有価証券報告書-第53期(2024/04/01-2025/03/31)
19.法人所得税
繰延税金資産及び繰延税金負債の主な内訳は、以下のとおりであります。
(注) 純損益を通じて認識された額の合計と繰延税金費用合計との差額は、為替の変動によるものであります。
(注) 純損益を通じて認識された額の合計と繰延税金費用合計との差額は、為替の変動によるものであります。
連結財務諸表上の繰延税金資産及び繰延税金負債は、以下のとおりであります。
当社グループは、繰延税金資産の認識にあたり、将来減算一時差異または繰越欠損金の一部または全部が将来課税所得に対して利用できる可能性を考慮しております。当社グループは繰延税金資産の回収可能性の評価において、予定される繰延税金負債の取崩し、予測される将来課税所得及びタックスプランニングを考慮しております。当社グループは、認識された繰延税金資産については、過去における課税所得水準及び繰延税金資産が認識できる期間の課税所得の予測に基づき、税務便益が実現する可能性が高いと判断しております。ただし、実現する可能性が高いと判断する繰延税金資産の金額は、これらの税務便益が利用可能である期間における将来の課税所得が減少した場合には減少することになります。
なお、前連結会計年度末及び当連結会計年度末の繰延税金資産のうち、その前連結会計年度またはその連結会計年度に損失が生じている納税主体に帰属しているものは、それぞれ713百万円、126百万円であります。これらの繰延税金資産については、納税主体の事業の特性に基づく将来課税所得発生の確実性及び所在地国における繰越欠損金の失効期限等を勘案して、回収可能性を判断した上で認識しております。
繰延税金資産を認識していない将来減算一時差異、繰越欠損金及び繰越税額控除は、以下のとおりであります。
(注) 繰延税金資産を認識していない将来減算一時差異及び繰越欠損金は、主に地方税(住民税及び事業税)に係るものであります。
繰延税金資産を認識していない繰越欠損金の金額と繰越期限は、以下のとおりであります。
当社グループは不確実性のある税務ポジションについて、最善の見積りに基づき資産または負債を計上しております。未認識の税務ベネフィットのうち、認識された場合に実効税率を改善させる金額は、前連結会計年度及び当連結会計年度において重要ではありません。当連結会計年度末において、今後12ヶ月以内の未認識税務ベネフィットの重要な変動を合理的に予想することはできません。
当期税金費用及び繰延税金費用の内訳は、以下のとおりであります。
当期税金費用合計には、過年度において繰延税金資産を未認識であった税務上の欠損金及び将来減算一時差異等からのベネフィットが含まれており、これにより前連結会計年度及び当連結会計年度の当期税金費用が、それぞれ2,135百万円及び1,505百万円減少しました。
当社及び国内子会社は、所得に対する種々の税金を課せられており、海外子会社は事業を運営している国の法人税に従っております。
前連結会計年度、「地方税法等の一部を改正する等の法律」(令和6年法律第4号)が2024年3月30日に公布され、外形標準課税の適用対象法人が見直されることになりました。これに伴い、一部の連結子会社の繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用する法定実効税率は、2026年4月1日以降開始する連結会計年度以降に解消が見込まれる一時差異等については従来の34.59%から31.45%になっております。
当連結会計年度、「所得税法等の一部を改正する等の法律」(令和7年法律第13号)が2025年3月31日に公布され、2026年4月1日以降に開始する連結会計年度より、「防衛特別法人税」の課税が行われることになりました。これに伴い、当社及び一部の連結子会社の繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用する法定実効税率は、2026年4月1日以降開始する連結会計年度以降に解消が見込まれる一時差異等については従来の31.45%から32.35%になっております。
繰延税金資産及び繰延税金負債は、一時差異等の解消が見込まれる連結会計年度の税率に基づき算定しております。
法定税率と実効税率との差異は、以下のとおりであります。
当社グループは、グローバル・ミニマム課税制度を制定した法域において事業を展開しております。
当社グループでは、IAS第12号「法人所得税」で定められる例外措置を適用しており、グローバル・ミニマム課税ルールから生じる法人所得税に関する繰延税金資産及び繰延税金負債について認識及び開示を行っておりません。なお、当社グループは、グローバル・ミニマム課税制度適用に伴う潜在的な影響を評価いたしましたが、グローバル・ミニマム課税ルールから生じる法人所得税に対する重要性があるエクスポージャーを想定しておりません。
繰延税金資産及び繰延税金負債の主な内訳は、以下のとおりであります。
| (単位:百万円) | ||||
| 前連結会計年度 (2023年4月1日) | 純損益を通じて 認識(注) | その他の包括利 益において認識 | 前連結会計年度 (2024年3月31日) | |
| 繰延税金資産: | ||||
| 未払費用 | 5,681 | △1,167 | - | 4,514 |
| 棚卸資産 | 2,467 | 199 | - | 2,666 |
| 税務上の繰越欠損金 | 1,037 | △356 | - | 681 |
| 有形固定資産簿価の差異 | 3,176 | △575 | - | 2,601 |
| 資産除去債務 | 793 | △27 | - | 766 |
| 無形資産 | 12,891 | △1,613 | - | 11,278 |
| 前受収益 | 635 | △210 | - | 425 |
| 関連会社への投資 | 1,203 | - | - | 1,203 |
| その他 | 6,309 | 1,345 | 138 | 7,792 |
| 繰延税金資産合計 | 34,192 | △2,404 | 138 | 31,926 |
| 繰延税金負債: | ||||
| 無形資産 | △2,830 | 272 | - | △2,558 |
| 子会社への投資 | △1,411 | 108 | - | △1,303 |
| その他 | △872 | △10 | △100 | △982 |
| 繰延税金負債合計 | △5,113 | 370 | △100 | △4,843 |
| 繰延税金資産純額 | 29,079 | △2,034 | 38 | 27,083 |
(注) 純損益を通じて認識された額の合計と繰延税金費用合計との差額は、為替の変動によるものであります。
| (単位:百万円) | ||||
| 当連結会計年度 (2024年4月1日) | 純損益を通じて 認識(注) | その他の包括利 益において認識 | 当連結会計年度 (2025年3月31日) | |
| 繰延税金資産: | ||||
| 未払費用 | 4,514 | 594 | - | 5,108 |
| 棚卸資産 | 2,666 | △115 | - | 2,551 |
| 税務上の繰越欠損金 | 681 | △315 | - | 366 |
| 有形固定資産簿価の差異 | 2,601 | △386 | - | 2,215 |
| 資産除去債務 | 766 | 157 | - | 923 |
| 無形資産 | 11,278 | 1,251 | - | 12,529 |
| 前受収益 | 425 | 50 | - | 475 |
| 関連会社への投資 | 1,203 | 35 | - | 1,238 |
| その他 | 7,792 | 1,840 | △20 | 9,612 |
| 繰延税金資産合計 | 31,926 | 3,111 | △20 | 35,017 |
| 繰延税金負債: | ||||
| 無形資産 | △2,558 | △40 | - | △2,598 |
| 子会社への投資 | △1,303 | △131 | - | △1,434 |
| その他 | △982 | △84 | △2 | △1,068 |
| 繰延税金負債合計 | △4,843 | △255 | △2 | △5,100 |
| 繰延税金資産純額 | 27,083 | 2,856 | △22 | 29,917 |
(注) 純損益を通じて認識された額の合計と繰延税金費用合計との差額は、為替の変動によるものであります。
連結財務諸表上の繰延税金資産及び繰延税金負債は、以下のとおりであります。
| (単位:百万円) | ||
| 前連結会計年度 (2024年3月31日) | 当連結会計年度 (2025年3月31日) | |
| 繰延税金資産 | 28,275 | 31,130 |
| 繰延税金負債 | 1,192 | 1,213 |
当社グループは、繰延税金資産の認識にあたり、将来減算一時差異または繰越欠損金の一部または全部が将来課税所得に対して利用できる可能性を考慮しております。当社グループは繰延税金資産の回収可能性の評価において、予定される繰延税金負債の取崩し、予測される将来課税所得及びタックスプランニングを考慮しております。当社グループは、認識された繰延税金資産については、過去における課税所得水準及び繰延税金資産が認識できる期間の課税所得の予測に基づき、税務便益が実現する可能性が高いと判断しております。ただし、実現する可能性が高いと判断する繰延税金資産の金額は、これらの税務便益が利用可能である期間における将来の課税所得が減少した場合には減少することになります。
なお、前連結会計年度末及び当連結会計年度末の繰延税金資産のうち、その前連結会計年度またはその連結会計年度に損失が生じている納税主体に帰属しているものは、それぞれ713百万円、126百万円であります。これらの繰延税金資産については、納税主体の事業の特性に基づく将来課税所得発生の確実性及び所在地国における繰越欠損金の失効期限等を勘案して、回収可能性を判断した上で認識しております。
繰延税金資産を認識していない将来減算一時差異、繰越欠損金及び繰越税額控除は、以下のとおりであります。
| (単位:百万円) | ||
| 前連結会計年度 (2024年3月31日) | 当連結会計年度 (2025年3月31日) | |
| 将来減算一時差異 | 46,152 | 45,326 |
| 繰越欠損金 | 95,538 | 88,609 |
| 合計 | 141,690 | 133,935 |
| 繰越税額控除 | 145 | 139 |
(注) 繰延税金資産を認識していない将来減算一時差異及び繰越欠損金は、主に地方税(住民税及び事業税)に係るものであります。
繰延税金資産を認識していない繰越欠損金の金額と繰越期限は、以下のとおりであります。
| (単位:百万円) | ||
| 前連結会計年度 (2024年3月31日) | 当連結会計年度 (2025年3月31日) | |
| 1年目 | 3,387 | 797 |
| 2年目 | 640 | 5 |
| 3年目 | 160 | 5 |
| 4年目 | - | 173 |
| 5年目以降 | 91,351 | 87,629 |
| 合計 | 95,538 | 88,609 |
当社グループは不確実性のある税務ポジションについて、最善の見積りに基づき資産または負債を計上しております。未認識の税務ベネフィットのうち、認識された場合に実効税率を改善させる金額は、前連結会計年度及び当連結会計年度において重要ではありません。当連結会計年度末において、今後12ヶ月以内の未認識税務ベネフィットの重要な変動を合理的に予想することはできません。
当期税金費用及び繰延税金費用の内訳は、以下のとおりであります。
| (単位:百万円) | ||
| 前連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) | |
| 法人所得税: | ||
| 当期税金費用 | ||
| 当期 | 21,212 | 32,171 |
| 当期税金費用計 | 21,212 | 32,171 |
| 繰延税金費用 | ||
| 一時差異の発生と解消 | 3,272 | △2,160 |
| 税率の変更 | 2,509 | △230 |
| 繰延税金資産の回収可能性の評価 | △3,480 | △465 |
| 繰延税金費用計 | 2,301 | △2,855 |
| 合計 | 23,513 | 29,316 |
当期税金費用合計には、過年度において繰延税金資産を未認識であった税務上の欠損金及び将来減算一時差異等からのベネフィットが含まれており、これにより前連結会計年度及び当連結会計年度の当期税金費用が、それぞれ2,135百万円及び1,505百万円減少しました。
当社及び国内子会社は、所得に対する種々の税金を課せられており、海外子会社は事業を運営している国の法人税に従っております。
前連結会計年度、「地方税法等の一部を改正する等の法律」(令和6年法律第4号)が2024年3月30日に公布され、外形標準課税の適用対象法人が見直されることになりました。これに伴い、一部の連結子会社の繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用する法定実効税率は、2026年4月1日以降開始する連結会計年度以降に解消が見込まれる一時差異等については従来の34.59%から31.45%になっております。
当連結会計年度、「所得税法等の一部を改正する等の法律」(令和7年法律第13号)が2025年3月31日に公布され、2026年4月1日以降に開始する連結会計年度より、「防衛特別法人税」の課税が行われることになりました。これに伴い、当社及び一部の連結子会社の繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用する法定実効税率は、2026年4月1日以降開始する連結会計年度以降に解消が見込まれる一時差異等については従来の31.45%から32.35%になっております。
繰延税金資産及び繰延税金負債は、一時差異等の解消が見込まれる連結会計年度の税率に基づき算定しております。
法定税率と実効税率との差異は、以下のとおりであります。
| 前連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) | |
| 法定税率 | 31.5% | 31.5% |
| 税率の増減要因 | ||
| 損金に算入されない項目 | 0.2 | 0.1 |
| 益金に算入されない項目 | △0.1 | 0.0 |
| 繰延税金資産の回収可能性の評価 | △4.2 | △0.4 |
| 過年度法人税等 | 0.3 | 0.0 |
| 税額控除 | △2.1 | △2.7 |
| 税率変更による影響 | 3.0 | △0.2 |
| 損金に算入されない地方税 | 0.2 | 0.2 |
| その他-純額 | △0.4 | △0.3 |
| 実効税率 | 28.4% | 28.2% |
当社グループは、グローバル・ミニマム課税制度を制定した法域において事業を展開しております。
当社グループでは、IAS第12号「法人所得税」で定められる例外措置を適用しており、グローバル・ミニマム課税ルールから生じる法人所得税に関する繰延税金資産及び繰延税金負債について認識及び開示を行っておりません。なお、当社グループは、グローバル・ミニマム課税制度適用に伴う潜在的な影響を評価いたしましたが、グローバル・ミニマム課税ルールから生じる法人所得税に対する重要性があるエクスポージャーを想定しておりません。