有価証券報告書-第98期(平成28年12月1日-平成29年11月30日)
金融商品関係
(金融商品関係)
1 金融商品の状況に関する事項
(1) 金融商品に対する取組方針
当社グループは、主に家具関連事業、建築付帯設備機器事業の製造販売の計画及び設備投資計画に基づいて、必要な資金を銀行借入により調達しております。一時的な余資は預金等の安全性の高い金融資産により運用し、短期的な運転資金を銀行借入により調達しております。また、デリバティブ取引は、リスクを回避するために利用し、投機的な取引は行わない方針であります。
(2) 金融商品の内容及びそのリスク
営業債権である受取手形及び売掛金は、顧客の信用リスクに晒されております。投資有価証券は、主に業務上の関係を有する企業等の株式であり、市場価格の変動リスクに晒されております。
営業債務である支払手形及び買掛金並びに未払費用は、1年以内の支払期日であります。また、その一部には、輸入に伴う外貨建てのものがあり、為替の変動リスクに晒されております。借入金及びファイナンス・リース取引に係るリース債務は、主に運転資金、設備投資資金の調達を目的としたものであり、償還日は、おおむね7年以内であります。変動金利による借入金については金利の変動リスクに晒されています。
外貨建仕入取引に係る為替変動リスクヘッジのため為替予約取引を、また資金調達に係る金利変動リスクヘッジのため金利スワップ取引を行っております。
(3) 金融商品に係るリスク管理体制
①信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理
当社グループは、社内管理規程に従い、営業債権について取引先ごとの期日管理及び残高管理を行うとともに、回収遅延債権については、定期的に各担当役員へ報告され、個別に把握及び対応を行う体制としております。
②市場リスク(為替や金利等の変動リスク)の管理
当社グループは、社内管理規程に従い、外貨建ての営業債権債務について、期日及び残高を管理しております。
投資有価証券については、定期的に時価を把握し、明細表を作成する等の方法により管理しており、また、その内容が取締役社長に報告されております。
デリバティブ取引の執行・管理については、取引権限を定めた社内規程に従うこととしております。
③資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理
当社グループは、各社が適時に資金繰計画を作成するとともに、一定の手許流動性を維持するなどの方法により、流動性リスクを管理しております。
(4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することもあります。
2 金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは、次表には含めておりません。((注2)をご参照ください。)
前連結会計年度(平成28年11月30日)
(※)デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しております。
当連結会計年度(平成29年11月30日)
(※)デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しております。
(注1)金融商品の時価の算定方法並びに投資有価証券及びデリバティブ取引に関する事項
資産
(1) 現金及び預金、並びに(2) 受取手形及び売掛金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。
(3) 投資有価証券
これらの時価については、株式は取引所の価格によっております。
負債
(1) 支払手形及び買掛金、並びに(2) 短期借入金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。
(3) 長期借入金(1年内含む)
長期借入金の時価については、一定の期間ごとに区分した元利金の合計額を、新規に同様の借入を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しております。
デリバティブ取引
注記事項「デリバティブ取引関係」をご参照下さい。
(注2)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の連結貸借対照表計上額
上記については、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められるため、「(3) 投資有価証券」には含めておりません。
(注3)金銭債権の連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度(平成28年11月30日)
当連結会計年度(平成29年11月30日)
(注4)社債、長期借入金、リース債務及びその他の有利子負債の連結決算日後の返済予定額
前連結会計年度(平成28年11月30日)
当連結会計年度(平成29年11月30日)
1 金融商品の状況に関する事項
(1) 金融商品に対する取組方針
当社グループは、主に家具関連事業、建築付帯設備機器事業の製造販売の計画及び設備投資計画に基づいて、必要な資金を銀行借入により調達しております。一時的な余資は預金等の安全性の高い金融資産により運用し、短期的な運転資金を銀行借入により調達しております。また、デリバティブ取引は、リスクを回避するために利用し、投機的な取引は行わない方針であります。
(2) 金融商品の内容及びそのリスク
営業債権である受取手形及び売掛金は、顧客の信用リスクに晒されております。投資有価証券は、主に業務上の関係を有する企業等の株式であり、市場価格の変動リスクに晒されております。
営業債務である支払手形及び買掛金並びに未払費用は、1年以内の支払期日であります。また、その一部には、輸入に伴う外貨建てのものがあり、為替の変動リスクに晒されております。借入金及びファイナンス・リース取引に係るリース債務は、主に運転資金、設備投資資金の調達を目的としたものであり、償還日は、おおむね7年以内であります。変動金利による借入金については金利の変動リスクに晒されています。
外貨建仕入取引に係る為替変動リスクヘッジのため為替予約取引を、また資金調達に係る金利変動リスクヘッジのため金利スワップ取引を行っております。
(3) 金融商品に係るリスク管理体制
①信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理
当社グループは、社内管理規程に従い、営業債権について取引先ごとの期日管理及び残高管理を行うとともに、回収遅延債権については、定期的に各担当役員へ報告され、個別に把握及び対応を行う体制としております。
②市場リスク(為替や金利等の変動リスク)の管理
当社グループは、社内管理規程に従い、外貨建ての営業債権債務について、期日及び残高を管理しております。
投資有価証券については、定期的に時価を把握し、明細表を作成する等の方法により管理しており、また、その内容が取締役社長に報告されております。
デリバティブ取引の執行・管理については、取引権限を定めた社内規程に従うこととしております。
③資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理
当社グループは、各社が適時に資金繰計画を作成するとともに、一定の手許流動性を維持するなどの方法により、流動性リスクを管理しております。
(4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することもあります。
2 金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは、次表には含めておりません。((注2)をご参照ください。)
前連結会計年度(平成28年11月30日)
(単位:千円) | |||
連結貸借対照表計上額 | 時価 | 差額 | |
(1) 現金及び預金 | 692,135 | 692,135 | ― |
(2) 受取手形及び売掛金 | 2,025,459 | 2,025,459 | ― |
(3) 投資有価証券 | |||
その他有価証券 | 795,874 | 795,874 | ― |
資産計 | 3,513,468 | 3,513,468 | ― |
(1) 支払手形及び買掛金 | 1,779,888 | 1,779,888 | ― |
(2) 短期借入金 | 733,700 | 733,700 | ― |
(3) 長期借入金(1年内含む) | 2,498,637 | 2,484,240 | △14,396 |
負債計 | 5,012,225 | 4,997,828 | △14,396 |
デリバティブ取引(※) | 2,848 | 2,848 | ― |
(※)デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しております。
当連結会計年度(平成29年11月30日)
(単位:千円) | |||
連結貸借対照表計上額 | 時価 | 差額 | |
(1) 現金及び預金 | 785,954 | 785,954 | ― |
(2) 受取手形及び売掛金 | 1,942,542 | 1,942,542 | ― |
(3) 投資有価証券 | |||
その他有価証券 | 766,068 | 766,068 | ― |
資産計 | 3,494,566 | 3,494,566 | ― |
(1) 支払手形及び買掛金 | 1,966,351 | 1,966,351 | ― |
(2) 短期借入金 | 910,100 | 910,100 | ― |
(3) 長期借入金(1年内含む) | 2,350,534 | 2,339,377 | △11,156 |
負債計 | 5,226,985 | 5,215,829 | △11,156 |
デリバティブ取引(※) | 1,981 | 1,981 | ― |
(※)デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しております。
(注1)金融商品の時価の算定方法並びに投資有価証券及びデリバティブ取引に関する事項
資産
(1) 現金及び預金、並びに(2) 受取手形及び売掛金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。
(3) 投資有価証券
これらの時価については、株式は取引所の価格によっております。
負債
(1) 支払手形及び買掛金、並びに(2) 短期借入金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。
(3) 長期借入金(1年内含む)
長期借入金の時価については、一定の期間ごとに区分した元利金の合計額を、新規に同様の借入を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しております。
デリバティブ取引
注記事項「デリバティブ取引関係」をご参照下さい。
(注2)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の連結貸借対照表計上額
(単位:千円) | ||
区分 | 平成28年11月30日 | 平成29年11月30日 |
非上場株式 | 411,888 | 419,958 |
上記については、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められるため、「(3) 投資有価証券」には含めておりません。
(注3)金銭債権の連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度(平成28年11月30日)
(単位:千円) | |||||
1年以内 | 1年超 5年以内 | 5年超 10年以内 | 10年超 | ||
現金及び預金 | 692,135 | ― | ― | ― | |
受取手形及び売掛金 | 2,025,459 | ― | ― | ― | |
合計 | 2,717,594 | ― | ― | ― |
当連結会計年度(平成29年11月30日)
(単位:千円) | |||||
1年以内 | 1年超 5年以内 | 5年超 10年以内 | 10年超 | ||
現金及び預金 | 785,954 | ― | ― | ― | |
受取手形及び売掛金 | 1,942,542 | ― | ― | ― | |
合計 | 2,728,497 | ― | ― | ― |
(注4)社債、長期借入金、リース債務及びその他の有利子負債の連結決算日後の返済予定額
前連結会計年度(平成28年11月30日)
(単位:千円) | |||||||
1年以内 | 1年超 2年以内 | 2年超 3年以内 | 3年超 4年以内 | 4年超 5年以内 | 5年超 | ||
短期借入金 | 733,700 | ― | ― | ― | ― | ― | |
長期借入金 | 1,048,478 | 817,112 | 402,288 | 178,626 | 27,717 | 24,416 | |
合計 | 1,782,178 | 817,112 | 402,288 | 178,626 | 27,717 | 24,416 |
当連結会計年度(平成29年11月30日)
(単位:千円) | |||||||
1年以内 | 1年超 2年以内 | 2年超 3年以内 | 3年超 4年以内 | 4年超 5年以内 | 5年超 | ||
短期借入金 | 910,100 | ― | ― | ― | ― | ― | |
長期借入金 | 1,101,244 | 686,420 | 372,394 | 127,713 | 52,339 | 10,424 | |
合計 | 2,011,344 | 686,420 | 372,394 | 127,713 | 52,339 | 10,424 |