 2023年4月 1日 至 2024年3月31日)
(単位:百万円) | ||||||
報告セグメント | その他 | 調整額 (注) | 連結 財務諸表 計上額 | |||
ITサービス | 社会インフラ | 計 | ||||
売上収益 | ||||||
外部収益 | 1,915,126 | 1,084,025 | 2,999,151 | 478,111 | - | 3,477,262 |
セグメント間収益 | 46,371 | 5,888 | 52,259 | 6,039 | △58,298 | - |
合計 | 1,961,497 | 1,089,913 | 3,051,410 | 484,150 | △58,298 | 3,477,262 |
セグメント損益 | 208,064 | 75,359 | 283,423 | 18,449 | △78,310 | 223,562 |
買収により認識した 無形資産の償却費 | △35,202 | |||||
M&A関連費用 | △348 | |||||
営業利益 | 188,012 | |||||
金融収益 | 9,804 | |||||
金融費用 | △18,072 | |||||
持分法による投資利益 | 5,267 | |||||
税引前利益 | 185,011 |
(その他の項目)
減価償却費及び償却費 | 93,391 | 27,636 | 121,027 | 45,211 | 21,462 | 187,700 |
減損損失 | 1,537 | 6 | 1,543 | 3,192 | - | 4,735 |
資本的支出 | 98,795 | 33,987 | 132,782 | 47,581 | 48,130 | 228,493 |
(注)セグメント損益の調整額には、各報告セグメントに配分していない全社費用がそれぞれ前連結会計年度で△63,951百万円、当連結会計年度で△77,413百万円含まれています。全社費用は、主に親会社の本社部門一般管理費および基礎的試験研究費です。
(4)報告セグメントの変更等に関する事項
当連結会計年度より、2023年4月1日付で実施した組織改革に伴い、報告セグメントの内容を変更しています。従来、当社グループの事業は、「社会公共事業」、「社会基盤事業」、「エンタープライズ事業」、「ネットワークサービス事業」および「グローバル事業」の5つの事業であり、各事業を報告セグメントとしていましたが、当該組織改革に伴い、当社グループの事業を「ITサービス事業」および「社会インフラ事業」の2つの事業としています。なお、前連結会計年度のセグメント情報についても、この変更を反映したものに組み替えて表示しています。
(5)地域別情報
①外部収益
(単位:百万円) | ||
前連結会計年度 (自 2022年4月 1日 至 2023年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2023年4月 1日 至 2024年3月31日) | |
日本 | 2,417,450 | 2,589,262 |
北米および中南米 | 160,523 | 145,892 |
ヨーロッパ、中東およびアフリカ | 351,318 | 355,000 |
中国・東アジアおよびアジアパシフィック | 383,727 | 387,108 |
合計 | 3,313,018 | 3,477,262 |
②非流動資産(金融商品、繰延税金資産、および確定給付資産を除く)
(単位:百万円) | ||
前連結会計年度 (2023年3月31日) | 当連結会計年度 (2024年3月31日) | |
日本 | 659,540 | 589,541 |
北米および中南米 | 48,676 | 55,441 |
ヨーロッパ、中東およびアフリカ | 613,233 | 657,159 |
中国・東アジアおよびアジアパシフィック | 21,355 | 24,658 |
合計 | 1,342,804 | 1,326,799 |
(注)ヨーロッパ、中東およびアフリカの非流動資産には、デンマークに所在するケーエムディ・ホールディング社ののれんが前連結会計年度末において104,074百万円、当連結会計年度末において116,302百万円含まれています。またスイスに所在するアバロク・グループ社ののれんおよび無形資産が、前連結会計年度末においてそれぞれ123,239百万円、181,256百万円、当連結会計年度末においてそれぞれ141,586百万円、186,578百万円含まれています。
(6)主要な顧客に関する情報
外部顧客への売上収益のうち、連結損益計算書の売上収益の10%以上を占める相手先がないため、記載を省略しています。