有価証券報告書-第97期(平成27年4月1日-平成28年3月31日)

【提出】
2016/06/30 9:01
【資料】
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【項目】
104項目

退職給付関係

(退職給付関係)
1 採用している退職給付制度の概要
当社及び連結子会社は、従業員の退職給付に充てるため、積立型、非積立型の確定給付型の制度として、確定給付企業年金規約型企業年金制度及び退職一時金制度、また、一部の連結子会社では、中小企業退職金共済制度へ加入しており、簡便法により退職給付に係る負債及び退職給付費用を計算しております。なお、簡便法を適用した確定給付制度につきましては、連結財務諸表における重要性が乏しいため「2 確定給付制度」に含めております。
2 確定給付制度
(1) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表
前連結会計年度
(自 平成26年4月1日
至 平成27年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成27年4月1日
至 平成28年3月31日)
期首退職給付債務1,899,969千円1,774,970千円
勤務費用86,598千円85,802千円
利息費用20,842千円19,458千円
数理計算上の差異の発生額△19,782千円200,962千円
退職給付の支払額△212,658千円△240,177千円
退職給付債務の期末残高1,774,970千円1,841,016千円

(2) 年金資産の期首残高と期末残高の調整表
前連結会計年度
(自 平成26年4月1日
至 平成27年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成27年4月1日
至 平成28年3月31日)
年金資産の期首残高1,608,165千円1,868,058千円
期待運用収益40,182千円46,669千円
数理計算上の差異の発生額272,772千円△158,467千円
事業主からの拠出額139,225千円132,654千円
退職給付の支払額△192,286千円△186,533千円
年金資産の期末残高1,868,058千円1,702,382千円

(3) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表
前連結会計年度
(平成27年3月31日)
当連結会計年度
(平成28年3月31日)
積立型制度の退職給付債務1,428,782千円1,476,539千円
年金資産1,868,058千円1,702,382千円
△439,276千円△225,842千円
非積立型制度の退職給付債務346,188千円364,476千円
連結貸借対照表上に計上された
負債と資産の純額
△93,088千円138,633千円
退職給付に係る負債346,188千円364,476千円
退職給付に係る資産439,276千円225,842千円
連結貸借対照表上に計上された
負債と資産の純額
△93,088千円138,633千円


(4) 退職給付費用及びその内訳項目の金額
前連結会計年度
(自 平成26年4月1日
至 平成27年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成27年4月1日
至 平成28年3月31日)
勤務費用86,598千円85,802千円
利息費用20,842千円19,458千円
期待運用収益△40,182千円△46,669千円
数理計算上の差異の費用処理額86,815千円△46,874千円
会計基準変更時差異の費用
処理額
45,559千円―千円
確定給付制度に係る退職給付費用199,634千円11,717千円

(5) 退職給付に係る調整額
退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果調整前)の内訳は次のとおりであります。
前連結会計年度
(自 平成26年4月1日
至 平成27年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成27年4月1日
至 平成28年3月31日)
数理計算上の差異△379,370千円△406,304千円
会計基準変更時差異△45,559千円―千円
合計△424,929千円△406,304千円

(6) 退職給付に係る調整累計額
退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果調整前)の内訳は次のとおりであります。
前連結会計年度
(平成27年3月31日)
当連結会計年度
(平成28年3月31日)
未認識数理計算上の差異459,513千円53,209千円
会計基準変更時差異―千円―千円
合計459,513千円53,209千円

(7) 年金資産に関する事項
① 年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。
前連結会計年度
(平成27年3月31日)
当連結会計年度
(平成28年3月31日)
債券31.13%32.69%
株式60.80%57.53%
その他8.07%9.78%
合計100%100%

② 長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。
(8) 数理計算上の計算基礎に関する事項
当連結会計年度末における主要な数理計算上の計算基礎
前連結会計年度
(自 平成26年4月1日
至 平成27年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成27年4月1日
至 平成28年3月31日)
割引率1.1%0.0%
長期期待運用収益率2.5%2.5%
予想昇給率

(注)当社は予想昇給率において、将来のポイントの累計を織りこまない方法を採用しております。 この方法は将来における昇給を予測する必要がないため、予想昇給率は使用しておりません。