訂正有価証券報告書-第39期(平成29年1月1日-平成29年12月31日)

【提出】
2019/01/18 14:18
【資料】
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【項目】
120項目

対処すべき課題

(1) 会社の経営の基本方針
当社グループは、『ベンチャースピリット溢れる企業集団を目指す。』を企業理念とし、自らの行動を革新し、新しい事業創出に挑戦することで、世の中の発展に貢献することを経営の基本方針としております。
「安全で安心な社会」、「快適で効率の良い社会」の実現に向けた世の中のニーズは、昨今の社会情勢の中で、より強い要求となっております。社会的に求められるこれらのニーズに対して、独自の発想と確かな技術力で応え、グループ全体で大胆に未来を描きながら、スピード感を持って事業を推進してまいります。
このような経営環境のなか今年度の重点施策としましては、「グループシナジーを通じ、各事業会社の基幹事業を強化」、「全体最適視点で経営資源を有効活用し、グループ全体の成長を推進」、そして「グループにおける共感と相互信頼に基づく連携と協調」の3点を強力に推し進め、更なる企業価値の向上を図ってまいります。
① 「グループシナジーを通じ、各事業会社の基幹事業を強化」
各事業会社を横断したプロジェクト等を積極的に推進し、グループシナジーによる効果を高め、基幹事業の更なる成長を図ってまいります。
② 「全体最適視点で経営資源を有効活用し、グループ全体の成長を推進」
グループ視点で「資金・人財・ファシリティ」の有効活用を推進します。また、業務の効率化により従業員一人当たりの生産性を高めながら、各事業会社と戦略を共有し、連携して、M&Aや企業提携を積極的に行ってまいります。
③ 「グループにおける共感と相互信頼に基づく連携と協調」
全グループ会社に対して経営戦略を浸透させ、相互の信頼関係を構築し、グループ総合力の向上を図ってまいります。
(2) 目標とする経営指標
当社グループが目標とする経営指標は、「連結売上高15%伸長」、「連結営業利益率15%以上」、及び「ROE 10%以上」としております。各事業会社が推進する基幹事業の更なる成長と、全体最適視点で経営資源の有効活用を図り、新規事業への絞り込みを行いながら投資を進めてまいります。絶えず創意工夫を重ねながら間接業務の効率化を行い、生産性の向上を意識し、利益を最優先することにより、経営指標の継続的な実現を目指しております。
※財務指標は提出日現在の経営目標であり、その実現を保証あるいは約束するものではありません。