有価証券報告書-第97期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)

【提出】
2020/06/29 10:12
【資料】
PDFをみる
【項目】
150項目

企業結合等関係

(企業結合等関係)
当連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
事業譲受による企業結合
当社の連結子会社(株)東精エンジニアリングとその米国子会社TOSEI AMERICA,INC(現 ACCRETECH SBS INC)は、米国メーカーSchmitt Industries,Incと締結した事業譲渡契約に基づき、2019年11月22日付で同社のバランサ事業を譲り受け、同日より営業を開始した。
(1) 事業譲受の概要
① 相手企業の名称及び事業の内容
相手企業の名称 Schmitt Industries,Inc.
事業の内容 バランサ、レーザ測定器、タンク液面モニタリング装置の開発・製造・販売
② 事業譲受を行った主な理由
Schmitt Industries,Inc.は、工作機械の研削加工時に用いられるバランサ、レーザ測定器等の開発・製造・販売を行っており、今回の譲受対象事業の製品であるSBS精密バランシングシステムは、工作機械メーカーや研削盤ユーザーをはじめ、多くの自動車、航空宇宙、鉄鋼、ベアリング及び回転部品メーカーで使用されている。
一方、当社グループが開発、製造、販売を行っている自動計測製品の構成製品の一つ定寸装置は、研削盤内で寸法を制御するもので、高精度、高安定性、耐久性を特長とし、高品質な生産ライン構築に貢献している。当社グループは、SBS製バランサの製品ブランド力と当社グループの世界的販売網により、バランサと定寸装置とをラインナップに揃え、一層の販売強化を図るため、今回の事業譲受を行うこととした。
③ 事業譲受日
2019年11月22日
④ 事業譲受の法的形式
現金を対価とする事業譲受
⑤ 事業譲受後企業の名称
当社連結子会社(株)東精エンジニアリングの米国子会社TOSEI AMERICA,INC.の社名をACCRETECH SBS INCに変更した。
(2) 連結財務諸表に含まれている譲受事業の業績の期間
2019年11月22日から2019年12月31日まで
(3) 譲受事業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳
取得の対価現金1,215百万円
取得原価1,215百万円

(4) 主要な取得関連費用の内容及び金額
デューデリジェンス費用等171百万円

(5) 発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間
① 発生したのれんの金額 219百万円
② 発生原因
今後の事業展開から期待される超過収益力から生じたもの。
③ 償却方法及び償却期間
10年間にわたる均等償却
(6) 企業結合日に受け入れた資産及び引き受けた負債の額並びにその主な内訳
流動資産877百万円
固定資産319百万円
資産合計1,196百万円

流動負債193百万円
固定負債7百万円
負債合計200百万円

(7) 企業結合が当連結会計年度の開始の日に完了したと仮定した場合の当連結会計年度の連結損益計算書に及ぼす影響の概算額及びその算定方法
影響の概算額については、合理的な算定が困難であるため記載していない。