有価証券報告書-第126期(2024/04/01-2025/03/31)
d. 指標と目標
「NGP2030」の主要目標
日産は事業に関連の深い分野(気候変動、資源、大気品質と水)から気候変動や生物多様性を含む自然関連課題に取り組んでいく。2030年度までの中期環境行動計画をまとめた「NGP2030」では、バリューチェーン全体でのKPIと目標を明確にし、取り組みを推進している。進捗については2025年7月末に当社企業サイトに掲載するサステナビリティデータブック2025で開示を予定している。
* Volatile Organic Compounds:揮発性有機化合物
気候変動目標値に対する実績
気候変動では、各バリューチェーンでのKPIと目標を明確にし、長期目標として掲げた、カーボンニュートラルの実現に向け、「NGP2030」での活動を推進し、その進捗を有価証券報告書でも毎年報告している。
* 日本、米国、欧州、中国
CO2排出量 Scope 1、2、3ごとの実績
自動車のバリューチェーン全体を捉えた時に、クルマの使用時に排出されるCO2量が占める割合は、企業活動に伴う排出量に比較して著しく多く、全体の80%以上を占める。2024年度では、バリューチェーン全体(Scope 1、2、3の合計値)のCO2排出量155,008kton-CO2のうち、販売したクルマの使用時の排出量が125,080kton-CO2である一方で、企業活動に伴う排出量Scope 1、2はそれぞれ442kton-CO2、1,077kton-CO2であった。これらはGHGプロトコルに基づいた測定結果である。
(kton-CO2)
* 各スコープは「GHGプロトコル事業者排出量算定基準」によって以下の様に定められている。
Scope 1 事業者自らによる温室効果ガスの直接排出
Scope 2 他社から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出
Scope 3 企業のバリューチェーンで発生するScope2以外の間接排出
** 2024年度にScope3の算定式を改定した。例えば、「販売した製品の使用」に伴うCO2排出量は、「Tank to Wheel」から「Well to Wheel」へ改定し、燃料採掘からタイヤ駆動までを算定対象範囲とした。それに伴い、過年度の排出量も再計算した。
なお、2025年7月末に当社企業サイトに掲載するサステナビリティデータブック2025にて、第三者保証の詳細などを公表する予定。
「NGP2030」の主要目標
日産は事業に関連の深い分野(気候変動、資源、大気品質と水)から気候変動や生物多様性を含む自然関連課題に取り組んでいく。2030年度までの中期環境行動計画をまとめた「NGP2030」では、バリューチェーン全体でのKPIと目標を明確にし、取り組みを推進している。進捗については2025年7月末に当社企業サイトに掲載するサステナビリティデータブック2025で開示を予定している。
| 取り組み | 「NGP2030」目標 | |
| 気候変動 | ||
| 長期ビジョン:2050年までにカーボンニュートラルを実現 | ||
| CO2排出の削減 (基準年2018) | ライフサイクル(t-CO2/台数) | -30%(グローバル) |
| クルマ(g-CO2/km) | -32.5%(グローバル) -50%(4地域:日本、米国、欧州、中国) | |
| 生産(t-CO2/台数) | -52%(グローバル) | |
| 資源依存 | ||
| 長期ビジョン:新規採掘資源依存ゼロ | ||
| 材料資源 | サステナブルマテリアルの拡大 (重量ベース) | 40%(日本、米国、欧州、中国) |
| クルマの活用 | エネルギーマネジメント機能の拡大 | EVへの搭載率:100%(日本、米国、欧州) |
| 大気品質と水 | ||
| 長期ビジョン:ゼロインパクト/ゼロリスク | ||
| 水 | 生産拠点での水リスク管理の強化 | ハイリスクサイト数のゼロ化 |
| 大気品質 | クルマからのエミッション削減 (テールパイプ以外も含む) | 技術の開発と適用 |
| 生産拠点でのVOC(*)管理 | 活動の継続(塗装) | |
| 車室内空質の管理 | 車室内VOC(*)の日産基準の遵守 | |
* Volatile Organic Compounds:揮発性有機化合物
気候変動目標値に対する実績
気候変動では、各バリューチェーンでのKPIと目標を明確にし、長期目標として掲げた、カーボンニュートラルの実現に向け、「NGP2030」での活動を推進し、その進捗を有価証券報告書でも毎年報告している。
| 2030年度目標値 | 2024年度実績 | 起点 | |
| ライフサイクル (t-CO2/台数) | -30%(グローバル) | -12%(グローバル) | 2018年度 |
| クルマ (g-CO2/km) | -32.5%(グローバル) -50%(4地域(*)) | -13%(グローバル) -17%(4地域(*)) | |
| 生産 (t-CO2/台数) | -52%(グローバル) | -10%(グローバル) |
* 日本、米国、欧州、中国
CO2排出量 Scope 1、2、3ごとの実績
自動車のバリューチェーン全体を捉えた時に、クルマの使用時に排出されるCO2量が占める割合は、企業活動に伴う排出量に比較して著しく多く、全体の80%以上を占める。2024年度では、バリューチェーン全体(Scope 1、2、3の合計値)のCO2排出量155,008kton-CO2のうち、販売したクルマの使用時の排出量が125,080kton-CO2である一方で、企業活動に伴う排出量Scope 1、2はそれぞれ442kton-CO2、1,077kton-CO2であった。これらはGHGプロトコルに基づいた測定結果である。
(kton-CO2)
| Scope(*) | 2018(基準年) | 2021 | 2022 | 2023 | 2024 |
| Scope 1 | 725 | 588 | 585 | 477 | 442 |
| Scope 2 | 1,688 | 1,238 | 1,187 | 1,254 | 1,077 |
| Scope 3(**) | 265,075 | 166,725 | 155,918 | 158,320 | 153,489 |
| 合計 | 267,488 | 168,551 | 157,690 | 160,051 | 155,008 |
* 各スコープは「GHGプロトコル事業者排出量算定基準」によって以下の様に定められている。
Scope 1 事業者自らによる温室効果ガスの直接排出
Scope 2 他社から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出
Scope 3 企業のバリューチェーンで発生するScope2以外の間接排出
** 2024年度にScope3の算定式を改定した。例えば、「販売した製品の使用」に伴うCO2排出量は、「Tank to Wheel」から「Well to Wheel」へ改定し、燃料採掘からタイヤ駆動までを算定対象範囲とした。それに伴い、過年度の排出量も再計算した。
なお、2025年7月末に当社企業サイトに掲載するサステナビリティデータブック2025にて、第三者保証の詳細などを公表する予定。