有価証券報告書-第66期(2024/09/01-2025/08/31)
有報資料
当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営方針
当社グループは「患者のためになり、医師の役に立つ製品の開発・生産・提供を通して世界の人々の幸福に貢献する」ことを理念に、専門的医療機器を開発から販売まで一貫して手掛け、広く世界に提供しております。更に「順法精神と独創技術を持ち将来利益を確保する」を経営基本方針に掲げて、将来利益の最大化に努めております。
2026年に当社グループは創業70年を迎えます。100年企業への更なる成長を見据え、中期経営計画2029では以下のミッション・ビジョン・バリューを定めました。これら強固なアイデンティティの下、グローバル経営を加速させていきます。
ミッション:果たすべき社会的使命
患者のためになり、医師の役に立つ製品の提供を通して世界の人々の幸福に貢献する
ビジョン:ありたい姿
世界一の品質を世界のすみずみへ
バリュー:大切にしていく価値観
科学する心で熱心に粘り強く
「トレード・オフ」へのこだわり
創造・進化へのたゆまぬ挑戦
(2) 経営環境、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
経営環境
当社がターゲットとする医療機器市場は、市場の継続的な成長に加え、治療の低侵襲化や技術イノベーションの継続的な進展を背景に、世界的な製品需要の増加が見込まれています。他方、新興国における自国産優遇政策や新興国企業とのコスト競争等、競争環境は激化しています。
このような環境下、当社グループは、引き続き製品毎に且つその製品の特性毎に「世界一の品質を世界のすみずみへ」提供する方針の下、更なる企業価値向上に向けた取組みを推進しています。
中期経営計画2029の概要
当社は、2025年10月8日に公表した新たな中期経営計画において、「ダントツ製品の提供、医療現場の課題解決を通じて信頼される企業」への進化を目指しています。従来から掲げてきた「世界一」へのこだわりとグローバル・ニッチ・トップ戦略を維持することで高収益体質を実現しつつ、医療現場の課題解決を起点とした事業戦略への転換を図ります。加えて、戦略的アライアンスやM&A等のインオーガニック施策を活用した新たな価値の創出により、持続的な成長と企業価値の向上を目指してまいります。
中期経営計画2029の概要は以下の通りです。
①事業戦略
・全てのセグメントにおいて収益性を伴った成長を目指す
・コア技術を活かした製品開発と戦略的アライアンスの展開
②売上拡大に向けたグローバル戦略
・北米、欧州、アジアの売上拡大にフォーカス
・地域統括拠点(RHQ)のグローバル5極体制による地域に根差した事業成長の加速
・価格競争から脱却し、臨床価値と高品質によるブランド価値の強化
③収益性向上とキャッシュ創出力の強化
・継続的な原価低減、グローバル生産体制の最適化による生産コストの改善
・BPR/DXによる業務プロセスの改善、販管費比率の改善
・サプライチェーンマネジメント改革によるCCC(Cash Conversion Cycle)の改善
・グローバルキャッシュマネジメント
④長期的な成長に向けた経営基盤の強化
<製品開発力の抜本的な強化>・研究開発プロセス革新による開発スピードの向上
・オープンイノベーションの活用や次世代製品、加工技術への取組み推進
<サステナビリティ推進>・成長戦略を実行する人財育成・獲得、挑戦する企業文化の醸成、DE&Iを含む人的資本経営推進
・人権方針の順守、環境負荷低減、サプライチェーン管理、第3者評価の獲得とスコア向上
⑤企業価値向上と成長投資
・成長戦略を実行し、営業キャッシュ・フローを1.5倍に向上
・投資の重点を生産投資から成長投資へシフト
・200億円のM&A投資枠を設定
・安定的増配による株主還元(DOE8%を目安とした財務運営)
⑥業績目標
※実績については、四捨五入で記載しております。
(3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
企業価値の増大に向けて、将来キャッシュ・フローの最大化を図ることが重要と考えております。そのため、当社は売上高及び営業利益伸び率(成長性指標)を重要な経営指標と考えております。また、売上高営業利益率(収益性指標)、自己資本当期純利益率(ROE、資本効率性指標)につきましても重要視しております。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営方針
当社グループは「患者のためになり、医師の役に立つ製品の開発・生産・提供を通して世界の人々の幸福に貢献する」ことを理念に、専門的医療機器を開発から販売まで一貫して手掛け、広く世界に提供しております。更に「順法精神と独創技術を持ち将来利益を確保する」を経営基本方針に掲げて、将来利益の最大化に努めております。
2026年に当社グループは創業70年を迎えます。100年企業への更なる成長を見据え、中期経営計画2029では以下のミッション・ビジョン・バリューを定めました。これら強固なアイデンティティの下、グローバル経営を加速させていきます。
ミッション:果たすべき社会的使命
患者のためになり、医師の役に立つ製品の提供を通して世界の人々の幸福に貢献する
ビジョン:ありたい姿
世界一の品質を世界のすみずみへ
バリュー:大切にしていく価値観
科学する心で熱心に粘り強く
「トレード・オフ」へのこだわり
創造・進化へのたゆまぬ挑戦
(2) 経営環境、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
経営環境
当社がターゲットとする医療機器市場は、市場の継続的な成長に加え、治療の低侵襲化や技術イノベーションの継続的な進展を背景に、世界的な製品需要の増加が見込まれています。他方、新興国における自国産優遇政策や新興国企業とのコスト競争等、競争環境は激化しています。
このような環境下、当社グループは、引き続き製品毎に且つその製品の特性毎に「世界一の品質を世界のすみずみへ」提供する方針の下、更なる企業価値向上に向けた取組みを推進しています。
中期経営計画2029の概要
当社は、2025年10月8日に公表した新たな中期経営計画において、「ダントツ製品の提供、医療現場の課題解決を通じて信頼される企業」への進化を目指しています。従来から掲げてきた「世界一」へのこだわりとグローバル・ニッチ・トップ戦略を維持することで高収益体質を実現しつつ、医療現場の課題解決を起点とした事業戦略への転換を図ります。加えて、戦略的アライアンスやM&A等のインオーガニック施策を活用した新たな価値の創出により、持続的な成長と企業価値の向上を目指してまいります。
中期経営計画2029の概要は以下の通りです。
①事業戦略
・全てのセグメントにおいて収益性を伴った成長を目指す
・コア技術を活かした製品開発と戦略的アライアンスの展開
| 事業目標 | |
| サージカル (眼科) | ・眼科ナイフのシェア拡大(グローバルシェア30%→50%) ・緑内障・硝子体手術向け製品ラインナップ拡充 ・戦略アライアンスの強化(製薬会社との共創、米国MST社との販売提携) |
| サージカル (外科) | ・微細加工技術を活かせる成長セグメントとして再定義し、事業強化 ・新製品開発プロジェクトを立ち上げ、新たな事業機会を探索 |
| 事業目標 | |
| アイレス針 | ・独立系針メーカーとして、グローバル№2のポジションを維持・強化 ・マイクロ針やロボット手術など、高付加価値製品を成長領域に投下 ・中国GPO(政府集中購買)への対応、コストダウンの推進 |
| デンタル | ・根管治療製品のポートフォリオを拡大(MANI Endodontic Compass) ・歯科修復事業の収益性改善 |
②売上拡大に向けたグローバル戦略
・北米、欧州、アジアの売上拡大にフォーカス
・地域統括拠点(RHQ)のグローバル5極体制による地域に根差した事業成長の加速
・価格競争から脱却し、臨床価値と高品質によるブランド価値の強化
③収益性向上とキャッシュ創出力の強化
・継続的な原価低減、グローバル生産体制の最適化による生産コストの改善
・BPR/DXによる業務プロセスの改善、販管費比率の改善
・サプライチェーンマネジメント改革によるCCC(Cash Conversion Cycle)の改善
・グローバルキャッシュマネジメント
④長期的な成長に向けた経営基盤の強化
<製品開発力の抜本的な強化>・研究開発プロセス革新による開発スピードの向上
・オープンイノベーションの活用や次世代製品、加工技術への取組み推進
<サステナビリティ推進>・成長戦略を実行する人財育成・獲得、挑戦する企業文化の醸成、DE&Iを含む人的資本経営推進
・人権方針の順守、環境負荷低減、サプライチェーン管理、第3者評価の獲得とスコア向上
⑤企業価値向上と成長投資
・成長戦略を実行し、営業キャッシュ・フローを1.5倍に向上
・投資の重点を生産投資から成長投資へシフト
・200億円のM&A投資枠を設定
・安定的増配による株主還元(DOE8%を目安とした財務運営)
⑥業績目標
| 指標 | 2025年8月期 実績※ | 2029年8月期(目標) ベースプラン | |
| 売上高 | 300億円 | 450億円 | |
| 営業利益(率) | 82億円 (27.3%) | 145億円 (32%) | |
| 純利益 | 46億円 | 105億円 | |
| EBITDA | 107億円 | 180億円 | |
| ROE | 8.8% | 16% | |
| 売上高純利益率 | 15% | 23% | |
| 総資産回転率 | 52% | 62% | |
| 財務レバレッジ | 1.09 | 1.09 | |
※実績については、四捨五入で記載しております。
(3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
企業価値の増大に向けて、将来キャッシュ・フローの最大化を図ることが重要と考えております。そのため、当社は売上高及び営業利益伸び率(成長性指標)を重要な経営指標と考えております。また、売上高営業利益率(収益性指標)、自己資本当期純利益率(ROE、資本効率性指標)につきましても重要視しております。