有価証券報告書-第55期(平成31年1月1日-令和1年12月31日)
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を当連結会計年度の期首から適用しており、財政状態については遡及処理後の前連結会計年度末の数値で比較を行っております。
経営成績等の状況の概要
当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善などの影響により緩やかに回復している一方、中国経済の減速や長引く米中貿易摩擦の影響が懸念されるなど海外経済の不確実性が高まり、依然として先行き不透明な状態で推移しました。 このような環境の中、当社グループは、中期スローガンとして「安心をお届けする不二精機グループ」を掲げ、品質管理体制の徹底強化によるグループ一体となった顧客満足の更なる追求を図り、精密金型のコア技術をもとに自動車及び二輪車などの成形事業分野への積極的な展開を行い、顧客への高付加価値製品の提供による安定受注の拡大に努めてまいりました。 また、「『考動』で価値を創る」をグループ全社員の行動理念とし、「お客様の利益の最大化」を目標に、新たな価値創造、また「5S活動」を基本とする着実な品質改善活動に取り組んでおります。
(1) 財政状態の状況
総資産は、前連結会計年度末に比べ7億93百万円(12.8%)増加し、69億84百万円となりました。
流動資産は、主に電子記録債権が1億38百万円、仕掛品が34百万円増加し、一方、製品が1億76百万円、受取手形及び売掛金が1億円減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ71百万円(2.1%)減少し33億15百万円となりました。
固定資産は、主に有形固定資産が7億27百万円、投資その他の資産が83百万円増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ8億64百万円(30.8%)増加し36億69百万円となりました。
負債は、前連結会計年度末に比べ5億34百万円(11.1%)増加し、53億45百万円となりました。
流動負債は、主に短期借入金が2億3百万円、電子記録債務が1億23百万円増加し、一方、前受金が71百万円、1年内償還予定の社債が50百万円減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ2億26百万円(7.3%)増加し33億49百万円となりました。
固定負債は、主に長期借入金が2億83百万円増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ3億7百万円
(18.2%)増加し19億96百万円となりました。
純資産は、主に利益剰余金が2億58百万円増加し、自己株式が39百万円、為替換算調整勘定が34百万円減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ2億59百万円(18.8%)増加し16億39百万円となりました。なお、自己資本比率は、前連結会計年度末に比べ1.3ポイント増加して23.1%となりました。
(2) 経営成績の状況
当連結会計年度の売上高は、65億92百万円(前連結会計年度比7.2%増)となりました。
損益につきましては、精密成形品その他事業で東南アジア市場での2020年度以降の増産計画に対応するための工場改装関連費用及び品質管理体制の整備費用が先行して発生したことなどにより、営業利益3億87百万円(前連結会計年度比7.5%減)、為替差損の減少及びPT. FUJI SEIKI INDONESIAの開業費償却が前期で終了したこと等により、経常利益3億42百万円(前連結会計年度比28.0%増)、前期に発生した生産性向上に向けての設備投資に対応した固定資産除却・売却損が減少したことなどにより、親会社株主に帰属する当期純利益2億89百万円(前連結会計年度比62.9%増)となりました。
当連結会計年度のセグメント別の経営成績については、以下のとおりであります。
<射出成形用精密金型及び成形システム事業>医療機器用及び自動車部品用精密金型の受注が好調に推移したことなどにより、売上高は30億79百万円(前連結会計年度比21.5%増)、大幅な増収効果があり、セグメント利益は、2億79百万円(前連結会計年度比44.1%増)となりました。
<精密成形品その他事業>東南アジア市場での自動車関連製品の売上は堅調に推移したものの、国内でのディスクケース市場の縮小があったことなどにより、売上高は36億71百万円(前連結会計年度比3.0%減)、上記の東南アジア市場での2020年度以降の増産計画に対応した先行費用の発生があり、セグメント利益は、1億7百万円(前連結会計年度比51.4%減)となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は前連結会計年度に比べ73百万円減少し、6億21百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、獲得した資金は、7億27百万円(前連結会計年度比19.1%増)となりました。これは主として、税金等調整前当期純利益3億35百万円、減価償却費3億45百万円、たな卸資産の減少2億1百万円があった一方、前受金の減少63百万円、法人税等の支払額38百万円及び利息の支払額37百万円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果、使用した資金は、8億50百万円(前連結会計年度は3億53百万円の使用)となりましたが、これは主として、有形固定資産の取得による支出7億1百万円及び連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出43百万円等があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、獲得した資金は、43百万円(前連結会計年度は35百万円の獲得)となりましたが、これは主として、長期借入れによる収入4億48百万円及び短期借入金の純増額1億16百万円があった一方、長期借入金の返済による支出3億9百万円、リース債務の返済による支出1億40百万円及び社債の償還による支出50百万円があったことによるものであります。
生産、受注及び販売の実績
(1) 生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1. セグメント間の取引については、相殺消去しております。
2. 金額は、販売価格で表示しており、消費税等は含まれておりません。
(2) 受注実績
当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1. セグメント間の取引については、相殺消去しております。
2. 金額は、販売価格で表示しており、消費税等は含まれておりません。
(3) 販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1. セグメント間の取引については、相殺消去しております。
2. 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたりましては、たな卸資産、貸倒引当金、製品保証引当金及び退職給付に係る負債等につき、合理的と考えられる諸々の要因に基づき見積り及び判断を行い、その結果を基礎として金額を算出しております。これらは期末時における資産・負債の金額及び会計期間の収益・費用の金額に影響を与えます。なお、これらの見積りは特有の不確実性があるため、将来における実際の結果と異なる場合があります。
(2) 当連結会計年度の経営成績の分析
①売上高
売上高は、前連結会計年度比4億43百万円(7.2%)増の65億92百万円となりました。
この売上高の増加は、射出成形用精密金型及び成形システム事業の売上高が前連結会計年度比5億44百万円(21.5%)増の30億79百万円となったことによるものであります。
なお、セグメント別の経営成績の詳細は、「第2 事業の状況 3経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2) 経営成績の状況」に記載のとおりであります。
②売上総利益
売上総利益は、前連結会計年度比24百万円(1.7%)増の14億55百万円となりました。
この売上総利益の増加は、主として、射出成形用精密金型及び成形システム事業が増収となったことによるものであります。
③販売費及び一般管理費
販売費及び一般管理費は、手数料が増加したことなどにより、前連結会計年度比55百万円(5.5%)増の10億68百万円となりました。
④営業利益
営業利益は、前連結会計年度比31百万円(7.5%)減の3億87百万円となりました。
この営業利益の減少は、主として、精密成形品その他事業で2020年度以降の増産計画に対応するための工場改装関連費用等が先行して発生したことによるものであります。
当連結会計年度における連結営業利益率は5.9%(前連結会計年度比0.9ポイント悪化)でした。引き続きこの指標について改善されるよう取り組んでまいります。
なお、セグメント別の営業利益は、「第2 事業の状況 3経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2) 経営成績の状況」に記載のとおりであります。
⑤営業外損益
営業外損益は、44百万円の費用(前連結会計年度は1億50百万円の費用)(純額)となりました。
これは、営業外費用では主として、為替差損及び支払利息によるものであります。
⑥経常利益
経常利益は、前連結会計年度比74百万円(28.0%)増の3億42百万円となりました。
⑦特別損益
特別損益は7百万円の損失(前連結会計年度は53百万円の損失)(純額)となりました。
特別損失の主なものは、固定資産売却損4百万円及び固定資産除却損2百万円であります。
⑧親会社株主に帰属する当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益は、2億89百万円(前連結会計年度は親会社株主に帰属する当期純利益1億77百万円)となりました。
(3) 当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析
キャッシュ・フローの分析については「第2 事業の状況 3経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (3) キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
(4) 資本の財源及び資金の流動性
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、原材料の購入費用、人件費のほか、その他の製造費用、販売及び一般管理費などの営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資によるものであります。
当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。
短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、金融機関からの長期借入を基本としております。
当連結会計年度において、「第3 設備の状況 3設備の新設、除却等の計画」に記載したPT. FUJI SEIKI INDONESIAにおける設備投資などを予定しておりますが、自己資金及び金融機関からの借入金により賄ってまいります。
なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は33億81百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は6億21百万円となっております。
経営成績等の状況の概要
当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善などの影響により緩やかに回復している一方、中国経済の減速や長引く米中貿易摩擦の影響が懸念されるなど海外経済の不確実性が高まり、依然として先行き不透明な状態で推移しました。 このような環境の中、当社グループは、中期スローガンとして「安心をお届けする不二精機グループ」を掲げ、品質管理体制の徹底強化によるグループ一体となった顧客満足の更なる追求を図り、精密金型のコア技術をもとに自動車及び二輪車などの成形事業分野への積極的な展開を行い、顧客への高付加価値製品の提供による安定受注の拡大に努めてまいりました。 また、「『考動』で価値を創る」をグループ全社員の行動理念とし、「お客様の利益の最大化」を目標に、新たな価値創造、また「5S活動」を基本とする着実な品質改善活動に取り組んでおります。
(1) 財政状態の状況
総資産は、前連結会計年度末に比べ7億93百万円(12.8%)増加し、69億84百万円となりました。
流動資産は、主に電子記録債権が1億38百万円、仕掛品が34百万円増加し、一方、製品が1億76百万円、受取手形及び売掛金が1億円減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ71百万円(2.1%)減少し33億15百万円となりました。
固定資産は、主に有形固定資産が7億27百万円、投資その他の資産が83百万円増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ8億64百万円(30.8%)増加し36億69百万円となりました。
負債は、前連結会計年度末に比べ5億34百万円(11.1%)増加し、53億45百万円となりました。
流動負債は、主に短期借入金が2億3百万円、電子記録債務が1億23百万円増加し、一方、前受金が71百万円、1年内償還予定の社債が50百万円減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ2億26百万円(7.3%)増加し33億49百万円となりました。
固定負債は、主に長期借入金が2億83百万円増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ3億7百万円
(18.2%)増加し19億96百万円となりました。
純資産は、主に利益剰余金が2億58百万円増加し、自己株式が39百万円、為替換算調整勘定が34百万円減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ2億59百万円(18.8%)増加し16億39百万円となりました。なお、自己資本比率は、前連結会計年度末に比べ1.3ポイント増加して23.1%となりました。
(2) 経営成績の状況
当連結会計年度の売上高は、65億92百万円(前連結会計年度比7.2%増)となりました。
損益につきましては、精密成形品その他事業で東南アジア市場での2020年度以降の増産計画に対応するための工場改装関連費用及び品質管理体制の整備費用が先行して発生したことなどにより、営業利益3億87百万円(前連結会計年度比7.5%減)、為替差損の減少及びPT. FUJI SEIKI INDONESIAの開業費償却が前期で終了したこと等により、経常利益3億42百万円(前連結会計年度比28.0%増)、前期に発生した生産性向上に向けての設備投資に対応した固定資産除却・売却損が減少したことなどにより、親会社株主に帰属する当期純利益2億89百万円(前連結会計年度比62.9%増)となりました。
当連結会計年度のセグメント別の経営成績については、以下のとおりであります。
<射出成形用精密金型及び成形システム事業>医療機器用及び自動車部品用精密金型の受注が好調に推移したことなどにより、売上高は30億79百万円(前連結会計年度比21.5%増)、大幅な増収効果があり、セグメント利益は、2億79百万円(前連結会計年度比44.1%増)となりました。
<精密成形品その他事業>東南アジア市場での自動車関連製品の売上は堅調に推移したものの、国内でのディスクケース市場の縮小があったことなどにより、売上高は36億71百万円(前連結会計年度比3.0%減)、上記の東南アジア市場での2020年度以降の増産計画に対応した先行費用の発生があり、セグメント利益は、1億7百万円(前連結会計年度比51.4%減)となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は前連結会計年度に比べ73百万円減少し、6億21百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、獲得した資金は、7億27百万円(前連結会計年度比19.1%増)となりました。これは主として、税金等調整前当期純利益3億35百万円、減価償却費3億45百万円、たな卸資産の減少2億1百万円があった一方、前受金の減少63百万円、法人税等の支払額38百万円及び利息の支払額37百万円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果、使用した資金は、8億50百万円(前連結会計年度は3億53百万円の使用)となりましたが、これは主として、有形固定資産の取得による支出7億1百万円及び連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出43百万円等があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、獲得した資金は、43百万円(前連結会計年度は35百万円の獲得)となりましたが、これは主として、長期借入れによる収入4億48百万円及び短期借入金の純増額1億16百万円があった一方、長期借入金の返済による支出3億9百万円、リース債務の返済による支出1億40百万円及び社債の償還による支出50百万円があったことによるものであります。
生産、受注及び販売の実績
(1) 生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2019年1月1日 至 2019年12月31日) | 前年同期比(%) |
| 射出成形用精密金型及び成形システム事業 | 2,830,069千円 | 107.2 |
| 精密成形品その他事業 | 3,653,155千円 | 95.9 |
| 合計 | 6,483,224千円 | 100.5 |
(注)1. セグメント間の取引については、相殺消去しております。
2. 金額は、販売価格で表示しており、消費税等は含まれておりません。
(2) 受注実績
当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 受注高(千円) | 前年同期比(%) | 受注残高(千円) | 前年同期比(%) |
| 射出成形用精密金型及び成形システム事業 | 2,715,309 | 93.6 | 1,334,955 | 86.1 |
| 精密成形品その他事業 | 3,634,726 | 96.1 | 176,107 | 82.6 |
| 合計 | 6,350,036 | 95.0 | 1,511,063 | 85.7 |
(注)1. セグメント間の取引については、相殺消去しております。
2. 金額は、販売価格で表示しており、消費税等は含まれておりません。
(3) 販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2019年1月1日 至 2019年12月31日) | 前年同期比(%) |
| 射出成形用精密金型及び成形システム事業 | 2,921,896千円 | 123.6 |
| 精密成形品その他事業 | 3,671,029千円 | 97.0 |
| 合計 | 6,592,925千円 | 107.2 |
(注)1. セグメント間の取引については、相殺消去しております。
2. 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたりましては、たな卸資産、貸倒引当金、製品保証引当金及び退職給付に係る負債等につき、合理的と考えられる諸々の要因に基づき見積り及び判断を行い、その結果を基礎として金額を算出しております。これらは期末時における資産・負債の金額及び会計期間の収益・費用の金額に影響を与えます。なお、これらの見積りは特有の不確実性があるため、将来における実際の結果と異なる場合があります。
(2) 当連結会計年度の経営成績の分析
①売上高
売上高は、前連結会計年度比4億43百万円(7.2%)増の65億92百万円となりました。
この売上高の増加は、射出成形用精密金型及び成形システム事業の売上高が前連結会計年度比5億44百万円(21.5%)増の30億79百万円となったことによるものであります。
なお、セグメント別の経営成績の詳細は、「第2 事業の状況 3経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2) 経営成績の状況」に記載のとおりであります。
②売上総利益
売上総利益は、前連結会計年度比24百万円(1.7%)増の14億55百万円となりました。
この売上総利益の増加は、主として、射出成形用精密金型及び成形システム事業が増収となったことによるものであります。
③販売費及び一般管理費
販売費及び一般管理費は、手数料が増加したことなどにより、前連結会計年度比55百万円(5.5%)増の10億68百万円となりました。
④営業利益
営業利益は、前連結会計年度比31百万円(7.5%)減の3億87百万円となりました。
この営業利益の減少は、主として、精密成形品その他事業で2020年度以降の増産計画に対応するための工場改装関連費用等が先行して発生したことによるものであります。
当連結会計年度における連結営業利益率は5.9%(前連結会計年度比0.9ポイント悪化)でした。引き続きこの指標について改善されるよう取り組んでまいります。
なお、セグメント別の営業利益は、「第2 事業の状況 3経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2) 経営成績の状況」に記載のとおりであります。
⑤営業外損益
営業外損益は、44百万円の費用(前連結会計年度は1億50百万円の費用)(純額)となりました。
これは、営業外費用では主として、為替差損及び支払利息によるものであります。
⑥経常利益
経常利益は、前連結会計年度比74百万円(28.0%)増の3億42百万円となりました。
⑦特別損益
特別損益は7百万円の損失(前連結会計年度は53百万円の損失)(純額)となりました。
特別損失の主なものは、固定資産売却損4百万円及び固定資産除却損2百万円であります。
⑧親会社株主に帰属する当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益は、2億89百万円(前連結会計年度は親会社株主に帰属する当期純利益1億77百万円)となりました。
(3) 当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析
キャッシュ・フローの分析については「第2 事業の状況 3経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (3) キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
(4) 資本の財源及び資金の流動性
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、原材料の購入費用、人件費のほか、その他の製造費用、販売及び一般管理費などの営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資によるものであります。
当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。
短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、金融機関からの長期借入を基本としております。
当連結会計年度において、「第3 設備の状況 3設備の新設、除却等の計画」に記載したPT. FUJI SEIKI INDONESIAにおける設備投資などを予定しておりますが、自己資金及び金融機関からの借入金により賄ってまいります。
なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は33億81百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は6億21百万円となっております。