- #1 事業等のリスク
資金調達環境の変化
当社グループは、事業資金等を社債・コマーシャルペーパーの発行等により調達しています。当社グループは、国際的な政情不安等、様々な外的要因により金融市場が不安定となり、又は悪化した場合、あるいは格付機関による当社の信用格付の引下げ等の事態が生じた場合、必要な資金を必要な時期に適当と考える条件で調達できない等、資金調達が制約されるとともに、資金調達コストが増加する可能性があり、それにより、当社グループの事業、業績及び財政状態が悪影響を受ける可能性があります。これらのリスクに対して、当社グループでは、事業の競争力強化や運転資本の圧縮等を通じて、事業からのキャッシュ・フロー創出力向上を図るとともに、保有資産の見直し等のバランスシートからの資金創出に継続的に取り組む等、資金創出力の強化に努めています。なお、2021年6月に複数の金融機関との間で期間を3年間とする総額6,000億円のコミットメントライン契約(注)を締結しており、現金及び現金同等物の残高とあわせて十分な流動性を確保することで経営への影響の軽減を図っています。
(注)コミットメントライン契約:金融機関との間で予め契約した期間・融資枠の範囲内で融資を受けることを可能とする契約
2023/06/27 10:16- #2 注記事項-企業結合、連結財務諸表(IFRS)(連結)
支配獲得日において取得した資産及び引き継いだ負債の金額は、以下のとおりです。
| (単位:百万円) | |
現金及び現金同等物 | 37,845 | |
営業債権及び契約資産 | 24,365 | |
「のれん」の内容は、主に期待される将来の収益力に関連して発生したものです。認識された「のれん」は、すべて「コネクト」セグメントに帰属し、税務上損金算入できません。「無形資産」には顧客、技術等が含まれています。
また「短期負債」は企業結合後、前第2四半期連結会計期間において全額返済しています。
2023/06/27 10:16- #3 注記事項-子会社、連結財務諸表(IFRS)(連結)
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(自 2021年4月1日至 2022年3月31日) | 当連結会計年度(自 2022年4月1日至 2023年3月31日) |
受取対価 | 10,123 | 23,292 |
受取対価のうち現金及び現金同等物 | 10,123 | 23,292 |
支配を喪失した子会社又はその他の事業の現金及び現金同等物 | 2,741 | 12,391 |
連結子会社又はその他の事業に対する支配の喪失によるキャッシュ・フロー | 7,382 | 10,901 |
支配喪失時の資産及び負債の主な内訳 | | |
流動資産(現金及び現金同等物を除く) | 15,168 | 41,795 |
非流動資産 | 7,448 | 11,002 |
2023/06/27 10:16- #4 注記事項-従業員給付、連結財務諸表(IFRS)(連結)
| 活発な市場における公表市場価格があるもの | 活発な市場における公表市場価格がないもの | 合計 |
現金及び現金同等物 | 53,707 | - | 53,707 |
資本性金融商品 | | | |
(ⅱ)当連結会計年度末(2023年3月31日)
2023/06/27 10:16- #5 注記事項-持分法で会計処理されている投資、連結財務諸表(IFRS)(連結)
前連結会計年度末及び当連結会計年度末において、上記の流動資産に含まれる現金及び現金同等物は、それぞれ182,401百万円及び160,581百万円です。また、流動負債に含まれる金融負債(営業債務及びその他の債務並びに引当金を除く)は、それぞれ141,050百万円及び131,866百万円であり、非流動負債に含まれる金融負債(営業債務及びその他の債務並びに引当金を除く)は、それぞれ483,412百万円及び535,140百万円です。
(ⅱ)連結損益計算書及び連結包括利益計算書に関する要約情報
2023/06/27 10:16- #6 注記事項-現金及び現金同等物、連結財務諸表(IFRS)(連結)
5.現金及び現金同等物
前連結会計年度末及び当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、手許現金、随時引き出し可能な預金及び3ヵ月以内に償還期限の到来する短期投資からなっており、連結財政状態計算書上の残高と連結キャッシュ・フロー計算書上の残高は一致しています。なお、現金及び現金同等物は、償却原価で測定される金融資産に分類しています。
2023/06/27 10:16- #7 注記事項-資本、連結財務諸表(IFRS)(連結)
(注1) 「現金及び現金同等物」及び「その他の金融資産」に含まれる定期預金等の合計から、有利子負債のうち「短期負債及び一年以内返済長期負債」、「長期負債」及び「リース負債」(流動負債及び非流動負債)の合計を差し引いて算出しています。
(注2) 営業活動によるキャッシュ・フローと投資活動によるキャッシュ・フローの合計です。
2023/06/27 10:16- #8 注記事項-重要な会計方針、連結財務諸表(IFRS)(連結)
(6)現金及び現金同等物
現金及び現金同等物は、手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヵ月以内に償還期限の到来する短期投資からなっています。
(7)棚卸資産
2023/06/27 10:16- #9 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
(資金)
当年度末の現金及び現金同等物の残高は8,195億円となり、前年度末に比べ3,864億円減少しました。2022年4月1日の持株会社化に伴う吸収分割実施にあたり、金融機関から3,000億円の借入を2022年3月31日に実施しましたが、当該借入は各事業会社へ借入債務として分割継承されたうえで、2022年4月1日に全額の返済を完了しました。加えて、2022年7月に米ドル建無担保普通社債10億米ドル(2019年7月発行)を償還しました。
これらの結果、当年度末の円建無担保普通社債の残高は6,000億円、円建無担保ハイブリッド社債(劣後特約付社債)(注)の残高は4,000億円、米ドル建無担保普通社債の残高は15億米ドルとなりました。
2023/06/27 10:16- #10 連結キャッシュ・フロー計算書(IFRS)(連結)
| | | (単位:百万円) |
財務活動によるキャッシュ・フロー | | 58,910 | △607,013 |
現金及び現金同等物に係る換算差額 | | 96,806 | 43,930 |
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) | | △387,803 | △386,374 |
現金及び現金同等物の期首残高 | 5 | 1,593,224 | 1,205,873 |
売却目的で保有する資産への振替に伴う現金及び現金同等物の増減額(△は減少) | | 452 | - |
現金及び現金同等物の期末残高 | 5 | 1,205,873 | 819,499 |
2023/06/27 10:16- #11 連結財政状態計算書(IFRS)(連結)
①【連結財政状態計算書】
| | | (単位:百万円) |
流動資産 | | | |
現金及び現金同等物 | 5 | 1,205,873 | 819,499 |
営業債権及び契約資産 | 6,23 | 1,324,618 | 1,322,593 |
2023/06/27 10:16