有価証券報告書-第118期(2024/01/01-2024/12/31)

【提出】
2025/03/28 9:15
【資料】
PDFをみる
【項目】
159項目
[戦略]
2022年に当社は、グループ全体に及ぶ影響を確認するため、2030年までの時間軸で財務に影響を与える可能性のある気候変動リスク及び機会を定性的に評価しました。2023年にIEA(国際エネルギー機関)やIPCC(気候変動に関する政府間パネル)による気候変動シナリオ(1.5℃シナリオ及び4℃シナリオ)を用いて、2030年を対象にシナリオ分析を実施しました。各シナリオの分析の中で、定性的に特定した気候変動リスク及び機会のうち、定量的に評価が可能なものに関しては事業への影響度を定量的にも検証・評価しております。
このうち、事業に大きな影響を与える気候変動リスク及び機会は下表のとおりです。
リスク及び機会外部環境の変化事業への影響
移行リスク政策及び法規制炭素税の導入、炭素税率の上昇費用の増加
評判気候変動への対応をブランド価値の構成要素の一つとするステークホルダーの増加売上収益の減少
物理リスク急性的台風・洪水の激甚化売上収益の減少
投資コストの増加
機会製品及びサービス低炭素なモビリティである自転車市場の拡大売上収益の増加