有価証券報告書-第33期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)

【提出】
2015/06/26 13:14
【資料】
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【項目】
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財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)財政状態の分析
当連結会計年度末の総資産は18,566百万円となり、前期比1,338百万円の増加となりました。
流動資産は12,250百万円となり、前期比1,335百万円の増加となりました。
固定資産は6,315百万円となり、前期比3百万円の増加となりました。
負債は10,086百万円となり、前期比678百万円の増加となりました。
純資産は8,480百万円となり、前期比660百万円の増加となりました。これは主に、利益剰余金が前期比636百万円増加したことによるものであります。
(2)キャッシュ・フローの分析
キャッシュ・フローの分析については、「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (2)キャッシュ・フロー」に記載しております。
(3)当連結会計年度の経営成績の分析
① 売上高
当連結会計年度における当社グループの売上高は16,483百万円(前年同期比7.6%増)となりました。
なお、売上高及びセグメント別の業績の推移については、「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (1)業績」に記載しております。
② 損益状況
販売費及び一般管理費は1,113百万円(前年同期比5.2%減)となり、営業利益は1,284百万円(同10.4%減)となりました。また、売上高営業利益率は前連結会計年度に比べ1.6ポイント減少の7.8%となりました。
営業外収益は157百万円(同33.3%増)、営業外費用は40百万円(同2.1%減)となり、経常利益は1,401百万円(同7.2%減)となりました。また、売上高経常利益率は前連結会計年度に比べ1.4ポイント減少の8.5%となりました。
特別損失は生産体制の最適化を目的とした固定資産の有効活用の検討を行い、固定資産除却損9百万円等を計上いたしました。また、ゴルフ会員権評価損3百万円を計上し、13百万円となりました。この結果、税金等調整前当期純利益1,388百万円となり、当期純利益807百万円(同0.1%減)となりました。なお、1株当たり当期純利益金額は28.27円となりました。
(4)経営成績に重要な影響を与える要因について
経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 4 事業等のリスク」に記載しております。
(5)経営戦略の現状と見通し
当社グループは、安定した成長率の維持を最大の目標に、需要拡大を見込むことができると判断した事業については、タイムリーな設備投資を実施し、生産キャパシティの確保を行ってまいります。
また、コア技術である「精密貼合技術」、「太陽電池モジュール製造技術」、「メカテクノロジー」の向上と、その技術を応用した更なる高付加価値製品や新技術の開発を行い、新たな事業の確立を推し進めてまいりたいと考えており、より一層の企業価値の向上に取組んでまいります。