- #1 セグメント情報等、連結財務諸表(連結)
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために定期的に検討を行う対象となっているものであります。当社グループは、当社及び連結子会社25社(前連結会計年度連結子会社23社)で構成されておりますが、取り扱う商品及びサービスに応じて、その販売方法やサービスの提供方法、市場又は顧客の種類等が類似していることから、商品・サービス別に国内及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。
当社グループは商品・サービス別に集約された商社事業及び情報事業の2つの事業から構成されており、さらに商社事業については3極体制のもと各現地法人を所在地でグルーピングした地域別に経営管理していることから、「商社・日本」、「商社・中国」、「商社・ASEAN他」及び「情報」の4つを報告セグメントとしております。
「商社事業」は、染料・テキスタイル・化学品・合成樹脂・電子材料・電子デバイス・資源・食糧・医薬中間体・原薬・医療機器・生活関連資材・産業用・環境関連機械設備等を販売しております。なお、一部の関係会社においては、合成樹脂・染料等の製造、染色試験、堅牢度試験の受託事業を行っております。「情報事業」は、ソフトウェア・コンピュータ機器販売並びにソフトウェア受託開発等を行っております。
2015/06/29 9:03- #2 セグメント表の脚注(連結)
3.セグメント利益又は損失は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
4.商社・中国セグメントのセグメント利益は3,110,869千円となっておりますが、このセグメント利益の計算に際しては、特別損失に計上した貸倒引当金繰入額55,011,901千円が含まれておりません。実質的には商社・中国セグメントでは大幅な損失となっております。
2015/06/29 9:03- #3 保証債務の注記
下記の会社の銀行取引について債務保証しております。
| 前事業年度(平成26年3月31日) | 当事業年度(平成27年3月31日) |
| EMORI ASIA HOLDINGS PTE.LTD. | 12,111,620 | EMORI ASIA HOLDINGS PTE.LTD. | 14,549,547 |
| 江守商事(中国)貿易有限公司 | 11,992,107 | 江守商事(中国)貿易有限公司 | 16,398,910 |
| EAH(上海)国際貿易有限公司 | 3,654,840 | EAH(上海)国際貿易有限公司 | 4,568,472 |
下記の会社の営業取引について債務保証しております。
2015/06/29 9:03- #4 報告セグメントの変更に関する事項(連結)
- 告セグメントの変更等に関する事項
当連結会計年度より、報告セグメントを「ケミカル」「情報機器」「機械設備」から、「商社」「情報」の区分に変更し、さらに「商社」を法人所在地別に「日本」「中国」「ASEAN他」に細分化することといたしました。
「ケミカル」から「商社」への呼称の変更については、金属資源や食糧等の化学品以外の売上高が近年増加していることを受けたものです。また、「商社」セグメントを法人所在地別に分けたことについては、当社グループが、平成26年4月1日に持株会社へ移行完了したことに伴い、日本、中国、ASEANの三極を軸とする経営体制が整ったことによるものです。
なお、「機械設備」セグメントについては、連結業績に占める割合が相対的に低下していることから、報告セグメントから除外いたしました。
前連結会計年度のセグメント情報は、変更後の報告セグメントの区分に基づき作成したものを開示しております。2015/06/29 9:03 - #5 対処すべき課題(連結)
第一に、創業以来当社と取引を継続いただいている顧客の皆様へのご迷惑を最小限に留め、また、仕入先様に対する支払い等の不安を払拭すべく、スポンサーへの速やかなグループ事業移管を進めます。国内事業8社につきましては平成27年4月30日にスポンサーへの株式譲渡等を決議し、5月29日付で譲渡等の手続きを完了しておりますが、残りの子会社につきましても中国子会社を除き事業移管先の選定を今後進める予定であり、それに伴う社員の雇用確保を目指してまいります。
次に、中国における売掛債権の回収に注力し、金融機関を中心とする債権者の皆様への弁済の極大化を目指してまいります。中国子会社においては主要得意先に対して多額の貸倒引当金を計上することとはなりましたが、ほとんどの得意先は法的に破綻しているわけではないことから、引き続き回収の努力を継続してまいります。しかしながら、これら得意先からの回収見込金額は金融機関からの債務が完済できるほどには至らず、株主の皆様に還元できる財源の確保は困難な見通しです。
株主の皆様には多大なご迷惑をおかけしますことをお詫び申し上げます。
2015/06/29 9:03- #6 従業員の状況(連結)
| セグメントの名称 | 従業員数(人) |
| (うち日本) | | (171) |
| (うち中国) | | (222) |
| (うちASEAN他) | | (74) |
(注)1.従業員数は就業人員数であり、当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出向者を含んでおります。
2.全社(共通)として記載されている従業員数は、特定の事業に区分できない管理部門に所属しているものであります。
2015/06/29 9:03- #7 業績等の概要
(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府の経済政策や日銀の追加金融緩和、原油価格の下落等を受けて、企業業績や雇用情勢が改善傾向にあり、緩やかな景気の回復基調が続きました。一方、当社の主力市場である中国においては、不動産開発投資や製造業の設備投資につき減速傾向に歯止めがかからず、景気の先行き懸念が一段と強まっております。ASEANについては、個人消費の動きに緩慢さが見られ、経済成長は鈍化した状況にありました。
このような状況の中、当社の主要報告セグメントである「商社」セグメントでは、日本については堅調に推移したものの、中国においては経済の減速傾向が続く中、主要得意先の所属する特定の業界(金属資源等)が金融引き締めの影響を受け、顧客の資金繰りの悪化が見られました。これを受け、当該主要得意先の売上債権の回収可能性に疑義が生じたため、回収不能見込額を精査した結果、中国子会社において550億11百万円の巨額の貸倒引当金繰入額を特別損失に計上することとなりました。「情報」セグメントでは、国内のソフトウェア投資が緩やかに増加していることを受けて、利益率の高い受託開発案件を受注・検収に繋げた結果、増収増益となりました。
2015/06/29 9:03- #8 沿革
株式会社設立以後の当社の沿革は次のとおりであります。
| 年月 | 事項 |
| 平成6年2月 | 日本証券業協会に株式を店頭登録 |
| 平成6年11月 | 中国に上海事務所を設置 |
| 平成7年10月 | 福井市に江守エンジニアリング株式会社を設立 |
| 平成8年4月 | 福井市に江守物流株式会社を設立 |
| 平成8年4月 | 中国に上海江守貿易有限公司を設立(平成22年1月江守商事(中国)貿易有限公司に商号変更) |
| 平成9年6月 | タイにEMORI(THAILAND)CO.,LTD.を設立 |
| 平成15年8月 | 大阪市の株式会社トーア情報システムの全株式を取得し子会社化(平成16年4月株式会社ブレインに商号変更) |
| 平成16年5月 | 中国に上海江守染色技術有限公司を設立 |
| 平成16年7月 | 米国にEMORI USA CORPORATIONを設立 |
| 平成23年1月 | 宇都宮市に宇都宮営業所を設置 |
| 平成23年6月 | 中国にEAH(上海)国際貿易有限公司を設立 |
| 平成24年2月 | 福井市に株式会社イー・アイ・エルを新設分割により設立 |
| 平成25年1月 | 福井市の江守システム株式会社を株式会社江守ソリューションズに商号変更 |
| 平成25年1月 | 中国に江守商事(上海)化工有限公司を設立 |
| 平成25年4月 | 福井市に江守商事分割準備株式会社を設立(平成26年4月江守商事株式会社に商号変更) |
| 平成25年5月 | インドにEMORI(INDIA)TRADING PRIVATE LIMITEDを設立 |
| 平成25年7月 | 中国の瓊海置基医薬有限公司の持分を取得(取得後、海南江守置基医薬有限公司に商号変更) |
| 平成26年3月平成26年4月 | ミャンマーにEMORI MYANMAR CO.,LTD.を設立江守商事株式会社を江守グループホールディングス株式会社に商号変更し、持株会社体制に移行 |
2015/06/29 9:03- #9 減損損失に関する注記(連結)
当社グループは、報告セグメントを基準として、商品やサービスの性質、子会社の所在地等を勘案して資産のグルーピングを実施しております。
上記資産については、経営環境の著しい悪化等により投資額の回収を見込めなくなったため、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当社については1,164,694千円、中国子会社については76,602千円、中国子会社以外の子会社については、合計で62,877千円の減損損失を計上いたしました。
固定資産の種類ごとの減損損失の内訳は、建物及び構築物299,409千円、機械装置及び運搬具39,392千円、土地891,246千円、その他(有形固定資産)37,660千円、その他(無形固定資産)36,465千円であります。
2015/06/29 9:03- #10 生産、受注及び販売の状況
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度(自 平成26年4月1日至 平成27年3月31日) | 前年同期比(%) |
| (うち日本) | (50,743,116) | (101.9) |
| (うち中国) | (168,695,877) | (108.0) |
| (うちASEAN他) | (22,833,877) | (128.3) |
(注)上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)商品仕入実績
2015/06/29 9:03- #11 継続企業の前提に関する事項、財務諸表(連結)
当該状況により、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しております。
当社は、当該状況を解消すべく、中国子会社(江守商事(中国)貿易有限公司、EAH(上海)国際貿易有限公司、江守商事(上海)化工有限公司、上海江守染色技術有限公司及び海南江守置基医薬有限公司の5社のことをいいます。以下同様)における業務の見直しが急務と考え、大幅な貸倒引当金繰入額の計上の要因となった中国現地企業への金属資源等の販売を縮小し、主に日系企業への電子材料部品や化学品の販売等を事業の中心に据えることを考えておりました。また、資金面については、メインバンクを中心とした取引金融機関と緊密な連絡の上、運転資金の安定的な確保や返済条件の見直しなどの協議を進めてまいりました。
しかしながら、平成27年3月期第3四半期の連結決算で巨額の貸倒引当金繰入を発表して以降、グループ全体の信用が低下し、顧客離れの発生や資金繰りの悪化が想定していた以上の速度で進行しました。これにより、当社グループ全体の事業の見通しが不透明となったことから、まず中国子会社については支払いが遅延している売掛金の回収業務のみを残し、それ以外の営業活動を休止することといたしました。
2015/06/29 9:03- #12 設備投資等の概要
1【設備投資等の概要】
当社グループでは、主に設備の維持更新及び業務の合理化を目的としたシステム導入のため、商社事業では82百万円(うち日本は35百万円、中国は31百万円、ASEAN他は14百万円)、情報事業では69百万円、その他事業では9百万円、全社では3億26百万円、合計4億86百万円の設備投資を実施いたしました。なお、設備投資には無形固定資産を含んでおります。
当連結会計年度において重要な設備の除却、売却等はありません。
2015/06/29 9:03- #13 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
売上原価は、売上高が対前年同期比で7.5%増加したことに伴い、2,117億48百万円(前年同期比7.9%増加)となり、売上総利益率は0.3ポイント減少の5.7%となりました。
販売費及び一般管理費は、荷造運搬費の増加や中国における賃金水準の上昇に伴う人件費の増加等を受けて、84億86百万円(同20.3%増加)となりました。
② 営業外損益及び経常利益
2015/06/29 9:03- #14 追加情報、連結財務諸表(連結)
(追加情報)
(中国子会社における貸倒引当金の見積り方法の変更及び特別損失(貸倒引当金繰入額)の計上について)
従来より、債権の貸倒れによる損失に備えるため、回収不能見込額を貸倒引当金として計上しておりました。当連結会計年度において、中国経済成長の減速から総じて信用リスクが高まっている状況を考慮し、中国子会社における貸倒引当金に関して債務者区分の細分化や引当率の見直しなどの見積り方法の変更を行いました。この変更により営業利益が57,161千円減少しております。
2015/06/29 9:03- #15 連結子会社の事業年度等に関する事項(連結)
- 結子会社の事業年度等に関する事項
連結子会社のうちEMORI ASIA HOLDINGS PTE.LTD.、江守商事(中国)貿易有限公司、上海江守染色技術有限公司、EAH(上海)国際貿易有限公司、江守商事(上海)化工有限公司、海南江守置基医薬有限公司、EMORI&CO.,(H.K.)LTD.、EMORI(THAILAND)CO.,LTD.、PT.EMORI INDONESIA、EMORI PHILIPPINES,INC.、EMORI VIETNAM CO.,LTD、EMORI USA CORPORATION、株式会社江守ソリューションズ、株式会社ブレイン、株式会社アイティーエス及び株式会社イー・アイ・エルの決算日は12月31日であります。連結財務諸表の作成に当たっては、同決算日現在の財務諸表を使用しております。ただし、1月1日から連結決算日3月31日までの期間に発生した重要な取引については、連結上必要な調整を行っております。2015/06/29 9:03 - #16 連結子会社の数及び主要な連結子会社の名称(連結)
EMORI ASIA HOLDINGS PTE.LTD.
江守商事(中国)貿易有限公司
上海江守染色技術有限公司
2015/06/29 9:03- #17 配当政策(連結)
当社では、株主の皆様への利益還元につきまして、連結配当性向20%を目安とした基本方針を定めておりました。
しかしながら、当連結会計年度において中国子会社で巨額の貸倒引当金繰入額を計上した結果、連結では大幅な債務超過となったほか、中国子会社等に対して出資や債務保証を行っている当社の個別財務諸表上でも出資の評価損や債
務保証損失引当金等を計上した結果、大幅な債務超過となりました。
2015/06/29 9:03- #18 重要な後発事象、連結財務諸表(連結)
(中国事業の縮小について)
当社は、平成27年4月16日開催の取締役会において、当社の中国子会社(江守商事(中国)貿易有限公司、EAH(上海)国際貿易有限公司、江守商事(上海)化工有限公司、上海江守染色技術有限公司及び海南江守置基医薬有限公司の5社のことをいいます。以下同様)の事業を縮小し、既に受注している案件を除き営業活動を休止して債権回収活動に専念することを決議しました。
1.事業縮小の理由
2015/06/29 9:03- #19 金融商品関係、連結財務諸表(連結)
① 信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理
当社グループは、定期的に取引先の財務データや第三者指標に基づき取引先ごとに格付けを付与しております。格付けに応じた与信限度額を設定し、与信限度額内に収まるよう運営することで信用リスクをコントロールしております。また、定期的に回収状況や滞留状況をモニタリングし、必要とされる保全策を講じることによって、意図しない信用リスクの拡大を防ぐ体制としております。なお、中国事業における特定顧客を対象とする売掛金に対しては、国内貿易信用保険契約を締結し信用リスクの更なる極小化を図っております。
デリバティブ取引の利用にあたっては、信用リスクを最小限にするため、取引の相手先を国際的に認知された格付機関による信用度の高い金融機関等に限定しており、契約不履行に係る信用リスクはほとんどないと判断しております。
2015/06/29 9:03- #20 関連当事者情報、連結財務諸表(連結)
前連結会計年度(自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日)
江守商事(中国)貿易有限公司、EAH(上海)国際貿易有限公司、江守商事(上海)化工有限公司及び海南江守置基医薬有限公司(合計)
2015/06/29 9:03