有価証券報告書-第72期(平成28年4月1日-平成29年3月31日)

【提出】
2017/06/19 15:01
【資料】
PDFをみる
【項目】
123項目

研究開発活動

当社グループでは、開発部と生産技術部において、新製品・新技術開発を主体とした研究開発活動を推進しております。世界中の自動車のサスペンション部品等を分析し、性能・コスト・重量・工法のベンチマーク化により、最適設計を目指しております。
当連結会計年度における研究開発活動の主な成果としては、国内では日産「セレナ」のフロントサスペンションメンバー、ロアアーム、リアアクスルビーム、日産「ノート」のロアアーム、リアアクスルビーム、スズキ「スイフト」のリアアクスルビーム、スバル「インプレッサ」のフロントロアアームを市場に投入いたしました。
また、各自動車会社のグローバルな新車展開により、米州ではアメリカでホンダ「オデッセイ」のリアサブフレーム、アーム、スバル「インプレッサ」のフロントロアアーム、メキシコで日産「キックス」のフロントサスペンションメンバー、ロアアーム、リアアクスルビーム、ブラジルで日産「マーチ」の部品、ルノー「ダスターオロチ」の部品、ホンダ「WR-V」のリアアクスルビームを市場に投入いたしました。
アジアでは中国でホンダ「CDX」のリアアクスルビーム、ルノー「コレオス」のサスペンション部品、インドでホンダ「WR-V」のリアアクスルビームを市場に投入いたしました。
さらに、今後発表・発売される新車向けに、新材料・新構造・新工法を駆使し、軽量・高剛性・低価格を狙ったサスペンション部品の開発を行い、これらを市場に投入すべく、現在準備中でございます。
中期経営計画(YSP2017)における、製品力・開発力の更なる強化の達成に向け、開発中枢であるヨロズグローバルテクニカルセンター(栃木県小山市 略称YGTC)にて、新製品開発活動を推進しております。
なお、当連結会計年度の研究開発費用総額は、8,677百万円となっております。