有価証券報告書-第50期(令和3年4月1日-令和4年3月31日)

【提出】
2022/06/29 12:59
【資料】
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【項目】
119項目
4.セグメント情報
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、最高経営意思決定者が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっている事業セグメントを基礎として決定しております。
事業セグメントとは、他の事業セグメントとの取引を含む、収益を稼得し費用を発生させる事業活動の構成単位であります。
各事業セグメントは、異なる市場において異なる製品を提供する戦略的事業単位であるため、それぞれ個別に管理されております。
当社グループの活動は、主として以下の4つの事業セグメントにより、世界的に事業を展開しております。
①デジタルエンタテインメント事業モバイルゲーム、カードゲーム、家庭用ゲーム等のデジタルコンテンツ及びそれに関わる製品の制作、製造及び販売
②アミューズメント事業アミューズメントマシンの制作、製造及び販売
③ゲーミング&システム事業ゲーミング機器及びカジノマネジメントシステムの制作、製造、販売及びサービス
④スポーツ事業フィットネス、スイミング・体操・ダンス・サッカー・テニス・ゴルフなどのスクール運営及びスポーツ関連商品の制作、販売

当社グループは、各事業における事業利益をセグメント損益としております。各事業におけるセグメント損益は、売上高及び営業収入から売上原価と販売費及び一般管理費を控除したものであり、各セグメント損益には、全社費用や金融収益及び金融費用、並びに有形固定資産やのれん及び無形資産の減損損失等、各セグメントに関連する特別な費用は含まれておりません。
各セグメントの資産は、連結財政状態計算書の資産合計と一致しており、持分法で会計処理されている投資、繰延税金資産等を含んでおります。また、各セグメントの資産は、それぞれのセグメントに直接関連するものであり、全社に含まれる金額を除き、各セグメントに直接関連しない資産については、最も合理的な基準に基づいて各セグメントに配賦しております。
セグメント間取引は、独立企業間価格で行っております。
なお、前連結会計年度及び当連結会計年度において、連結売上高の10%以上を占める重要な単一の顧客はありません。
(1) 事業セグメント
前連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
(単位:百万円)

報告セグメント調整額連結計
デジタルエンタテインメント事業アミューズメント事業ゲーミング&システム事業スポーツ事業
売上高及び営業収入
外部顧客に対する売上高203,52716,38416,64336,102272,656-272,656
セグメント間の内部売上高6581,252-3072,217△2,217-
204,18517,63616,64336,409274,873△2,217272,656
事業利益73,4462,413△2,077△5,87367,909△3,74564,164
その他の収益及び
その他の費用
------△27,614
営業利益------36,550
金融収益及び金融費用------△1,026
持分法による投資利益------57
税引前利益------35,581
その他の項目
セグメント資産209,24151,53633,41263,620357,809131,197489,006
減損損失2,832640-18,58722,05917322,232
減価償却費及び償却費4,3192,2461,6998,13516,3992,77319,172
非流動資産に対する投資11,6953,2212,22090018,0365,93823,974

(注)1.事業利益の調整額には、特定のセグメントに直接関連しない本社費用及びセグメント間取引高消去等が含まれております。本社費用の主な内容は、人件費、広告宣伝費及び賃借料等の当社管理部門に係る費用等であります。
2.セグメント資産の調整額には、特定のセグメントに直接関連しない全社の資産が含まれております。全社の資産の主な内容は、現金及び現金同等物、金融資産、有形固定資産等であります。
3.スポーツ事業のセグメント資産に含まれる持分法で会計処理されている投資は、「注記12. 持分法で会計処理されている投資」に記載のとおりであります。
4.有形固定資産、のれん及び無形資産の減損損失については、「注記8.有形固定資産」及び「注記9.のれん及び無形資産」に記載しております。
5.非流動資産に対する投資は、各セグメントの営業活動で使用した有形固定資産及び無形資産の取得であります。

当連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
(単位:百万円)

報告セグメント調整額連結計
デジタルエンタテインメント事業アミューズメント事業ゲーミング&システム事業スポーツ事業
売上高及び営業収入
外部顧客に対する売上高214,36317,87725,63041,652299,522-299,522
セグメント間の内部売上高6471,633-3052,585△2,585-
215,01019,51025,63041,957302,107△2,585299,522
事業利益76,4243,4923,49576784,178△3,86380,315
その他の収益及び
その他の費用
------△5,880
営業利益------74,435
金融収益及び金融費用------641
持分法による投資利益------87
税引前利益------75,163
その他の項目
セグメント資産251,19954,62439,77358,373403,969124,644528,613
減損損失4,838256-1,5736,667506,717
減価償却費及び償却費5,3992,3461,7665,63415,1452,78817,933
非流動資産に対する投資18,2513,6861,74467724,3581,89326,251

(注)1.事業利益の調整額には、特定のセグメントに直接関連しない本社費用及びセグメント間取引高消去等が含まれております。本社費用の主な内容は、人件費、広告宣伝費及び賃借料等の当社管理部門に係る費用等であります。
2.セグメント資産の調整額には、特定のセグメントに直接関連しない全社の資産が含まれております。全社の資産の主な内容は、現金及び現金同等物、金融資産、有形固定資産等であります。
3.スポーツ事業のセグメント資産に含まれる持分法で会計処理されている投資は、「注記12. 持分法で会計処理されている投資」に記載のとおりであります。
4.有形固定資産、のれん及び無形資産の減損損失については、「注記8.有形固定資産」及び「注記9.のれん及び無形資産」に記載しております。
5.非流動資産に対する投資は、各セグメントの営業活動で使用した有形固定資産及び無形資産の取得であります。
(2) 地域別情報
外部顧客に対する売上高及び営業収入
(単位:百万円)

前連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
当連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
日本221,512229,606
米国28,55144,195
欧州13,47812,988
アジア・オセアニア9,11512,733
連結計272,656299,522

非流動資産
(単位:百万円)

前連結会計年度
(2021年3月31日)
当連結会計年度
(2022年3月31日)
日本157,858165,435
米国16,11817,452
欧州346562
アジア・オセアニア949812
連結計175,271184,261

非流動資産は、有形固定資産、無形資産(のれんを含む)及び投資不動産から構成されております。
上記の地域別情報を表示するにあたり、当社グループは、外部顧客に対する売上高及び営業収入については当社グループが製品の販売もしくはサービスを行っている場所に基づき、資産については資産が実際に存在する場所に基づいて、それぞれの地域を決定しております。
(3) 製品及びサービスに関する情報
製品及びサービスの区分が報告セグメントと同一であるため、記載を省略しております。