四半期報告書-第48期第3四半期(令和2年10月1日-令和2年12月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間(2020年4月1日~2020年12月31日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う国内外の経済活動の停滞や縮小により、景気は大幅に悪化しました。5月の緊急事態宣言解除後は、政府の経済対策効果もあり、社会・経済活動は段階的に再開され、徐々に持ち直しの動きが見えはじめましたが、第3波となる新型コロナウイルス感染症の再拡大による経済への影響が懸念されており、依然として先行き不透明な状況が続いております。
当社グループが携わるパチンコ業界におきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、パチンコホールの稼動は期初大幅に落ち込みましたが、7月以降におきましては前年同月比約80%まで回復しております。しかしながらコロナ禍前の稼動状況には至っておらず、ファン(遊技客)の回帰は限定的となっております。
10月以降の種別稼動状況につきましては、第3波となる同感染症の再拡大により全店稼動が低下しているなか、パチンコ遊技機では、ゲーム性の幅が広がり新たなファン層を獲得している「遊タイム」搭載機種の導入が進んだため、前年同月比約80%の稼動を維持しておりますが、パチスロ遊技機におきましては、人気のあった旧基準機の撤去が年末年始にかけて概ね完了したため、11月以降の稼動は減少傾向にあります(当社「DK-SIS」データ比較)。
パチンコホールにおける設備投資の状況につきましては、同感染症再拡大への懸念が広がるなか、新規出店や大規模改装工事等の設備投資はさらに慎重な姿勢が広がっております。
遊技機の入替状況につきましては、旧規則遊技機の撤去期限が一部延長されたことや同感染症の再拡大もあり、新規則遊技機への置換に慎重な姿勢が継続しております。しかしながら、「遊タイム」を搭載したパチンコ遊技機が各メーカーより主力タイトルとして市場に順次導入されていることから、今後の遊技機入替需要の活性化が期待されております。
このような市場環境のもと、情報システム事業におきましては、パチンコホールに導入が進んでいる「遊タイム」搭載パチンコ遊技機に対応した新機能をリリースし、ファン向け情報端末「BiGMO PREMIUM」や「REVORA」、AIホールコンピュータ「X(カイ)」の拡販やシステムアップによる入替促進に努めました。また、コロナ禍のなか、パチンコホールにおける感染症対策として、ファン向け情報端末上に清掃や消毒状況がひと目でわかる新機能を追加したことに加え、ファンとホールスタッフが非接触となり、省人・省力化につながるセルフカウンター用POSにおきまして、ファンの利便性向上に寄与する新機能をリリースいたしました。当事業は今後もパチンコホールにおける感染症対策の強化に努めてまいります。
制御システム事業におきましては、パチスロ遊技機の受託開発や販売製品の事業領域を拡大する活動を推進するとともに、表示ユニットの低コスト化に向けた技術及び部品の調査研究に努めました。当事業の顧客である遊技機メーカーでは、「遊タイム」等の新しい遊技性を有したパチンコ遊技機の開発が本格化してきておりますが、新規タイトルの開発着手については慎重な姿勢となっております。この動きに合わせ、当事業におきましても販売スケジュールへの影響を最小限に抑えるべく、リソースの再分配や工程の見直し等に積極的に取り組みました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高179億7百万円(前年同四半期比33.9%減)、営業利益5億14百万円(同71.6%減)、経常利益8億31百万円(同58.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益5億19百万円(同59.3%減)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
(情報システム事業)
当事業の第3四半期連結累計期間は、コロナ禍のなか、9月に実施いたしました業界初となるオンライン形式の「MIRAIGATE2020 Web展示会&セミナー」におきまして、新型コロナウイルス感染症対策や「遊タイム」搭載パチンコ遊技機の最適なデータ表示等の各提案に多くのパチンコホール経営企業よりご賛同をいただき、10月以降のAIホールコンピュータ「X(カイ)」のシステムアップやファン向け情報端末の導入は順調に推移いたしました。
しかしながら例年繁忙期となるはずの年末商戦におきましては、新型コロナウイルス感染症の再拡大の懸念が広がり、パチンコホールの新店計画や改装工事の多くは延期または中止になるなど、パチンコホール経営企業の設備投資は一転して慎重な姿勢となり、主要製品であるCRユニットやファン向け情報端末の販売は前年同期を下回りました。
この結果、当事業の売上高は137億56百万円(前年同四半期比37.6%減)、セグメント利益は16億98百万円(同47.9%減)となりました。
(制御システム事業)
当事業の第3四半期連結累計期間は、パチンコホールにおきまして4月から5月にかけて新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぐための休業や時短営業が行われ、その後の稼動状況の回復も鈍化していることもあり、各遊技機メーカーにおきましては新作タイトルの販売は延期され、市場全体のパチンコ遊技機販売台数は大きく減少しました。当事業におきましても部品販売は前年並みとなりましたが、表示ユニット、制御ユニットの販売は前年同期を下回りました。
この結果、当事業の売上高は41億55百万円(前年同四半期比18.0%減)、セグメント損失は85百万円(前期セグメント損失80百万円)となりました。
(注)セグメントの業績の金額には、セグメント間取引が含まれております。
(2) 財政状態の分析
当第3四半期連結累計期間末の総資産は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う影響があるものの、9月に開催したWeb形式での展示会やセミナーの開催などにご賛同いただいたこともあり、当第3四半期連結会計期間において売掛金が大幅に増加致しましたが、第2四半期連結累計期間までの業績が低調だったこともあり、受取手形や電子記録債権は減少いたしました。また、新型コロナウイルス感染症の再拡大も懸念される状況を踏まえ、大きな設備投資を自粛したことなどにより、減価償却費の計上が上回ったことなどから、前連結会計年度末に比べ20億29百万円減少の406億72百万円となりました。
当第3四半期連結累計期間末の負債は、新型コロナウイルス感染症の再拡大が懸念される状況を踏まえ、仕入計画を綿密に行ってきたことにより仕入債務が大幅に減少いたしました。合わせて、必要経費の削減にも努力してきたことにより未払金なども減少いたしました。その結果、前連結会計年度末に比べ19億71百万円減少の103億24百万円となりました。
当第3四半期連結累計期間末の純資産は、中間配当金の支払いがありましたが、当第3四半期連結会計期間は比較的業績が好調に推移したこともあり、前連結会計年度末に比べ57百万円減少の303億48百万円にとどまりました。自己資本比率は74.6%(前連結会計年度末比3.4ポイント上昇)となりました。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は6億73百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6) 生産、受注及び販売の実績
生産実績
当第3四半期連結累計期間の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 1 金額は製造原価によっております。
2 情報システム事業においては製品の製造はOEM先で行っており、当社内で製造作業は行っておりません。
3 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
受注実績
当第3四半期連結累計期間の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 1 情報システム事業については見込み生産をしており、また工事は製品販売に伴う付帯工事のため受注扱いしておりません。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間(2020年4月1日~2020年12月31日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う国内外の経済活動の停滞や縮小により、景気は大幅に悪化しました。5月の緊急事態宣言解除後は、政府の経済対策効果もあり、社会・経済活動は段階的に再開され、徐々に持ち直しの動きが見えはじめましたが、第3波となる新型コロナウイルス感染症の再拡大による経済への影響が懸念されており、依然として先行き不透明な状況が続いております。
当社グループが携わるパチンコ業界におきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、パチンコホールの稼動は期初大幅に落ち込みましたが、7月以降におきましては前年同月比約80%まで回復しております。しかしながらコロナ禍前の稼動状況には至っておらず、ファン(遊技客)の回帰は限定的となっております。
10月以降の種別稼動状況につきましては、第3波となる同感染症の再拡大により全店稼動が低下しているなか、パチンコ遊技機では、ゲーム性の幅が広がり新たなファン層を獲得している「遊タイム」搭載機種の導入が進んだため、前年同月比約80%の稼動を維持しておりますが、パチスロ遊技機におきましては、人気のあった旧基準機の撤去が年末年始にかけて概ね完了したため、11月以降の稼動は減少傾向にあります(当社「DK-SIS」データ比較)。
パチンコホールにおける設備投資の状況につきましては、同感染症再拡大への懸念が広がるなか、新規出店や大規模改装工事等の設備投資はさらに慎重な姿勢が広がっております。
遊技機の入替状況につきましては、旧規則遊技機の撤去期限が一部延長されたことや同感染症の再拡大もあり、新規則遊技機への置換に慎重な姿勢が継続しております。しかしながら、「遊タイム」を搭載したパチンコ遊技機が各メーカーより主力タイトルとして市場に順次導入されていることから、今後の遊技機入替需要の活性化が期待されております。
このような市場環境のもと、情報システム事業におきましては、パチンコホールに導入が進んでいる「遊タイム」搭載パチンコ遊技機に対応した新機能をリリースし、ファン向け情報端末「BiGMO PREMIUM」や「REVORA」、AIホールコンピュータ「X(カイ)」の拡販やシステムアップによる入替促進に努めました。また、コロナ禍のなか、パチンコホールにおける感染症対策として、ファン向け情報端末上に清掃や消毒状況がひと目でわかる新機能を追加したことに加え、ファンとホールスタッフが非接触となり、省人・省力化につながるセルフカウンター用POSにおきまして、ファンの利便性向上に寄与する新機能をリリースいたしました。当事業は今後もパチンコホールにおける感染症対策の強化に努めてまいります。
制御システム事業におきましては、パチスロ遊技機の受託開発や販売製品の事業領域を拡大する活動を推進するとともに、表示ユニットの低コスト化に向けた技術及び部品の調査研究に努めました。当事業の顧客である遊技機メーカーでは、「遊タイム」等の新しい遊技性を有したパチンコ遊技機の開発が本格化してきておりますが、新規タイトルの開発着手については慎重な姿勢となっております。この動きに合わせ、当事業におきましても販売スケジュールへの影響を最小限に抑えるべく、リソースの再分配や工程の見直し等に積極的に取り組みました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高179億7百万円(前年同四半期比33.9%減)、営業利益5億14百万円(同71.6%減)、経常利益8億31百万円(同58.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益5億19百万円(同59.3%減)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
(情報システム事業)
当事業の第3四半期連結累計期間は、コロナ禍のなか、9月に実施いたしました業界初となるオンライン形式の「MIRAIGATE2020 Web展示会&セミナー」におきまして、新型コロナウイルス感染症対策や「遊タイム」搭載パチンコ遊技機の最適なデータ表示等の各提案に多くのパチンコホール経営企業よりご賛同をいただき、10月以降のAIホールコンピュータ「X(カイ)」のシステムアップやファン向け情報端末の導入は順調に推移いたしました。
しかしながら例年繁忙期となるはずの年末商戦におきましては、新型コロナウイルス感染症の再拡大の懸念が広がり、パチンコホールの新店計画や改装工事の多くは延期または中止になるなど、パチンコホール経営企業の設備投資は一転して慎重な姿勢となり、主要製品であるCRユニットやファン向け情報端末の販売は前年同期を下回りました。
この結果、当事業の売上高は137億56百万円(前年同四半期比37.6%減)、セグメント利益は16億98百万円(同47.9%減)となりました。
(制御システム事業)
当事業の第3四半期連結累計期間は、パチンコホールにおきまして4月から5月にかけて新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぐための休業や時短営業が行われ、その後の稼動状況の回復も鈍化していることもあり、各遊技機メーカーにおきましては新作タイトルの販売は延期され、市場全体のパチンコ遊技機販売台数は大きく減少しました。当事業におきましても部品販売は前年並みとなりましたが、表示ユニット、制御ユニットの販売は前年同期を下回りました。
この結果、当事業の売上高は41億55百万円(前年同四半期比18.0%減)、セグメント損失は85百万円(前期セグメント損失80百万円)となりました。
(注)セグメントの業績の金額には、セグメント間取引が含まれております。
(2) 財政状態の分析
当第3四半期連結累計期間末の総資産は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う影響があるものの、9月に開催したWeb形式での展示会やセミナーの開催などにご賛同いただいたこともあり、当第3四半期連結会計期間において売掛金が大幅に増加致しましたが、第2四半期連結累計期間までの業績が低調だったこともあり、受取手形や電子記録債権は減少いたしました。また、新型コロナウイルス感染症の再拡大も懸念される状況を踏まえ、大きな設備投資を自粛したことなどにより、減価償却費の計上が上回ったことなどから、前連結会計年度末に比べ20億29百万円減少の406億72百万円となりました。
当第3四半期連結累計期間末の負債は、新型コロナウイルス感染症の再拡大が懸念される状況を踏まえ、仕入計画を綿密に行ってきたことにより仕入債務が大幅に減少いたしました。合わせて、必要経費の削減にも努力してきたことにより未払金なども減少いたしました。その結果、前連結会計年度末に比べ19億71百万円減少の103億24百万円となりました。
当第3四半期連結累計期間末の純資産は、中間配当金の支払いがありましたが、当第3四半期連結会計期間は比較的業績が好調に推移したこともあり、前連結会計年度末に比べ57百万円減少の303億48百万円にとどまりました。自己資本比率は74.6%(前連結会計年度末比3.4ポイント上昇)となりました。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は6億73百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6) 生産、受注及び販売の実績
生産実績
当第3四半期連結累計期間の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当第3四半期連結累計期間 (自 2020年4月1日 至 2020年12月31日) | |
| 金額(千円) | 前年同期比(%) | |
| 制御システム事業 | 1,697,058 | 71.9 |
(注) 1 金額は製造原価によっております。
2 情報システム事業においては製品の製造はOEM先で行っており、当社内で製造作業は行っておりません。
3 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
受注実績
当第3四半期連結累計期間の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当第3四半期連結累計期間 (自 2020年4月1日 至 2020年12月31日) | |||
| 受注高 | 受注残高 | |||
| 金額(千円) | 前年同期比(%) | 金額(千円) | 前年同期比(%) | |
| 制御システム事業 | 4,041,683 | 76.3 | 2,803,014 | 211.6 |
(注) 1 情報システム事業については見込み生産をしており、また工事は製品販売に伴う付帯工事のため受注扱いしておりません。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。