四半期報告書-第109期第3四半期(平成29年10月1日-平成29年12月31日)

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2018/02/13 10:13
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有報資料

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)業績の状況
当社グループでは「医療と健康、美」の流通で社会に貢献する新しい卸の形をめざし、「2019メディパル中期ビジョン Change the 卸 next - 革新と創造」に沿った取組みを展開しております。既存事業のさらなる効率化と機能の拡充、全国のインフラと人材を活用した新規事業の推進、グループ各社の機能・資源を活かした成長分野の事業展開により収益基盤を拡大し、当社グループの持続的な成長を実現してまいります。
この取組みの一環として、平成29年9月にJCRファーマ株式会社(兵庫県芦屋市)と業務資本提携をいたしました。また、同社の独自技術を活用した治療薬の開発に向けて、平成30年1月、米国に合弁会社を設立いたしました。
当第3四半期連結累計期間における経営成績は、売上高2兆3,904億78百万円(前年同期比2.6%増)、営業利益341億96百万円(前年同期比3.9%増)、経常利益441億5百万円(前年同期比2.2%増)、特別利益に関係会社株式売却益などを計上したことにより親会社株主に帰属する四半期純利益277億35百万円(前年同期比17.8%増)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
医療用医薬品等卸売事業
医療用医薬品の販売は、後発医薬品の使用促進やC型肝炎治療薬の需要減などにより市場が横ばいとなる中、堅調に推移いたしました。
本事業では、国民にとって安全・安心な医療を支える社会インフラとして、製薬企業から患者さんに至るまでのサプライチェーン全体の最適化・効率化を図るべく、卸機能を最大限に発揮するためのさまざまな取組みを行っております。
物流基盤の強化については、高品質・高機能かつ災害対策を施したALC※1・FLC※2の全国への拡大を進めております。また、顧客向けには、ALCと連動した調剤薬局業務サポートシステム「PRESUS®(プレサス)※3」の普及により、安全な医薬品管理体制の構築や医療従事者の業務効率の改善に取り組んでおります。
営業面の強化については、2,100名以上のMR認定試験合格者を、高い専門知識とスキルをもつAR※4として任命し、新たなプロモーション活動に取り組んでおります。
これらの結果、医療用医薬品等卸売事業における売上高は1兆6,061億12百万円(前年同期比1.8%増)、営業利益は138億11百万円(前年同期比10.8%減)となりました。
[用語解説]
※1 ALC(Area Logistics Center)とは、医療用医薬品や医療材料などを扱う最新鋭の物流センターで、主に調剤薬局、病院、診療所に商品を供給しております。
※2 FLC(Front Logistics Center)とは、ALCと連携して、顧客に近い場所で商品の安定供給を支える
営業兼物流拠点であります。
※3 PRESUS®(Pharmacy Real-time Support System)とは、ALCと連動して、需要予測による自動発注
や在庫管理などを行うオールインワンのシステムで、調剤薬局内の各種業務をサポートしております。
※4 AR(Assist Representatives)とは、MR認定試験に合格したMS(医薬品卸売業の営業担当者)や
薬剤師などに付与した社内呼称であります。
化粧品・日用品、一般用医薬品卸売事業
化粧品・日用品、一般用医薬品の販売は、消費マインドの改善を背景とした個人消費の持ち直しなどにより、市場環境は堅調に推移いたしました。
このような環境の中、当社の連結子会社である株式会社PALTAC(大阪市中央区)では、「顧客満足の最大化と流通コストの最小化」をコーポレートスローガンに、人々の生活に密着した「美と健康」に関する商品をフルラインで提供する中間流通業として、サプライチェーン全体の最適化・効率化をめざした取組みを行っております。また、小売業の効果的な品揃えや販売活動を支援する営業体制の強化、及び安心・安全で高品質・ローコスト物流機能の強化を図り、平時の安定供給はもとより有事の際にも「止めない物流」体制により、小売業ひいては消費者の皆さまへローコストかつ安定的に商品をお届けする取組みを行っております。
今期は、中国エリアにおける配送効率向上を目的とした「FDC広島※1」(広島市佐伯区)を新設し、平成29年5月から稼働させるとともに、出荷能力の拡大を目的とした「RDC沖縄※2」(沖縄県うるま市)の増設も完了し、同年11月から稼働させております。さらに、平成30年秋の稼働を予定している「RDC新潟」(新潟県見附市)のリプレイスでは、労働人口の減少を見据え、より少ない人数で流通加工を可能とする新しい仕組みでの運用をめざすなど事業基盤強化に資する設備投資も進めております。
これらの結果、化粧品・日用品、一般用医薬品卸売事業における売上高は7,383億90百万円(前年同期比4.2%増)、営業利益は188億4百万円(前年同期比18.6%増)となりました。
[用語解説]
※1 FDC(Front Distribution Center)とは、発注頻度の高いケース商品を在庫し、RDCを支援する
物流センターであります。
※2 RDC(Regional Distribution Center)とは、化粧品・日用品、一般用医薬品などを扱う大型物流セン
ターで、小売業に商品を供給しております。
動物用医薬品・食品加工原材料等卸売事業
動物用医薬品の販売は、畜産向け市場においてワクチンや飼料添加物を中心に積極的な取組みを行ったこと、また、コンパニオンアニマル※向け市場において皮膚疾患治療薬や高齢化に関わる商品が伸長したことや、独自の動物病院向けWEB発注情報システム「MP+®(エムピープラス)」の利用が拡大したことなどにより、順調に推移いたしました。
食品加工原材料の販売は、提案型営業の展開で大手顧客との取引が拡大したことなどにより、順調に推移いたし
ました。
これらの結果、動物用医薬品・食品加工原材料等卸売事業における売上高は483億76百万円(前年同期比6.3%増)、営業利益は12億96百万円(前年同期比31.1%増)となりました。
[用語解説]
※ コンパニオンアニマルとは、伴侶動物とも表現され、日常生活の中で人とより密接な関係を保つような動物を
指しております。
(注)セグメントの売上高には、セグメント間の内部売上高を含んでおります。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における総資産は1兆6,933億3百万円となり、前連結会計年度末より1,673億90百万円増加いたしました。
流動資産は1兆2,194億39百万円となり、前連結会計年度末より1,242億85百万円増加いたしました。これは主に受取手形及び売掛金の増加606億52百万円、商品及び製品の増加417億17百万円によるものであります。
固定資産は4,738億64百万円となり、前連結会計年度末より431億5百万円増加いたしました。これは主に投資その他の資産の増加377億49百万円によるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債は1兆1,355億29百万円となり、前連結会計年度末より1,307億82百万円増加いたしました。
流動負債は1兆278億63百万円となり、前連結会計年度末より996億11百万円増加いたしました。これは主に支払手形及び買掛金の増加929億9百万円によるものであります。
固定負債は1,076億65百万円となり、前連結会計年度末より311億71百万円増加いたしました。これは主に転換社債型新株予約権付社債の増加307億16百万円によるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は5,577億74百万円となり、前連結会計年度末より366億8百万円増加いたしました。これは主に利益剰余金の増加200億69百万円、その他有価証券評価差額金の増加119億67百万円によるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について、重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について、重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(6)主要な設備
①新設
前連結会計年度末に計画しておりました主要な設備の新設について、当第3四半期連結累計期間に著しい変更があったものは、次のとおりであります。
当該変更は、当第3四半期連結累計期間において、事務所・物流設備の建設に着手することが確定したことによるものであります。
変更前
会社名
事業所名
所在地セグメントの名称設備の内容投資予定金額資金調達
方法
着手及び完了予定年月完成後の増加能力
総額
(百万円)
既支払額
(百万円)
着手完了
(㈱PALTAC)
事務所・物流設備
用地
埼玉県
北葛飾郡
杉戸町
化粧品・日用品、一般用医薬品卸売事業物流倉庫
用地
3,856385自己資金及び借入金平成29年
3月
平成29年
9月
-

(注)上記金額には、消費税等は含まれておりません。
変更後
会社名
事業所名
所在地セグメントの名称設備の内容投資予定金額資金調達
方法
着手及び完了予定年月完成後の増加能力
総額
(百万円)
既支払額
(百万円)
着手完了
(㈱PALTAC)
RDC杉戸(仮称)
埼玉県
北葛飾郡
杉戸町
化粧品・日用品、一般用医薬品卸売事業物流倉庫用
建物設備及び用地
23,0163,857自己資金及び借入金平成29年
3月
平成31年
3月
-

(注)上記金額には、消費税等は含まれておりません。
②拡充
前連結会計年度末に計画しておりました株式会社PALTACのRDC沖縄は、平成29年10月に竣工いたしました。

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