有価証券報告書-第126期(令和3年4月1日-令和4年3月31日)
12.のれん及び無形資産
のれん及び無形資産の帳簿価額の増減、取得原価並びに償却累計額及び減損損失累計額は、次のとおりであります。
無形資産の償却費は、連結損益計算書の「売上原価」及び「販売費及び一般管理費」に含めて計上されております。なお、ソフトウエアを除き、重要な自己創設の無形資産はありません。
前連結会計年度及び当連結会計年度において、期中に費用として認識された研究開発活動による支出の金額はそれぞれ127,409百万円及び165,250百万円であります。
商標権及びその他の無形資産のうち、事業が継続する限りは法的に継続使用でき、かつ予見可能な将来にわたってサービスを提供することを経営者が計画している商標権及びその他の無形資産については、耐用年数を確定できないと判断しております。
企業結合で取得したのれんは、企業結合のシナジーから便益が生じると期待される資金生成単位または資金生成単位グループに配分しております。
のれんの資金生成単位または資金生成単位グループへの配分額は、次のとおりであります。また、耐用年数を確定できない無形資産は、主としてエナジー応用製品セグメントに含まれる電源事業に配分されています。
のれん
重要なのれんが配分された資金生成単位または資金生成単位グループの回収可能価額は、処分コスト控除後の公正価値により測定しており、公正価値の区分は、観察不能なインプットを使用して評価したため、レベル3に分類しております。当該処分コスト控除後の公正価値の測定方法、その算定にあたって基礎とした主要な仮定及びその割り当てに使用した経営者の手法は、次のとおりであります。
割引キャッシュ・フロー法については、経営者が承認した事業計画を基礎としたキャッシュ・フローの見積額を、当該資金生成単位または資金生成単位グループの税引後割引率により現在価値に割り引いて算定しております。事業計画の対象期間を超える将来キャッシュ・フロー予測を推定するために適用した永久成長率は、各資金生成単位または資金生成単位グループが属する事業の主たる販売地域のインフレ率等に基づいて算定しております。キャッシュ・フローの予測期間は、経営者が承認した事業計画の期間に基づいております。割引率は、当該資金生成単位または資金生成単位グループの加重平均資本コストを基礎に算定しております。
類似企業比較法については、足元の業績に基づくEBITDAに、上場している同業他社の企業価値との比率を乗じて価値を算定しております。
前連結会計年度及び当連結会計年度において、センサ応用製品セグメントに含まれるMEMSセンサ事業の資金生成単位グループの回収可能価額は帳簿価額をそれぞれ33,700百万円及び40,800百万円、磁気応用製品セグメントに含まれるHDD用ヘッド事業の資金生成単位グループの回収可能価額は帳簿価額をそれぞれ54,005百万円及び129,951百万円上回っております。
減損テストに用いた主要な仮定が合理的に予測可能な範囲で変化したとしても、回収可能価額が帳簿価額を下回る可能性は低いと判断しております。
のれん及び無形資産の帳簿価額の増減、取得原価並びに償却累計額及び減損損失累計額は、次のとおりであります。
| (単位 百万円) |
| のれん | 無形資産 | ||||||||||||
| 耐用年数を確定 できない無形資産 | 耐用年数を確定 できる無形資産 | 無形資産 合計 | |||||||||||
| 商標権 | 仕掛研究 開発 | その他 | 特許権 | 顧客関係 | ソフト ウエア | 特許権 以外の 技術 | その他 | ||||||
| 移行日 (2020年4月1日現在) | |||||||||||||
| 取得原価 | 165,765 | 4,275 | 347 | 189 | 38,400 | 14,526 | 44,461 | 40,959 | 10,976 | 154,133 | |||
| 償却累計額及び減損損失累計額 | △43,579 | △823 | - | - | △22,999 | △11,101 | △20,400 | △15,539 | △3,500 | △74,362 | |||
| 122,186 | 3,452 | 347 | 189 | 15,401 | 3,425 | 24,061 | 25,420 | 7,476 | 79,771 | ||||
| 取得 | - | - | - | - | 27 | - | 4,969 | 578 | - | 5,574 | |||
| 償却費 | - | - | - | - | △3,130 | △1,022 | △4,981 | △4,486 | △575 | △14,194 | |||
| 減損損失 | - | - | - | - | - | - | △17 | - | - | △17 | |||
| 売却または処分 | - | - | - | - | - | - | △13 | △15 | - | △28 | |||
| その他 | - | - | △347 | 1 | △2 | - | 672 | 368 | 20 | 712 | |||
| 在外営業活動体の換算差額 | 3,482 | - | - | - | 205 | 66 | 158 | 513 | 597 | 1,539 | |||
| 前連結会計年度末 (2021年3月31日現在) | |||||||||||||
| 取得原価 | 170,137 | 4,275 | - | 190 | 40,615 | 14,681 | 50,094 | 42,892 | 11,941 | 164,688 | |||
| 償却累計額及び減損損失累計額 | △44,469 | △823 | - | - | △28,114 | △12,212 | △25,245 | △20,514 | △4,423 | △91,331 | |||
| 125,668 | 3,452 | - | 190 | 12,501 | 2,469 | 24,849 | 22,378 | 7,518 | 73,357 | ||||
| 取得 | - | - | - | - | 167 | - | 5,707 | 46 | 134 | 6,054 | |||
| 償却費 | - | - | - | - | △2,950 | △957 | △5,635 | △4,493 | △611 | △14,646 | |||
| 減損損失 | - | - | - | - | △742 | - | △18 | - | - | △760 | |||
| 売却または処分 | - | - | - | - | - | - | △49 | △2 | △4 | △55 | |||
| その他 | - | - | - | - | 37 | - | 794 | 1 | 19 | 851 | |||
| 在外営業活動体の換算差額 | 11,684 | - | - | - | 1,062 | 77 | 374 | 1,764 | 952 | 4,229 | |||
| 当連結会計年度末 (2022年3月31日現在) | |||||||||||||
| 取得原価 | 186,130 | 4,275 | - | 190 | 42,445 | 14,928 | 56,475 | 46,629 | 13,425 | 178,367 | |||
| 償却累計額及び減損損失累計額 | △48,778 | △823 | - | - | △32,370 | △13,339 | △30,453 | △26,935 | △5,417 | △109,337 | |||
| 137,352 | 3,452 | - | 190 | 10,075 | 1,589 | 26,022 | 19,694 | 8,008 | 69,030 | ||||
無形資産の償却費は、連結損益計算書の「売上原価」及び「販売費及び一般管理費」に含めて計上されております。なお、ソフトウエアを除き、重要な自己創設の無形資産はありません。
前連結会計年度及び当連結会計年度において、期中に費用として認識された研究開発活動による支出の金額はそれぞれ127,409百万円及び165,250百万円であります。
商標権及びその他の無形資産のうち、事業が継続する限りは法的に継続使用でき、かつ予見可能な将来にわたってサービスを提供することを経営者が計画している商標権及びその他の無形資産については、耐用年数を確定できないと判断しております。
企業結合で取得したのれんは、企業結合のシナジーから便益が生じると期待される資金生成単位または資金生成単位グループに配分しております。
のれんの資金生成単位または資金生成単位グループへの配分額は、次のとおりであります。また、耐用年数を確定できない無形資産は、主としてエナジー応用製品セグメントに含まれる電源事業に配分されています。
のれん
| (単位 百万円) |
| 資金生成単位または 資金生成単位グループ | 移行日 (2020年4月1日) | 前連結会計年度末 (2021年3月31日) | 当連結会計年度末 (2022年3月31日) | |||
| MEMSセンサ事業 | 67,169 | 68,329 | 75,540 | |||
| HDD用ヘッド事業 | 14,589 | 14,845 | 16,438 | |||
| その他 | 40,428 | 42,494 | 45,374 | |||
| 合計 | 122,186 | 125,668 | 137,352 |
重要なのれんが配分された資金生成単位または資金生成単位グループの回収可能価額は、処分コスト控除後の公正価値により測定しており、公正価値の区分は、観察不能なインプットを使用して評価したため、レベル3に分類しております。当該処分コスト控除後の公正価値の測定方法、その算定にあたって基礎とした主要な仮定及びその割り当てに使用した経営者の手法は、次のとおりであります。
| 前連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | ||
| MEMSセンサ事業 | |||
| 測定方法 | 割引キャッシュ・フロー法 | 割引キャッシュ・フロー法 | |
| 永久成長率(%) | 2.0 | 2.0 | |
| キャッシュ・フローの予測期間(年) | 5 | 5 | |
| 割引率(%) | 12.5 | 12.5 | |
| HDD用ヘッド事業 | |||
| 測定方法 | 割引キャッシュ・フロー法 及び類似企業比較法 | 割引キャッシュ・フロー法 及び類似企業比較法 | |
| 永久成長率(%) | 1.0 | 1.0 | |
| キャッシュ・フローの予測期間(年) | 9 | 10 | |
| 割引率(%) | 8.2 | 7.9 | |
| EBITDA倍率(倍) | 9.4~10.6 | 6.6~7.1 |
割引キャッシュ・フロー法については、経営者が承認した事業計画を基礎としたキャッシュ・フローの見積額を、当該資金生成単位または資金生成単位グループの税引後割引率により現在価値に割り引いて算定しております。事業計画の対象期間を超える将来キャッシュ・フロー予測を推定するために適用した永久成長率は、各資金生成単位または資金生成単位グループが属する事業の主たる販売地域のインフレ率等に基づいて算定しております。キャッシュ・フローの予測期間は、経営者が承認した事業計画の期間に基づいております。割引率は、当該資金生成単位または資金生成単位グループの加重平均資本コストを基礎に算定しております。
類似企業比較法については、足元の業績に基づくEBITDAに、上場している同業他社の企業価値との比率を乗じて価値を算定しております。
前連結会計年度及び当連結会計年度において、センサ応用製品セグメントに含まれるMEMSセンサ事業の資金生成単位グループの回収可能価額は帳簿価額をそれぞれ33,700百万円及び40,800百万円、磁気応用製品セグメントに含まれるHDD用ヘッド事業の資金生成単位グループの回収可能価額は帳簿価額をそれぞれ54,005百万円及び129,951百万円上回っております。
減損テストに用いた主要な仮定が合理的に予測可能な範囲で変化したとしても、回収可能価額が帳簿価額を下回る可能性は低いと判断しております。