四半期報告書-第61期第3四半期(平成30年10月1日-平成30年12月31日)

【提出】
2019/02/14 9:12
【資料】
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【項目】
27項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社および連結子会社)が判断したものです。
(1) 経営成績
当第3四半期連結累計期間における世界経済は、底堅い成長が続く米国、緩やかな回復が続く日本、不透明感の強い欧州、減速が鮮明化している中国と、国・地域によって景気動向にばらつきが見られるものの、全体としては緩やかな成長を維持しました。一方、米中貿易摩擦をきっかけとした貿易停滞、金融資本市場の変動、欧州政治の混乱等の影響により、成長鈍化懸念が高まるなど今後の見通しは一層不透明な状況にあります。
半導体業界では、中長期の展望では車載、データセンター向けの需要拡大が確実視されていますが、直近では、スマートフォン市場の需要減速、メモリ価格の下落の影響に加えて、安全保障問題を含めた米中摩擦に起因する中国企業の設備投資意欲の減退により、半導体市場の成長は鈍化しており、成長の本格化は2020年以降に後ろ倒しになると見込まれています。
当社グループでは、中国市場でのコンシューマー向けローエンド製品は、比較的堅調に推移したことからアナログ製品向けYSB55wの売上に貢献したものの、景気減速や通商政策の不透明感による設備投資の延期、見送りが相次いだことから、メモリ、ロジック関連では第2四半期連結会計期間より急激に冷え込みました。また、フリップチップボンダは、中長期的ニーズに対する先端プロセスでの認定評価が着実に進んでいるものの、売上貢献には至りませんでした。
このような環境の下、当社グループは、中期経営計画「Challenge Shinkawa 2020」に基づき、「既存事業の成長」、「新しいビジネス価値の開発」、「組織活性化と人材育成」の3つの基本戦略を軸に、業界のトップグループへの返り咲きを目指し努めてきました。当期においては、中国で新規代理店を採用し新規顧客の開拓を進めるとともに、当社グループに新たに加わった株式会社PFAと各分野でのシナジーを追及しワイヤボンダの新たなニーズとして電子部品実装にも対応するよう技術強化を進め、企業価値向上と市場の拡大を図っています。当社グループは、市場の変化に柔軟に対応すべく、成長市場に絞った製品開発と新規の顧客獲得に注力しています。
こうした取り組みが成果を上げるには一定の時間がかかることもあり、ダイボンダとフリップチップボンダは、前年同期比で増加したものの、ワイヤボンダは前年同期比で減少しました。
当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高8,514百万円(前年同期比19.0%減)、営業損失2,080百万円(前年同期は営業損失531百万円)、経常損失2,048百万円(前年同期は経常損失349百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失2,123百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失424百万円)となりました。
当社グループは、単一業種の事業活動を展開し、経営資源の配分の意思決定を事業全体で実施していることから、セグメントは単一であり、セグメント情報を記載していません。
(2) 財政状態
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末より483百万円減少し、24,476百万円となりました。主な増加は、仕掛品2,057百万円および商品及び製品680百万円であり、主な減少は、現金及び預金2,089百万円および受取手形及び売掛金1,732百万円です。
負債合計は、前連結会計年度末より2,179百万円増加し、5,594百万円となりました。主な増加は、短期借入金1,200百万円および長期借入金900百万円です。
純資産は、前連結会計年度末より2,662百万円減少し、18,882百万円となりました。主な減少は、利益剰余金2,136百万円およびその他有価証券評価差額金556百万円です。
この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末の86.3%から77.1%となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、1,329百万円です。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5) 従業員の状況
当第3四半期連結累計期間末の当社の従業員数は、株式会社PFAを連結子会社化したことにより、前連結会計年度末の755名から102名増加し、857名となりました。
(6) 主要な設備の状況
当第3四半期連結累計期間において、株式会社PFAを連結子会社化したことにより、国内子会社の主要な設備が増加しています。
(7) 生産、受注及び販売の実績
① 生産実績
当第3四半期連結累計期間の生産実績を品目ごとに示すと、次のとおりです。
品目金額(百万円)前年同期比(%)
ワイヤボンダ2,64034.6
ダイボンダ2,887157.9
フリップチップボンダ1,273428.2
FA機器1,544
補修部品87396.7
合計9,21886.5

(注) 1.金額は販売価格によっています。
2.上記の金額には、消費税等は含まれていません。
3. 株式会社PFAの連結子会社化に伴い、新たに「FA機器」を追加しています。
② 受注状況
当第3四半期連結累計期間の受注状況を品目ごとに示すと、次のとおりです。
品目受注高(百万円)前年同期比(%)受注残高(百万円)前年同期比(%)
ワイヤボンダ2,73839.21,60761.8
ダイボンダ1,973134.834850.5
フリップチップボンダ888369.91,322612.4
FA機器1,5591,554
補修部品80988.96868.1
合計7,96983.14,898135.9

(注) 1.金額は販売価格によっています。
2.上記の金額には、消費税等は含まれていません。
3.株式会社PFAの連結子会社化に伴い、新たに「FA機器」を追加しています。
③ 販売実績
当第3四半期連結累計期間の販売実績を品目ごとに示すと、次のとおりです。
品目金額(百万円)前年同期比(%)
ワイヤボンダ2,60634.2
ダイボンダ2,881159.0
フリップチップボンダ609370.0
FA機器1,544
補修部品87396.7
合計8,51481.0

(注) 1.上記の金額には、消費税等は含まれていません。
2.株式会社PFAの連結子会社化に伴い、新たに「FA機器」を追加しています。

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