有価証券報告書-第77期(2025/04/01-2026/03/31)

【提出】
2026/06/24 13:05
【資料】
PDFをみる
【項目】
207項目
d 指標と目標
(ⅰ)環境目標
当社はこれまで、事業活動を通じた社会全体の環境負荷の低減に向けて、自社の事業活動における温室効果ガス排出量の削減に取組むとともに、木材の循環利用やZEHの普及促進などを通じて「ソーシャル・カーボン・ベネフィット(SCB)※8」を創出し、社会全体の温室効果ガス排出量の削減に貢献してまいりました。
取引先様やお客様をはじめとしたステークホルダーとの連携によって、バリューチェーン全体での温室効果ガス排出量について、2050年までに実質ゼロに挑戦することを宣言し、以下のとおり「ナイスグループ環境目標」を策定しております。
2050年目標として、「ALLバリューチェーン・カーボンニュートラルへの挑戦」を掲げ、DXとパートナーシップを推進していくことで、Scope3を含めたバリューチェーン全体の温室効果ガスを実質ゼロにすることを目指します。
また、2030年目標として、「ソーシャル・カーボン・ベネフィットによる実質的なカーボンニュートラルの達成」を掲げております。自社排出量(Scope1・2)については、「(ⅱ)温室効果ガス排出量の実績」及び「(ⅲ)社有林の森林吸収量の実績」に記載のとおり、当社社有林における森林吸収量との調整後排出量として、当社は既にカーボンマイナスの状態にあります。これを継続するとともに、再生可能エネルギーの積極的な利用等により基準年比(2022年3月期比)50%削減を目指します。Scope3については、国産木材の利用拡大や供給する住宅の高性能化を進めることで、排出量を上回る「SCB」の創出を目指します
※8 「ソーシャル・カーボン・ベネフィット」とは、国産木材の取扱いによる炭素貯蔵量、再生可能エネルギーの供給及び普及による二酸化炭素排出量の削減量などを統合した、当社独自の社会貢献指標のこと。サプライチェーン排出量(Scope3)と比較し、当社のネットポジティブ(社会への純増価値)を測る基準として用いています。なお、算定に当たっては、政府機関等が公開する係数に基づき算出しております。
ナイスグループ環境目標
2030年目標SCBによる実質的なカーボンニュートラルの達成
―サプライチェーン排出量を上回るSCBの創出―
自社排出量(Scope1・2):
・2022年3月期比50%削減。森林吸収量によるカーボンマイナスの継続
Scope3:
・Scope3を上回るSCBの創出
2050年目標ALLバリューチェーン・カーボンニュートラルへの挑戦


(ⅱ)温室効果ガス排出量の実績
当社は、GHGプロトコルに則り、当社グループの事業活動に伴う温室効果ガス排出量の算定をしております。2026年3月期における当社グループの温室効果ガス排出量は、以下「Scope1・Scope2の実績推移」に記載のとおり、8,757t-CO2(Scope1:3,468t-CO2、Scope2:5,289t-CO2)となり、2022年3月期比で24.0%の削減となりました。なお、2025年3月期から2026年3月期にかけて実施したM&Aが自社排出量に与えたインパクトを除いた場合の削減率は40.7%となります。
Scope1・Scope2の実績推移(t-CO2)※9
2022年3月期
(基準年)
2023年3月期2024年3月期2025年3月期2026年3月期2030年3月期
(目標)
Scope1・2
合計
11,5188,7467,8007,2058,7575,760
Scope12,7032,5132,7052,9333,468
Scope28,8156,2335,0954,2725,289
削減率(%)24.1%32.3%37.4%24.0%50.0%

※9 原則として、ナイス株式会社及び国内にある連結子会社を対象に算出しておりますが、2025年3月期以降は重要性に鑑みて一部の持分法適用会社を対象に加えております。
(ⅲ)社有林の森林吸収量の実績
森林は、土砂災害の防止、生物多様性の保全、水源のかん養などの多面的機能を有しています。さらに、大気中の二酸化炭素を吸収し、炭素を貯蔵しながら成長することから、地球温暖化の原因である二酸化炭素の吸収源・貯蔵庫としても重要な役割を発揮しています。
当社は、木材流通をルーツとする企業として、利益の一部を山林取得に充て、社有林の保全・育成を通じて地球環境保護に貢献してまいりたいとの考えから、1980年より社有林「ナイスの森®」の取得を開始しております。現在の社有林の総面積は2,428.4ヘクタールに及び、2026年3月期における森林吸収量は、以下「社有林「ナイスの森®」の概要と2026年3月期の森林吸収量」に記載のとおり、合計11,189t-CO2となりました。
社有林「ナイスの森®」の概要と2026年3月期の森林吸収量(※10)
名称取得年面積(ha)森林吸収量(t-CO2)
ナイス熊野の森1980年140.5594
ナイス丹沢の森1990年12.281
ナイス川根の森2001年102.7644
ナイス猪苗代の森2007年212.0536
ナイス徳島の森2008年829.64,591
ナイス岐阜の森2012年654.32,705
ナイス京都北山の森2012年50.0107
ナイス津久井の森2015年30.9202
その他の森林(※11)396.21,722
合計2,428.411,189

※10 社有林の森林吸収量は、2026年3月末時点で入手している最新の森林簿に基づき計算しております。森林吸収量は、小数点第一位を切り捨てているため合計の数値は一致しません。
※11 連結子会社等が所有する森林について、その他の森林としてまとめております。

IRBANK 採用情報

フルスタックエンジニア

  • 10年以上蓄積したファイナンスデータとAIを掛け合わせて、投資の意思決定を加速させるポジションです。
  • UI からデータベースまで一貫して関われるポジションです。

プロダクトMLエンジニア

  • MLとLLMを掛け合わせ、分析から予測までをスピーディかつ正確な投資体験に落とし込むポジションです。

AI Agent エンジニア

  • 開示資料・決算・企業データを横断し、投資家の意思決定を支援するAI Agent機能を設計・実装するポジションです。
  • RAG・検索・ランキングを含む情報取得/推論パイプラインの設計から運用まで一気通貫で担います。

UI/UXデザイナー

  • IRBANK初の一人目デザイナーとして、複雑な金融情報を美しく直感的に届ける体験をつくるポジションです。

Webメディアディレクター

  • 月間500万PVを超える、大規模DBサイトを運営できます。
  • これから勢いよく伸びるであろうサービスの根幹部分を支えるポジションです。

クラウドインフラ & セキュリティエンジニア

  • Google Cloud 上でマイクロサービス基盤の信頼性・可用性・セキュリティを担うポジションです。
  • 大規模金融データを安全かつ高速に処理するインフラを設計・構築できます。

学生インターン

  • 月間500万PVを超える日本最大級のIRデータプラットフォームの運営に携わり、金融・データ・プロダクトの現場を学生のうちから体験できます。

マーケティングマネージャー

  • IRBANKのブランドと文化の構築。
  • 百万人の現IRBANKユーザーとまだIRBANKを知らない数千万人に対してマーケティングをしてみたい方。