有価証券報告書-第130期(2023/04/01-2024/03/31)
② 戦略
当社グループは、当社グループが行う事業のうち、気候変動の影響が大きい事業を選定してシナリオ分析を行った結果、いずれのシナリオにおいてもリスクと機会が存在するものの、リスクの影響度を機会の影響度が上回ると捉えております。
当社グループは、中期経営計画「integration 1.0」の基本方針のひとつに顧客に提供する最適なソリューションとしての提供価値の拡充を掲げ、そのなかでサプライチェーンの脱炭素化、サーキュラーエコノミーの創出等を重点的に強化することとしており、気候変動を積極的な事業機会と捉えております。
当社グループは、当社グループが行う事業のうち、気候変動の影響が大きい事業を選定してシナリオ分析を行った結果、いずれのシナリオにおいてもリスクと機会が存在するものの、リスクの影響度を機会の影響度が上回ると捉えております。
当社グループは、中期経営計画「integration 1.0」の基本方針のひとつに顧客に提供する最適なソリューションとしての提供価値の拡充を掲げ、そのなかでサプライチェーンの脱炭素化、サーキュラーエコノミーの創出等を重点的に強化することとしており、気候変動を積極的な事業機会と捉えております。
| TCFD開示推奨項目 | 当社の取組み(要約) |
| (a)短・中・長期の気候関連のリスクおよび機会 | (リスクと機会) 気候変動の影響の定性的側面と売上高・利益の定量的側面を軸とし、北米牛肉事業、鋼管事業、トウモロコシ事業、灯油事業、コーヒー事業、二輪部品事業の6事業でシナリオ分析を実施しております。 各々の事業の最重要項目は、次のとおりであります。 |
| ・北米牛肉事業(短・中・長期、4℃シナリオと2℃未満シナリオ) リスク:平均気温上昇による飼料・牧草の価格上昇(物理リスク) 機会 :新技術の開発・普及に伴う新たな機会(植物由来肉) | |
| ・鋼管事業(短・中・長期、4℃シナリオと2℃未満シナリオ) リスク:化石燃料の需要減少(移行リスク) 機会 :新技術の開発・普及に伴う新たな機会(CCUS、EOR) | |
| ・トウモロコシ事業(短・中・長期、4℃シナリオと2℃未満シナリオ) リスク:畜肉需要の低下に伴う売上高の減少、および飼料用途以外の需要拡大による調達コストの増加(移行リスク)、平均気温上昇や干ばつによる調達コストの増加(物理リスク) 機会 :新技術の開発普及に伴う新たな機会(バイオプラスチック) | |
| ・灯油事業(短・中・長期、4℃シナリオと2℃未満シナリオ) リスク:規制の強化による需要減少(移行リスク)、海面上昇に伴うサプライチェーンの分断(物理リスク) 機会 :再生可能エネルギー事業の拡大と低GHG排出製品の販売 | |
| ・コーヒー事業(短・中・長期、4℃シナリオと2℃未満シナリオ) リスク:法規制強化による調達コストの増加(移行リスク)、異常気象の激甚化によるサプライチェーン分断に伴う売上の減少(物理リスク) 機会 :サステナブルコーヒーの販売拡大 | |
| ・二輪部品事業(短・中・長期、4℃シナリオと2℃未満シナリオ) リスク:原材料の価格高騰に伴う調達コストの増加、規制強化に伴う小型エンジン車部品の売上の減少(移行リスク) 機会 :消費者の嗜好・意識変化による小型ZEV部品の売上増加 | |
| (b)気候関連のリスクおよび機会のビジネス・戦略・財務計画に及ぼす影響 | (影響) 大/中/小で整理しております。 |
| (c)複数シナリオを活用したシナリオ分析および気候変動に対する戦略のレジリエンス | (分析結果) 北米牛肉事業、鋼管事業、トウモロコシ事業、灯油事業、コーヒー事業、二輪部品事業いずれのシナリオにおいても、リスクと機会が存在し得ます。 分析を踏まえ、当社としては気候変動を機会と捉えて事業戦略を策定しております。 当社の中期経営計画「integration 1.0」の基本方針のひとつに顧客に提供する最適なソリューションとしての提供価値の拡充を掲げ、そのなかでサプライチェーンの脱炭素化、サーキュラーエコノミーの創出等を重点的に強化しております。 |