訂正有価証券報告書-第50期(平成29年7月1日-平成30年6月30日)

【提出】
2018/10/04 16:15
【資料】
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【項目】
98項目
(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づき作成され
ております。その作成には経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の開示に影響を与える
見積りを必要としております。経営者は、これらの見積りについて過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりま
すが、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項
連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。
(2)経営成績
当連結会計年度における連結経営成績は以下のとおりであります。なお、当社グループは当連結会計年度より連
結財務諸表を作成しているため、前年同期比については記載しておりません。
当連結会計年度におけるわが国の経済は、回復基調が続く米国及び欧州経済、成長ペースの持ち直しがみられる
中国経済といった海外の経済環境の中で、全体として緩やかな回復傾向が続きましたが、北朝鮮情勢の緊迫化と貿
易摩擦の再燃懸念などから一時円高に進むなど、不安定な状況もみられました。
このような経済環境の中、顧客の生産調整の影響を受けイリジウムルツボの受注が減少したものの、有機EL向け
及び電極向けの化合物や、銀合金ターゲットの受注が好調に推移したのをはじめ、HD向けのルテニウムターゲッ
トや半導体製造装置向けの温度センサーの受注が好調に推移しました。また、一部貴金属価格の上昇が売上高・利
益に影響しました。その結果、当連結会計年度において、売上高21,201百万円、売上総利益5,573百万円、営業利
益3,437百万円、経常利益3,450百万円、親会社株主に帰属する当期純利益2,375百万円となりました。
(売上高)
当連結会計年度の売上高は21,201百万円となりました。
(売上総利益)
当連結会計年度の売上高から売上原価を控除した売上総利益は5,573百万円となり、売上高総利益率は26.3%となり
ました。
(販売費及び一般管理費)
当連結会計年度の販売費及び一般管理費は2,136百万円となりました。
(営業利益)
当連結会計年度の売上総利益から販売費及び一般管理費を控除した営業利益は3,437百万円となり、売上高営業利
益率は16.2%となりました。
(営業外収益・費用)
当連結会計年度の営業外損益は、営業外収益53百万円から営業外費用40百万円を差し引いた純額13百万円の利益と
なりました。
(経常利益)
当連結会計年度の営業利益に営業外収益・費用を加減算した経常利益は3,450百万円となり、売上高経常利益率は
16.3%となりました。
(特別利益)
当連結会計年度の特別利益は6百万円となりました。
(税金等調整前当期純利益)
当連結会計年度の経常利益に特別利益を加算した税金等調整前当期純利益は3,456百万円となりました。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
当連結会計年度の法人税、住民税及び事業税と法人税等調整額の合計が1,081百万円となった結果、親会社株主に
帰属する当期純利益は2,375百万円となり、売上高当期純利益率は11.2%となりました。
セグメントごとの経営成績は以下のとおりであります。
(電子)
スマートフォンなどのSAWデバイス(必要な周波数信号を取り出すデバイス)に使用されるリチウムタンタレー
ト単結晶育成装置向けイリジウムルツボの受注が顧客の生産調整の影響を受けて低調に推移したものの、海外結晶メ
ーカー向けのイリジウムルツボの受注や大口のガラス溶解装置向け白金製品のスポット受注もあり、売上高5,342百
万円、売上総利益1,261百万円となりました。
(薄膜)
BAWデバイス(高周波信号を取り出すデバイス)向けのターゲットの受注が減少しましたが、HD向けルテニウ
ムターゲットやスマートフォンなどのタッチパネル配線向け銀合金ターゲットが好調に推移し、一部貴金属価格の上
昇が売上高・利益に影響したことから、売上高6,504百万円、売上総利益1,725百万円となりました。
(センサー)
半導体製造装置メーカーや海外半導体メーカーからの受注が好調に推移し、高付加価値製品の比率が上昇したこと
から、売上高2,446百万円、売上総利益756百万円となりました。
(ケミカル)
有機EL向けの化合物や電極向けの貴金属化合物の受注が好調だったこと、触媒の受注が回復したことに加え、一
部貴金属価格の上昇が売上高・利益に影響したことから、売上高6,706百万円、売上総利益1,748百万円となりまし
た。
海外売上情報は以下のとおりであります。
当連結会計年度における海外売上高は9,850百万円(総売上高に占める割合は46.5%)となりました。地域別にはア
ジア向け輸出売上高5,605百万円(海外売上高に占める割合は56.9%)、北米向け輸出売上高2,365百万円(海外売上
高に占める割合は24.0%)、欧州向け輸出売上高1,879百万円(海外売上高に占める割合は19.1%)となりました。
(3)生産、受注及び販売の実績
①生産実績及び受注実績
当社グループの生産・販売品目はリサイクル製品も多く、受注生産実態を正確に把握することが困難なため、セ
グメントごとに生産規模及び受注規模を金額あるいは数量で示すことはしておりません。
②販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称当連結会計年度
(自 2017年7月1日
至 2018年6月30日)
対前期増減率(%)
電子(百万円)5,342-
薄膜(百万円)6,504-
センサー(百万円)2,446-
ケミカル(百万円)6,706-
その他(百万円)200-
合計(百万円)21,201-

(注)1.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2.当連結会計年度より連結財務諸表を作成しているため、対増減率については記載しておりません。
(4)財政状態
(流動資産)
当連結会計年度末における流動資産は13,966百万円となりました。
主な内訳は原材料及び貯蔵品5,168百万円、現金及び預金3,068百万円、受取手形及び売掛金3,065百万円であり
ます。
(固定資産)
当連結会計年度末における固定資産は8,415百万円となりました。
主な内訳は機械装置及び運搬具3,747百万円、建物及び構築物2,184百万円であります。
(流動負債)
当連結会計年度末における流動負債は2,840百万円となりました。
主な内訳は1年以内返済予定の長期借入金780百万円、未払法人税等604百万円、支払手形及び買掛金464百万円
であります。
(固定負債)
当連結会計年度末における固定負債は2,206百万円となりました。
主な内訳は長期借入金1,285百万円、退職給付に係る負債484百万円であります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産は17,334百万円となりました。
主な内訳は利益剰余金6,656百万円、資本剰余金5,414百万円であります。
(5)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は3,068百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により獲得した資金は3,053百万円となりました。
これは主に、法人税等の支払額が532百万円ありましたが、税金等調整前当期純利益が3,456百万円あり、たな卸資産が399百万円減少したことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により使用した資金は458百万円となりました。
これは主に、有形固定資産の取得による支出が455百万円あったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により使用した資金は743百万円となりました。
これは主に、長期借入れによる収入が900百万円ありましたが、短期借入金が300百万円減少し、長期借入金の返済による支出が985百万円、配当金の支払額が358百万円あったことによるものであります。
(6)資本の財源及び資金の流動性
当社グループの資金需要は主に運転資金及び設備投資資金であり、主として営業活動、金融機関からの借入によ
り必要とする資金を調達しております。また当連結会計年度末の現金及び現金同等物は3,068百万円であり、流動
比率(流動資産/流動負債)は491.7%となっており、十分な流動性を確保できているものと認識しております。ま
た、短期的な資金需要に対応するため、60億円の銀行融資枠(コミットメントライン)を有しております。
(7)経営方針・経営戦略等又は経営上の目標の達成状況
「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりです。

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