有価証券報告書-第201期(2024/04/01-2025/03/31)
6つの領域に対応する、主な施策とその目的、実績および成果は下記の通りであります。
1. 方針・戦略の共有
経営層と従業員の「想い」を密に共有する施策を打ち出すことで、従業員一人ひとりが企業理念・ヤマハフィロソフィー・ブランドプロミスを深く理解し、日々の行動実践につなげることを目指しております。
2. 貢献と成長の実感
従業員が、自らの発意で成長や挑戦の機会を得られ、業務を通じて自らの能力をいかんなく発揮し、会社や社会への貢献と、自らの成長を実感できるような環境づくりを行っております。ヤマハ(株)では特に、従業員のキャリア自律と専門性向上を促進する施策の浸透と利活用を進めております。
3. 個の尊重
「ヤマハグループDE&I方針」に基づき、人材の多様性を新たな価値創造の源泉と考え、その前提となる公平性に配慮するとともに、多様なバックグラウンドを持った“個”が自分らしく活躍できるための体制づくりや風土の醸成を行っております。
4.風通しが良い組織風土
2021年3月期より実施している「働きがいと働きやすさに関する意識調査」の結果分析を通じ、従業員および組織の活力最大化の土台となる「風通しが良い組織風土」の醸成に努めております。なお、2025年3月期のグローバルでの調査回答率は85%(対前年-1pt)であります。
5. 多様で柔軟な働き方
さらなる事業の発展と個人の充実した生活の両立を実現するため、多様な価値観・ライフスタイルを尊重したワークライフバランス支援を積極的に推進しております。
ヤマハ(株)では、自律的で生産性の高い働き方を目指し制度や仕組みの見直しを行い、従業員が心身の健康維持と仕事・プライベート両面の充実を図りながら能力を発揮できるよう、個別の事情に寄り添った柔軟な制度や職場環境の整備を行っております。
6. いきいきと働ける職場環境
「ヤマハグループ健康宣言」を掲げ、従業員が「心身ともに健やかに自分らしく生きる(Sound Living)」ことを実現するために、「安心して働ける環境(Sound Minds)」と「健康維持増進(Sound Bodies)」に寄与する施策を展開しております。
⑤ 人材の採用
当社をとりまく外部環境、技術領域、社内人員構成の変化を予測し、短期および長期に必要な人材要件と人数を採用計画に落とし込んだうえで採用活動を実施しております。新卒採用計画は中長期的に必要な人員構成に基づいて策定し、キャリア採用計画は事業戦略上での優先度の高い人材獲得を目的として策定しております。また、人数の確保にとどまらず、専門性の高い人材や多様な人材(外国籍人材、女性技術者など)の採用を推進しております。
なお、当社ではキャリア採用を増やしており、2022年度以降は新規採用者のうちキャリア採用者が約4割を占めています。
採用人数実績の詳細はESGデータ<社会>のウェブページをご参照ください。
https://www.yamaha.com/ja/sustainability/related-information/esg-data/pdf/social.pdf
⑥ 社外からの評価
DE&I、両立支援、健康経営に関する取り組みや成果が認められ、ヤマハ(株)およびヤマハグループ企業にて、以下の評価・表彰を得ております。
<活動に対する評価・表彰(一部抜粋)>
1. 方針・戦略の共有
経営層と従業員の「想い」を密に共有する施策を打ち出すことで、従業員一人ひとりが企業理念・ヤマハフィロソフィー・ブランドプロミスを深く理解し、日々の行動実践につなげることを目指しております。
| 主な施策 | 目的 | 実績・成果 |
| • 社内広報活動の充実(グループ報・イントラサイト上での情報発信など) • フィロソフィーに基づいた社長表彰制度 • グループ共通教育実施(フィロソフィー・ブランドプロミス他) | • 経営理念・方針への共感 • 戦略の浸透 • 組織を超えた相互発展・一体感醸成 | • 期初・月次の社長メッセージ発信 • 隔月のグループ報発行、イントラサイト上での年間約560本(日英中尼計)の記事発信 • ヤマハブランドに思いをはせる社内イベント「Yamaha Day」のグローバル開催(企画参加者数計約7,000名) • 年間103件の社長表彰エントリー •フィロソフィー・ブランドプロミス研修を新入社員、キャリア採用入社者、階層別(若年層、新規登用者)等を対象に年56回実施 |
2. 貢献と成長の実感
従業員が、自らの発意で成長や挑戦の機会を得られ、業務を通じて自らの能力をいかんなく発揮し、会社や社会への貢献と、自らの成長を実感できるような環境づくりを行っております。ヤマハ(株)では特に、従業員のキャリア自律と専門性向上を促進する施策の浸透と利活用を進めております。
| 主な施策 | 目的 | 実績・成果 |
| • 教育投資の増強 • 自律学習の機会提供 • キャリア関連教育の充実・周知 • 人材情報基盤の整備・統一 | •従業員の成長促進 •学習機会の認知向上 | • 教育投資金額 前中期経営計画比1.6倍 • 社内向け教育ポータルサイトの整備公開 • 国内グループ企業へのタレントマネジメントシステム導入拡大 |
| • 社内公募制度の再開 • スキル・キャリア情報のマッチング活用 | •実践機会の提供 | • キャリア採用枠公募/重点戦略業務に対する公募 計72件実施 • 人材情報の活用事例創出 |
3. 個の尊重
「ヤマハグループDE&I方針」に基づき、人材の多様性を新たな価値創造の源泉と考え、その前提となる公平性に配慮するとともに、多様なバックグラウンドを持った“個”が自分らしく活躍できるための体制づくりや風土の醸成を行っております。
| 主な施策 | 目的 | 実績・成果 |
| • メンタリングプログラム(ヤマハ㈱) などの女性リーダー育成施策 | • 女性の活躍機会拡大 • 活躍を後押しする風土の醸成 | • 女性管理職比率の着実な上昇 ヤマハ㈱雇用者 9.4%、グローバル 19.0% |
| • LGBTQ+へのAllyの取り組み | • 性的マイノリティ当事者の働きやすさ向上 | • アジア最大級のLGBTQ+関連イベント「東京レインボープライド2024」への出展 •ヤマハ(株)管理職を中心とした657名がD&I検定3級に合格 |
| • クロスボーダー配置の促進 • グローバル選抜研修 | • 国籍にとらわれない適所適材・人材活用 | • 海外グループ拠点間の異動を含むグローバル人材配置の推進(3か年で32名) |
| • ヤマハ㈱管理職登用における人材多様性の確保 | • 機会の平等 • 適所適材の人材活用 | • 女性管理職比率 9.4% (女性社員比率 24.8%) • キャリア入社管理職比率 20.8% (キャリア入社社員比率 27.0%) |
4.風通しが良い組織風土
2021年3月期より実施している「働きがいと働きやすさに関する意識調査」の結果分析を通じ、従業員および組織の活力最大化の土台となる「風通しが良い組織風土」の醸成に努めております。なお、2025年3月期のグローバルでの調査回答率は85%(対前年-1pt)であります。
| 主な施策 | 目的 | 実績・成果 |
| • 人事部門による、職場別組織開発活動の効果向上・自走化支援 | • 働きがい、働きやすさの指標改善 | • 「働きがい」肯定的回答率横這い (65%、対前年-1pt、3か年で-1pt) • 「働きやすさ」肯定的回答率向上 (65%、対前年±0pt、3か年で+2pt) |
| • 多様な対話機会の創出 • 挙手性参加型傾聴トレーニング実施と受講者コミュニティ形成 | • 組織・立場を超えたコミュニケーションの量・質向上 | • 社長による職場訪問企画実施(年間26回、のべ464名参加) • 3か年でヤマハグループ従業員164名が傾聴トレーニング受講し、組織を超えた活動・学びの共有の場創出 |
5. 多様で柔軟な働き方
さらなる事業の発展と個人の充実した生活の両立を実現するため、多様な価値観・ライフスタイルを尊重したワークライフバランス支援を積極的に推進しております。
ヤマハ(株)では、自律的で生産性の高い働き方を目指し制度や仕組みの見直しを行い、従業員が心身の健康維持と仕事・プライベート両面の充実を図りながら能力を発揮できるよう、個別の事情に寄り添った柔軟な制度や職場環境の整備を行っております。
| 主な施策 | 目的 | 実績・成果 |
| • 勤務柔軟化施策の拡大・定着 • 柔軟な両立支援制度の整備 | • 自律的で生産性の高い働き方実現 • ライフイベントへの柔軟な対応 | • テレワーク制度の運用定着 • 単身赴任者・介護事由者向けの通勤圏拡大 • 育児・介護・治療に関する法定以上の両立支援制度の整備 • 海外赴任帯同および介護事由の退職者に対する再雇用制度 |
| • 副業実施基準の明確化 | • 従業員の働き方・ 自己実現の選択肢拡大 | • 計114件の副業申請 (2023年制度開始以降累計) |
6. いきいきと働ける職場環境
「ヤマハグループ健康宣言」を掲げ、従業員が「心身ともに健やかに自分らしく生きる(Sound Living)」ことを実現するために、「安心して働ける環境(Sound Minds)」と「健康維持増進(Sound Bodies)」に寄与する施策を展開しております。
| 主な施策 | 目的 | 実績・成果 |
| • 定期健康診断受診率100%の継続 • 集団健康講話と体力測定の実施 | • ヘルスリテラシーの向上 | • 定期健康診断受診率・産業医による就業区分判定実施率100%(7年連続) • 運動習慣者率24.7%(前年比+0.9pt) |
| • ストレスチェックの継続実施 • 新)職場復職支援プログラムの導入と運用 | • メンタルヘルスケアの促進と制度強化 | • ストレスチェック受検率96.8% • 高ストレス者率は低水準を維持(1.3%) |
| • 喫煙者への個別禁煙サポート • 国内グループ企業敷地内全面禁煙(2022~) • 長時間労働の対策・予防 | •従業員の健康維持増進 | • 喫煙率は低水準を維持(ヤマハ(株)12.8%、国内グループ企業13.5%) • 管理職を含む労働時間のモニタリング、事前注意喚起 |
⑤ 人材の採用
当社をとりまく外部環境、技術領域、社内人員構成の変化を予測し、短期および長期に必要な人材要件と人数を採用計画に落とし込んだうえで採用活動を実施しております。新卒採用計画は中長期的に必要な人員構成に基づいて策定し、キャリア採用計画は事業戦略上での優先度の高い人材獲得を目的として策定しております。また、人数の確保にとどまらず、専門性の高い人材や多様な人材(外国籍人材、女性技術者など)の採用を推進しております。
なお、当社ではキャリア採用を増やしており、2022年度以降は新規採用者のうちキャリア採用者が約4割を占めています。
採用人数実績の詳細はESGデータ<社会>のウェブページをご参照ください。
https://www.yamaha.com/ja/sustainability/related-information/esg-data/pdf/social.pdf
| 主な施策 | 目的 | 実績・成果 |
| ・ 採用マーケティング - 求人媒体と広告 - ダイレクトリクルーティング - 会社見学や社員との交流機会 | ・ 優秀人材の応募増 ・ 職種理解と向上 ・ 志望度の醸成 | ・ 新卒応募者数の継続的増加 ・ 新卒採用充足率 3か年平均 100.6% ・ キャリア採用充足率 3か年平均 77.1% |
| ・ インターンシップ受入拡大 ・ コース別応募の開始 | ・ 優秀人材の早期発掘 ・ ミスマッチ防止 | ・ インターンシップの受入 年間141名 (対前年 +25名、3か年で倍増) ・ 採用計画の過半数をインターンシップ参加者 ・ 内定辞退率の抑制(3か年平均16%) |
| ・ グローバル人材の採用 ・ 女性技術者の採用強化 | ・ 多様な人材採用 | ・ 大学と連携した外国人留学生のインターンシップ受入開始(2024年度 1名受入ののち採用) ・ バイリンガル人材限定の会社説明会に出展 ・ 新卒技術系の女性比率 3か年平均 20.9% ・ キャリア技術系の女性比率 3か年平均 23.3% |
| ・ リファラル採用 ・ アルムナイ採用 ・ 海外赴任帯同退職者の再雇用 | ・ 即戦力人材の採用強化 | ・ リファラル採用(3か年で6名) ・ アルムナイ採用(3か年で4名) ・ アルムナイ専用サイトの立ち上げ ・ 海外赴任帯同退職者の再雇用(3か年で11名) |
⑥ 社外からの評価
DE&I、両立支援、健康経営に関する取り組みや成果が認められ、ヤマハ(株)およびヤマハグループ企業にて、以下の評価・表彰を得ております。
<活動に対する評価・表彰(一部抜粋)>
| 健康経営優良法人 ホワイト500 | PRIDE指標 ゴールドマーク | |||
| 経済産業省・日本健康会議主催の、従業員の健康管理を経営視点で考え、戦略的に取り組んでいる法人を認定する「健康経営優良法人認定制度」。ヤマハ(株)は通算8回目のホワイト500認定。(株)ヤマハコーポレートサービスも健康経営優良法人に8年連続の認定。 | ![]() | 任意団体「work with Pride」が策定する、企業・団体などにおけるLGBTQなどの性的マイノリティに関する取り組みの評価指標。 ヤマハ(株)は2019年から6年連続で最高位「ゴールド」を受賞。 | ![]() | |
| 次世代育成支援に関する 「くるみん」「プラチナくるみん」認定 | D&I Award 2024 「ベストワークプレイス」 | |||
| 厚生労働省が次世代育成支援事業主を認定する制度。ヤマハ(株)は2008年に「くるみん」、2016年に「プラチナくるみん」認定を取得。ヤマハコーポレートサービス(株)は、2018年に「くるみん」、2021年に「プラチナくるみん」認定を取得。 | ![]() | (株)JobRainbowが主催・運営する、ダイバーシティ&インクルージョンに取り組む企業を認定する日本最大のアワード。ヤマハ(株)は2022年以降連続して2024年も最高位の「ベストワークプレイス」に認定。 | ![]() | |



