半期報告書-第52期(令和3年4月1日-令和4年3月31日)

【提出】
2021/12/24 15:01
【資料】
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【項目】
67項目
(1)経営成績等の状況の概要
当中間会計期間における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等を当中間会計期間の期首から適用しております。この結果、前中間会計期間と収益の会計処理が異なることから、以下の経営成績に関する説明において増減額及び前年同期比(%)を記載せずに説明しております。
①財政状態及び経営成績の状況
当社は2019年4月から推進している中期3ヶ年計画(躍進2019-2021)の最終年として、方針に基づき収益高向上に努めてまいりました。昨年から続く新型コロナウイルス感染症の影響から、生活様式や消費行動にも多様な変化がもたらされ、国際市場や気候変動から穀物、原油の値上げが続くなか、消費活動は鈍化しました。米穀部門、食料部門は販売数量が前年を上回りましたが、商事部門は前年を下回りました。
その結果、当中間会計期間の売上高は158億40百万円(前年同期は164億74百万円)となりました。収益認識会計基準等の適用により、売上高は3億49百万円減少しております。また、2021年産米の米価下落及び需給引き締めによる販売により米穀部門で利益増加となり、中間純利益13百万円(前年同期は10百万円の中間純損失)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
(米穀部門)
米穀部門では、コメ消費の慢性的な逓減傾向に新型コロナウイルス感染症による外食向け業務用需要の落ち込みが加わり、全体的な需要数量は減少しました。飼料は穀物相場の影響を受け販売価格は値上げ基調で推移したものの飼育頭羽数が減少し、肥料は生産コスト減の方向性により需要は低迷しています。
そのようななか、当部門の売上高は104億44百万円(前年同期は113億15百万円)となり、収益認識会計基準等の適用により、売上高は43百万円減少しております。営業利益は1億85百万円(前年同期は86百万円)となりました。
(食料部門)
食料部門では、業態ごとに異なる新型コロナウイルス感染症の影響を受け、全体的には低迷が続き、中国の需要回復や北米の天候不順などによる穀物相場の高騰、調達コスト要因の増加により値上げが相次ぎました。このような環境下でしたが、小麦粉を除く主要取扱品目の販売数量は前年を上回りました。
そのようななか、当部門の売上高は24億26百万円(前年同期は23億21百万円)となりました。収益認識会計基準等の適用により、影響はありません。営業利益は19百万円(前年同期は8百万円)となりました。
(商事部門)
商事部門では、新型コロナウイルス感染症の抑制効果の世界的な広がりによる経済回復の期待感、産油国の協調減産による原油価格の上昇、為替相場が円安基調で推移したことにより、石油製品の価格は値上基調となりました。国内需要は石油・LPガスともに新型コロナウイルス感染症拡大による行動制限措置などにより需要は低迷し、石油は減販しましたが販売単価上昇により売上高は前年を上回りました。セメントは販売数量減少により前年の売上高を下回りました。
そのようななか、当部門の売上高は29億69百万円(前年同期は28億38百万円)となり、収益認識会計基準等の適用により、売上高は3億5百万円減少しております。営業損失は16百万円(前年同期は1百万円の営業利益)となりました。
当社の当中間会計期間における総資産は、96億48万円(前事業年度は101億13百万円)となりました。
流動資産の残高は、51億30百万円(前事業年度は55億1百万円)となりました。減少の主な要因は、受取手形、及び売掛金2億82百万円、商品及び製品1億90百万円の減少によるものであります。
固定資産の残高は、45億18百万円(前事業年度は46億12百万円)となりました。減少の主な要因は、有形固定資産50百万円、投資有価証券41百万円の減少によるものであります。
流動負債の残高は、29億81百万円(前事業年度は37億62百万円)となりました。減少の主な要因は、買掛金で74百万円の増加があったものの、短期借入金7億80百万円、1年内返済予定の長期借入金86百万円減少によるものであります。
固定負債の残高は、25億13百万円(前事業年度は21億60百万円)となりました。増加の主な要因は、長期借入金3億63百万円の増加によるものであります。
純資産の残高は、41億53百万円(前事業年度は41億89百万円)となりました。減少の主な要因は、利益剰余金4百万円、その他有価証券評価差額金31百万円の減少によるものであります。
②キャッシュ・フローの状況
当中間会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前中間会計期間に比べて3億34百万円増加し、当中間会計期間末には4億15百万円となりました。
当中間会計期間における各キャッシュ・フローの状況とその要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当中間会計期間において営業活動の結果獲得した資金は6億62百万円(前年同期は17億49百万円)となりました。
これは主に税引前中間純利益22百万円、減価償却費・のれん償却額1億11百万円、売上債権の減少2億91百万円、棚卸資産の減少1億84百万円、仕入債務の増加73百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当中間会計期間において投資活動の結果獲得した資金は1億57百万円(前年同期は△3億26百万円)となりました。
これは主に有形固定資産35百万円取得があったものの、定期預金の解約2億10百万円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当中間会計期間において財務活動の結果使用した資金は5億23百万円(前年同期は△14億76百万円)となりました。
これは主に長期借入金による収入7億50百万円に対し、長期及び短期借入金の返済12億53百万円があったことによるものであります。
③仕入及び販売の実績
a.仕入実績
当中間会計期間における仕入実績を事業のセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称金額(千円)
米穀部門9,121,203
食料部門2,274,706
商事部門2,838,934
合計14,234,844

(注) 1.金額は仕入価格によっております。
2.セグメント間の取引については相殺消去しております。
b.販売実績
当中間会計期間における販売実績を事業のセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称金額(千円)
米穀部門10,444,548
食料部門2,426,448
商事部門2,969,765
合計15,840,762

(注) 1.金額は販売価格によっております。
2.セグメント間の取引については相殺消去しております。

(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当中間会計期間の末日現在において判断したものであります。
①会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社の中間財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この中間財務諸表の作成にあたって、見積りが必要な事項につきましては、合理的な基準に基づき、会計上の見積りを行っております。これらの見積りについては、継続して評価し、必要に応じて見直しを行っておりますが、見積りには不確実性が伴うため、実際の結果はこれらと異なる場合があります。
詳細につきましては「第一部[企業情報]第5[経理の状況]1[中間財務諸表等][注記事項]重要な会計方針」に記載しておりますが、財務諸表に与える影響が大きいと考えられる項目は以下の通りです。なお、新型コロナウイルス感染症の影響等不確実性が大きく、将来の業績予測等に反映させることが難しい要素もありますが、現時点において入手可能な情報を基に検証等を行っております。
a.繰延税金資産
当社は繰延税金資産について、その回収可能性を考慮して、評価性引当額を計上しております。評価性引当額を計上する際には、将来の課税所得を合理的に見積っております。繰延税金資産の回収可能性は将来の課税所得の見積りに依存するので、その見積額が減少した場合は繰延税金資産が減額され税金費用が計上される可能性があります。
②当中間会計期間の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社の中間会計期間の経営成績等は、長期化した新型コロナウイルス感染症防止策の継続や穀物や原油の値上げの国際的影響を受け、当中間会計期間の売上高は158億40百万円となりました。また、2020年産米の需要が大きく減少し、米穀部門の利益確保が厳しい環境下ではありましたが、中間純利益13百万円(前年同期は10百万円の中間純損失)となりました。
セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。
(米穀部門)
米穀部門では、米穀は、数量は増加したものの単価の下落により、売上高は前中間会計期間を下回りました。飼料・肥料は、いずれも数量の減少により、売上高は前中間会計期間を下回りました。この結果、当部門の売上高は104億44百万円(前年同期は113億15百万円)となりました。
当中間会計期間末のセグメント資産は、25億13百万円(前年同期は23億45百万円)となりました。増加の主な要因は、商品及び製品49百万円の増加、売上債権1億18百万円の増加によるものであります。セグメント負債は、9億49百万円(前年同期は7億円)となりました。買掛金等の仕入債務の増加によるものであります。
(食料部門)
食料部門では、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた低迷が続くなか、穀物相場の高騰、国際経済情勢等の要因から値上げが相次ぎました。このような環境下でしたが、小麦粉を除く主要取扱品目の販売数量は前年を上回りました。この結果、当部門の売上高は24億26百万円(前年同期は23億21百万円)となりました。
当中間会計期間末のセグメント資産は、8億25百万円(前年同期は8億1百万円)となりました。増加の主な要因は、商品20百万円の増加によるものであります。セグメント負債は、4億43百万円(前年同期は3億96百万円)となりました。買掛金・支払手形の仕入債務の増加によるものであります。
(商事部門)
商事部門では、新型コロナウイルス感染症の抑制効果の世界的な広がりによる経済回復の期待感、産油国の協調減産による原油価格の上昇、為替相場が円安基調で推移したことにより、石油製品の価格は値上基調となりました。国内需要は石油・LPガスともに新型コロナウイルス感染症拡大による行動制限措置などにより需要は低迷し、石油は減販しましたが販売単価上昇により売上高は前年を上回りました。セメントは販売数量減少により前年の売上高を下回りました。この結果、当部門の売上高は29億69百万円(前年同期は28億38百万円)となりました。
当中間会計期間末のセグメント資産は、8億67百万円(前年同期は8億8百万円)となりました。増加の主な要因は、売上債権42百万円の増加、商品16百万円の増加によるものであります。セグメント負債は、5億68百万円(前年同期は4億91百万円)となりました。買掛金等の仕入債務の増加によるものであります
当社の資本の財源及び資金の流動性については、運転資金及び設備資金は、主に営業キャッシュ・フロー及び自己資金のほか、社債の発行及び金融機関からの借入にて対応しております。当中間会計期間は米穀部門における商品及び製品の減少、商事部門における売上債権の減少を主な要因とし、営業活動の結果6億62百万円の資金を獲得し、銀行からの借入金5億3百万円を返済しております。

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