四半期報告書-第107期第1四半期(平成27年4月1日-平成27年6月30日)
財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
(1) 業績の状況
当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、政府による経済・金融政策を背景に、企業収益環境の改善や株式市場の上昇、雇用情勢の改善など、緩やかな回復基調となりました。一方、円安基調の継続による輸入材料費等の物価上昇の影響や世界的な景気下振れ懸念などから先行きは不透明な状況で推移しました。
このような企業環境の中、当社グループでは、当連結会計年度が最終年度となる中期経営計画「WING2015~飛躍への挑戦~」の基本方針に基づき、新規分野の早期確立に全力を傾注するとともに、海外展開の強化やストックビジネスの基盤作りなど、将来への布石となる施策を継続して推進しています。
当第1四半期連結累計期間の売上高は、4,406百万円で前年同期比7.0%の減収となりました。利益面では売上高の減少及び売上原価率の悪化に対して、当社グループをあげて費用の圧縮を推進しましたが、営業損失894百万円(前年同期649百万円の損失)、経常損失841百万円(前年同期567百万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失873百万円(前年同期566百万円の損失)といずれも前年同期比で悪化しました。
セグメントごとの状況を示すと、次のとおりです。
(情報通信事業)
情報通信事業においては、エネルギー関連の新規ビジネスの売上高は増加しましたが、主力の中小事業所向け及び特定顧客向けビジネスホン、並びにプラント向け通信設備、ネットワーク関連等の売上高が減少したことにより、事業全体の売上高は3,067百万円で前年同期比9.7%の減収となりました。セグメント損益は440百万円の損失(前年同期170百万円の損失)となりました。
(印刷システム事業)
印刷システム事業においては、主にデジタルラベル印刷機に係る消耗品の売上高が増加したことにより、事業全体の売上高は848百万円で前年同期比2.4%の増収となりました。セグメント損益は21百万円の利益(前年同期21百万円の利益)となりました。
(電子計測事業)
電子計測事業においては、電子部品関連の売上高は前年同期並みとなりましたが、パワーエレクトロニクス関連及び特定顧客向けの売上高が減少したことにより、事業全体の売上高は490百万円で前年同期比3.7%の減収となりました。セグメント損益は155百万円の損失(前年同期155百万円の損失)となりました。
(2) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は533百万円です。
当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、政府による経済・金融政策を背景に、企業収益環境の改善や株式市場の上昇、雇用情勢の改善など、緩やかな回復基調となりました。一方、円安基調の継続による輸入材料費等の物価上昇の影響や世界的な景気下振れ懸念などから先行きは不透明な状況で推移しました。
このような企業環境の中、当社グループでは、当連結会計年度が最終年度となる中期経営計画「WING2015~飛躍への挑戦~」の基本方針に基づき、新規分野の早期確立に全力を傾注するとともに、海外展開の強化やストックビジネスの基盤作りなど、将来への布石となる施策を継続して推進しています。
当第1四半期連結累計期間の売上高は、4,406百万円で前年同期比7.0%の減収となりました。利益面では売上高の減少及び売上原価率の悪化に対して、当社グループをあげて費用の圧縮を推進しましたが、営業損失894百万円(前年同期649百万円の損失)、経常損失841百万円(前年同期567百万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失873百万円(前年同期566百万円の損失)といずれも前年同期比で悪化しました。
セグメントごとの状況を示すと、次のとおりです。
(情報通信事業)
情報通信事業においては、エネルギー関連の新規ビジネスの売上高は増加しましたが、主力の中小事業所向け及び特定顧客向けビジネスホン、並びにプラント向け通信設備、ネットワーク関連等の売上高が減少したことにより、事業全体の売上高は3,067百万円で前年同期比9.7%の減収となりました。セグメント損益は440百万円の損失(前年同期170百万円の損失)となりました。
(印刷システム事業)
印刷システム事業においては、主にデジタルラベル印刷機に係る消耗品の売上高が増加したことにより、事業全体の売上高は848百万円で前年同期比2.4%の増収となりました。セグメント損益は21百万円の利益(前年同期21百万円の利益)となりました。
(電子計測事業)
電子計測事業においては、電子部品関連の売上高は前年同期並みとなりましたが、パワーエレクトロニクス関連及び特定顧客向けの売上高が減少したことにより、事業全体の売上高は490百万円で前年同期比3.7%の減収となりました。セグメント損益は155百万円の損失(前年同期155百万円の損失)となりました。
(2) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は533百万円です。